SAP-C02-002 · 理解確認
理解確認:VPC・サブネット・IPアドレス設計
単一選択 14 / 複数選択 7 / 穴埋め 2 · 23問
通常のIPv4サブネット 10.0.0.0/28 には16個のIPv4アドレスがある。
AWSが通常5個を予約するため、リソースへ割り当て可能なのは ______ 個。
答えと解説
答え:11
サブネット容量を見積もる際には予約アドレスを含めて考えます。/28は16アドレスなので、16 - 5 = 11です。
10.0.0.0/24を同じ大きさの/26サブネットへ分割する。
作成できる/26サブネットは ______ 個。
答えと解説
答え:4
CIDRを2ビット追加するため、2² = 4です。
現在50台のEC2を配置するサブネットを設計している。
将来、Auto Scaling、ロードバランサー、コンテナ、その他ENIを使用するサービスの追加が予定されている。
最も適切な判断はどれか。
B. 最大スケール時のIP消費を見積もってサブネットを決める
C. リソース増加時にサブネットCIDRを自動拡張する
D. 全リソースを1つのサブネットへ集約する
答えと解説
答え:B
現在数ではなく、将来のENIやIPアドレス消費まで見積もってサブネットサイズを決めます。
サブネットのルートテーブルに次がある。10.0.0.0/16 → local0.0.0.0/0 → igw-xxxx
このサブネットはどれか。
B. プライベートサブネット
C. 分離サブネット
D. Transit Gateway用サブネット
答えと解説
答え:A
インターネットゲートウェイへのデフォルトルートを持つため、パブリックサブネットです。
EC2はパブリックサブネットにあるが、プライベートIPv4アドレスしか持っていない。
IPv4でインターネットゲートウェイ経由の直接インターネット通信を行わせたい。追加で必要なのはどれか。
B. Transit Gatewayアタッチメント
C. インターフェイスVPCエンドポイント
D. パブリックIPv4またはElastic IP
答えと解説
答え:D
インターネットゲートウェイを使ったIPv4直接通信では、リソース側にパブリックIPv4またはElastic IPが必要です。
サブネットのデフォルトルートはパブリックサブネット上のNAT ゲートウェイを指しており、インターネットゲートウェイへの直接ルートはない。
このサブネットの分類として適切なのはどれか。
B. パブリックサブネット
C. AWS Wavelength用サブネット
D. VPCピアリング用サブネット
答えと解説
答え:A
NAT ゲートウェイ経由でアウトバウンド通信できても、サブネット自身がインターネットゲートウェイへの直接ルートを持たなければプライベートサブネットです。
3つのアベイラビリティーゾーンでウェブ / アプリケーション / データベースの3層構成を作る。
ネットワーク境界を役割ごとに分け、アベイラビリティーゾーン障害にも備えたい。最も適切なのはどれか。
B. 全層を1つのパブリックサブネットへ配置する
C. アベイラビリティーゾーンごとに同じサブネットCIDRを再利用する
D. アベイラビリティーゾーンごと・役割ごとにサブネットを分ける
答えと解説
答え:D
サブネットは1つのアベイラビリティーゾーンに属するため、アベイラビリティーゾーンと役割の両方を考えてセグメントします。
VPCの既存IPv4 CIDRが不足し始めた。
既存CIDRそのものをより大きなプレフィックスへ変更せず、同じVPCへアドレス空間を追加したい。最も適切なのはどれか。
B. 条件を満たすセカンダリCIDRを追加する
C. アベイラビリティーゾーンを追加してCIDRを拡張する
D. ルートテーブルで新しいCIDRを生成する
答えと解説
答え:B
既存CIDRを単純に拡大するのではなく、要件を満たす追加CIDRなどを検討します。
多数のAWSアカウントとオンプレミスネットワークがある。
現在は接続していないVPCもあるが、将来の統合を予定している。新規VPCのCIDR設計として最も適切なのはどれか。
B. VPCごとに最大CIDRを無条件で割り当てる
C. 将来接続するネットワークとの重複を避ける
D. 接続時にAWSが重複CIDRを自動変換すると考える
答えと解説
答え:C
CIDR重複はVPCピアリングやハイブリッド接続など、将来の接続方式を制約します。
50個のAWSアカウントでVPC CIDRの重複が頻発している。
IPアドレス空間を組織的に計画・追跡・管理したい。最も適切なサービスはどれか。
B. Route 53 ResolverによるDNS転送管理
C. Amazon VPC IPAM
D. AWS Direct Connect ゲートウェイによる接続管理
答えと解説
答え:C
Amazon VPC IPアドレスマネージャー(IPAM)はIPアドレス空間の計画、追跡、監視に利用できます。
EC2へAmazon提供のパブリックIPv6アドレスが割り当てられている。
サブネットにはインターネットゲートウェイへのIPv6ルートがない。最も適切な判断はどれか。
B. パブリックIPv6なのでインターネット通信できる
C. IPv6ではルートテーブルを使用しない
D. IPv6アドレスは自動的にプライベートへ変換される
答えと解説
答え:A
パブリックアドレスであることと、インターネットへの到達経路が存在することは別です。
企業はAWS内やオンプレミスとのプライベート通信にIPv6を使用したい。
ただしAWSからそのIPv6範囲をパブリックインターネットへ広告したくない。最も適切な候補はどれか。
B. パブリックIPv6 + Egress-only インターネットゲートウェイ
C. Elastic IPをIPv6へ変換する
D. IPAMを使用したプライベートIPv6
答えと解説
答え:D
現在はIPAM経由でプライベートIPv6を利用できます。プライベートIPv6はAWSからインターネットへ広告されません。
3つのアベイラビリティーゾーン分のサブネットを作成した後もVPC CIDRに未割当領域が残っている。
今後、新しいアプリケーション層やアベイラビリティーゾーン追加の可能性がある。最も適切なのはどれか。
B. 未使用領域をすべて即座にサブネットへ変換する
C. 規則的な未割当アドレス空間を将来用に残す
D. VPC CIDRを現在必要なサイズまで縮小する
答えと解説
答え:C
将来のサブネット追加を予測し、アドレス計画に拡張余地を残します。
Amazon VPCのIPv6 アドレス空間について現行仕様として正しいものを3つ選択してください。
B. IPAM / BYOIP等を含むVPC IPv6 CIDRでは /44〜/60 を4ビット刻みで利用できる
C. IPv6 サブネットは必ず /64 であり他のプレフィックス長は選べない
D. サブネットのIPv6 CIDRは /44〜/64 を4ビット刻みで利用できる
E. AmazonのIPv6 プールからAmazon提供のIPv6 CIDRを要求する代表的な構成では /56 が割り当てられる
答えと解説
答え:B / D / E
VPC / サブネットで利用できるIPv6 プレフィックス長と、Amazon提供のIPv6 CIDRの代表的な/56割り当てを区別します。「すべて/56」「サブネットは必ず/64」のどちらにも固定しません。
Amazon VPCのIPv4 CIDRについて現行仕様として正しいものを4つ選択してください。
B. パブリックにルーティング可能なRFC1918以外のCIDRをVPCへ使用できる場合があるが、それだけでインスタンスがインターネットから直接到達可能になるわけではない
C. 0.0.0.0/8、127.0.0.0/8、169.254.0.0/16、224.0.0.0/4はVPC CIDRとして指定できない
D. 172.17.0.0/16は一部AWSサービスとのアドレス競合を避ける観点から使用を避けることが推奨される
E. プライマリ VPC CIDRには /8 を指定できる
F. パブリックにルーティング可能なCIDRを指定するとAWSがそのプレフィックスをパブリックインターネットへ自動広告する
答えと解説
答え:A / B / C / D
IPv4 VPC CIDRは/16〜/28です。RFC1918以外のパブリックにルーティング可能な CIDRも条件付きで使えますが、VPC CIDRを設定しただけでインターネット接続性が成立するわけではありません。AWSが禁止する範囲や、サービス競合回避のため避ける範囲も確認します。
通常のIPv4 サブネットではネットワークアドレスなど5個のアドレスがAWSによって予約される。ところが企業はBYOIPで自社IPv4 範囲をAWSへ持ち込んでいる。予約アドレスについて最も適切な理解はどれか。
B. BYOIPではサブネット内のアドレスをリソースへ割り当てられない
C. BYOIPでは通常の5個予約に例外があり、「常に5個失う」とは限らない
D. BYOIPを使うとVPCのルートテーブル管理そのものが不要になる
答えと解説
答え:C
通常サブネットでは5 アドレスを予約しますが、BYOIP IPv4 範囲では予約アドレスの扱いに例外があります。容量計算のルールをすべてのアドレス送信元へ無条件に一般化しません。
既存VPCのIPv4 アドレス空間を拡張する場合の動作として正しいものを3つ選択してください。
B. セカンダリ CIDRを関連付けるとVPC ルートテーブルへそのCIDRのlocal ルートが追加される
C. 既存プライマリ CIDRのプレフィックス長を後から自由に変更して拡大できる
D. 追加したセカンダリ CIDRのアドレス空間から新しいサブネットを作成できる
E. セカンダリ CIDRを追加すると既存プライマリ CIDRは削除される
答えと解説
答え:A / B / D
既存CIDR自体を単純にサイズ変更するのではなく、条件を満たすセカンダリ CIDRを追加します。追加したCIDRにはlocal ルートが反映され、そのアドレス空間から新しいサブネットを設計できます。
Amazon VPCとサブネットのIP バージョン構成について正しいものを3つ選択してください。
B. VPCは作成時にIPv4 CIDRを持ち、必要に応じてIPv6 CIDRを追加してデュアルスタックにできる
C. サブネットはIPv4のみ、デュアルスタック、IPv6のみを要件に応じて構成できる
D. デュアルスタック サブネットではIPv4 ルートテーブルを使用できない
E. IPv6のみ サブネットを利用していても、そのVPC自体にはIPv4 CIDRが存在する
答えと解説
答え:B / C / E
VPCはIPv4 CIDRを基礎に作成し、IPv6 CIDRを関連付けてデュアルスタック化できます。サブネットはIPv4のみ、デュアルスタック、IPv6のみを選べますが、IPv6のみ サブネットを含むVPCでもVPC自体のIPv4 CIDRは存在します。
VPC-AとVPC-Bが同じIPv4 CIDRを使用している。アーキテクトは「VPC ピアリングが無理なら両方をTransit Gatewayへ接続すればアドレス変更なしで普通に相互通信できる」と判断した。最も適切な評価はどれか。
B. 正しい。Transit Gatewayへ接続すると重複プレフィックスはECMP対象となり、送信元に応じて自動選択される
C. 誤り。ピアリングは重複CIDRで作成できず、Transit Gatewayも重複アドレスを自動変換しないため、アドレス設計や変換方式を見直す
D. 誤り。ただしセキュリティグループとネットワークACLを調整すれば重複CIDRのルート曖昧性を解消できる
答えと解説
答え:C
重複CIDRは将来の接続性を妨げます。VPC ピアリングは重複CIDRを接続できず、Transit Gatewayも重複アドレスを自動変換するサービスではありません。
Amazon VPC IPアドレスマネージャー(IPAM)の使い方として正しいものを3つ選択してください。
B. IPAMを使うとVPC間の重複CIDRが自動NATされる
C. プールの割り当てルールによりCIDR サイズや利用条件を管理できる
D. リソース CIDRの重複やプールルールへのコンプライアンスを監視できる
E. IPAMはDNS 転送ルールを管理するサービスである
答えと解説
答え:A / C / D
IPAMはアドレス空間の計画・割当・追跡・コンプライアンスを中央管理するためのサービスです。階層プールと割り当てルールで統制できますが、重複CIDRをNATして接続性問題を解消するサービスではありません。
多数のAWSアカウントへ新規VPC CIDRを払い出す。将来のAZ追加やアプリケーション層追加も見込む一方、組織全体のRFC1918 空間は有限である。最も適切なアドレス計画はどれか。
B. アドレス空間を節約するため、現在のリソース数だけが収まる最小CIDRを割り当てて未使用領域を残さない
C. 最大スケール、AZ数、将来レイヤー、組織全体のアドレス計画を踏まえて規則的なCIDRを割り当て、必要な未割当領域を残す
D. アカウント間の独立性を優先し、各アカウントで同じCIDRパターンを再利用して中央アドレス計画を持たない
答えと解説
答え:C
良いCIDR設計は現在だけでなく最大スケールと将来拡張、組織全体の有限アドレス空間を両立します。無条件の巨大CIDRや限界まで小さいCIDRのどちらにも寄せません。
VPCとサブネットの範囲 / IPv4 CIDR サイズについて正しいものを3つ選択してください。
B. 1つのサブネットは1つの可用性ゾーンに属する
C. 1つのサブネットを複数AZへまたがって配置できる
D. VPCは可用性ゾーン 1つだけに属する
E. IPv4 サブネットのCIDR サイズは /16〜/28 の範囲で設計する
答えと解説
答え:A / B / E
VPCはリージョン範囲で、サブネットは1 AZに属します。IPv4 サブネットもVPCと同様に/16〜/28の範囲で設計します。
Amazon VPCのプライベート IPv6について正しいものを3つ選択してください。
B. プライベート IPv6を利用するには必ずElastic IPが必要である
C. Amazon VPC IPAMを利用してプライベート IPv6 アドレス空間を管理できる
D. ULAをプライベート IPv6として利用できる
E. プライベート GUAをプライベート IPv6として利用できる
答えと解説
答え:C / D / E
AWS内やハイブリッドネットワークでIPv6を使いつつAWSからパブリックインターネットへ広告したくない場合、IPAMを用いたプライベート IPv6を評価できます。本文ではULAとプライベート GUAを候補として扱います。