SAP-C02-005 · 理解確認
理解確認:コンテナワークロードのネットワーク設計
単一選択 16 / 複数選択 6 / 穴埋め 1 · 23問
この理解確認の目的
ECS / EKS / FargateのENI・IPアドレス・セキュリティグループ・接続性を、最大タスク / Pod数とネットワーク容量の要件から判断できるか確認します。
Amazon ECSでAWS Fargateを使用する。タスクネットワークとして必要なネットワークモードはどれか。
B. none(ネットワークなし)
C. host(ホスト共有)
D. awsvpc(VPC統合)
答えと解説
答え:D
ECS Fargateではawsvpcが必要です。
ECS Fargateで1つのタスク内に4つのコンテナを実行している。このタスクに関連付けられるタスクENIは ______ 個。
答えと解説
答え:1
ENIの単位はコンテナではなくタスクです。
同じECS クラスターでウェブ用タスクとバッチ用タスクを実行している。両者のネットワークアクセスを分離したい。awsvpcを使用する場合、最も適切なのはどれか。
B. コンテナごとにVPCを分ける
C. サービスごとにインターネットゲートウェイを作る
D. タスクごとにセキュリティグループを分ける
答えと解説
答え:D
awsvpcではタスクENIへセキュリティグループを関連付けられます。
ECS Fargate サービスを100 タスクから800 タスクまで拡張する予定である。コンピューティングリソースには余裕がある。最初に確認すべきネットワークキャパシティはどれか。
B. VPC フローログの保存期間
C. セキュリティグループの名称
D. Amazon Route 53のTTL
答えと解説
答え:A
タスクの増加に伴いタスクENIとIPアドレスが増えるためです。
EC2上のECSでawsvpcを利用している。サブネットのIPには余裕があるが、EC2のCPUとメモリが余っているにもかかわらずタスクを追加配置できない。最も適切な確認対象はどれか。
B. EC2側のENI容量
C. NAT ゲートウェイのElastic IP
D. ALBのアイドルタイムアウト
答えと解説
答え:B
awsvpc タスクではEC2側のENI密度もタスク数の制約になります。
EC2上のAmazon ECSでawsvpc ネットワークモードを利用している。サブネットのIPアドレスには余裕があり、対応するEC2インスタンスを使用しているが、インスタンス当たりのENI上限によってタスク密度が制限されている。ノード当たりのawsvpc タスク密度を高めたい。最も適切なのはどれか。
hostへ変更するB. パブリック IPを全タスクへ付ける
C. サブネットをパブリックへ変更する
D.
awsvpcTrunkingを使用する答えと解説
答え:D
awsvpcTrunkingはEC2 コンテナインスタンス側のENI密度を改善します。ただしサブネットのIP容量は別問題です。
ECS Fargate タスクのインターネットアウトバウンド通信について正しいものを3つ選択してください。
B. プライベートサブネットのタスクはインターネットゲートウェイへ直接ルートするだけでIPv4 インターネット通信できる
C. パブリックサブネットでもタスクENIへパブリック IPを割り当てなければ、インターネットゲートウェイを直接利用するIPv4 インターネット通信はできない
D. Fargate タスクではbridge ネットワークモードを使用してホストのパブリック IPを共有する
E. プライベートサブネットからNAT ゲートウェイを経由してインターネットアウトバウンド通信できる
答えと解説
答え:A / C / E
Fargateはawsvpc ネットワークモードを使用します。パブリックサブネットではタスクENIへパブリック IPを割り当ててIGWへ到達させる方式、プライベートサブネットではNAT ゲートウェイを経由する方式が代表的です。パブリックサブネットに置くだけではタスクENIにパブリック IPv4がなければIGWを直接利用できません。
プライベートサブネット上のECS Fargate タスクはAmazon ECRとAmazon CloudWatch Logsだけへアクセスする。パブリックインターネットへの経路は極力持たせたくない。最も適切なのはどれか。
B. パブリックサブネットへ移動する
C. 必要なVPCエンドポイントを使用する
D. インターネットゲートウェイへ直接接続する
答えと解説
答え:C
必要なAWSサービスがVPCエンドポイントに対応していれば、インターネット経由を避けられます。
awsvpcを利用するECS タスクをApplication Load BalancerからタスクENIへ直接転送したい。対象タイプとして適切なのはどれか。
B. Lambda
C. ゲートウェイ
D. IP
答えと解説
答え:D
タスクのIPアドレスを対象として登録します。
Amazon EKSで標準的なAmazon VPC CNIを使用している。Pod数が増加した場合のネットワーク設計として正しいものはどれか。
B. PodによるVPC IP消費を考慮する
C. PodはIPを消費しないと考える
D. Pod数はサブネットキャパシティと無関係と考える
答えと解説
答え:B
VPC CNIではPodがVPCのIPアドレスを利用するためです。
EKS ノードのコンピューティングリソースには余裕があり、サブネットにも十分な空きIPがある。しかしノード当たりのPod数がENI / IPスロットによって制限されている。最も適切な対策はどれか。
B. NAT ゲートウェイ追加
C. プレフィックス委任
D. Transit Gateway追加
答えと解説
答え:C
プレフィックス委任はノード当たりのPod密度を高める用途に適しています。
Amazon EKSでプレフィックス委任を有効化し、ノード当たりのPod密度は改善した。しかしPod増加時に新しいプレフィックスを確保できず、ノードのCPU・メモリには余裕がある一方、Pod用サブネットの未使用IPv4アドレスがほぼ残っていない。次に優先して見直すべきものはどれか。
B. プレフィックス委任の設定だけを変更し、サブネットの空きIPv4数は考慮しない
C. ワーカーノードのCPUとメモリを増やし、IPv4アドレス不足を解消する
D. セキュリティグループ数を減らし、同じサブネットから追加プレフィックスを生成する
答えと解説
答え:A
プレフィックス委任はノード当たりのPod密度を高められますが、Pod IPは引き続きVPCサブネットのアドレス空間を消費します。ノード側に余力があってもサブネットIPv4が不足している場合は、サブネット側のアドレス容量を別の制約として見直します。
EKSで現在使用しているノードサブネットとは別のサブネットもPod IP割り当てに利用したい。ただし、Podごとの特殊なサブネット / セキュリティグループ制御は必要ない。最も適切な候補はどれか。
B. 拡張サブネット検出
C. Security Groups for Pods
D. Transit Gateway
答えと解説
答え:B
追加サブネットをPod IP用として利用する目的なら拡張サブネット検出が適しています。
EKSでPodをノードとは別のアドレス空間に配置し、Pod用サブネットとセキュリティグループも明示的に指定したい。最も適切なのはどれか。
B. プレフィックス委任のみ
C. カスタムネットワーク
D. Route 53 Resolver
答えと解説
答え:C
カスタムネットワークではENIConfigを利用し、Pod用サブネットやセキュリティグループを明示できます。
EKS Fargateについて正しいものを3つ選択してください。
B. Podごとに独立したENIを持つ
C. PodはVPC ネットワークを使用しない
D. Fargate Podはプライベートサブネットで実行する
E. ロードバランサーではIP 対象を利用する
答えと解説
答え:B / D / E
EKS FargateではPodごとにネットワーク境界を持ち、プライベートサブネットで実行し、ロードバランサーではIP 対象を利用します。
EKSでPod数が急増したところ、ノードにはコンピューティング余力があるがPodを追加できなくなった。調査するとノード当たりのIPスロットとサブネットの空きIPの両方が少ない。最も適切な判断はどれか。
B. プレフィックス委任でノード当たりのPod用IP割り当てを改善し、サブネットの空きIP不足は現状のままとする
C. Pod用サブネットのCIDRを拡張し、ノード当たりのIP割り当て上限は現状のままとする
D. ノード数を増やしてPodを分散し、サブネットの空きIPが少ない状態のままスケールアウトする
答えと解説
答え:A
ノード側の密度不足とサブネット側のIP不足は別の制約として切り分けます。
Amazon EKS上でフロントエンド Podとバックエンド Podを同じワーカーノード上に実行している。要件は、バックエンド PodだけがAmazon RDSへ接続可能、フロントエンド PodにはRDSへのネットワークアクセスを許可しない、Pod単位でAmazon EC2 セキュリティグループを利用したい、である。
最も適切な候補はどれか。
B. プレフィックス委任を有効にしてPodへより多くのIPアドレスを割り当て、RDSへのアクセス可否もプレフィックス単位で分離する
C. 拡張サブネット検出でフロントエンド用サブネットとバックエンド用サブネットを自動選択し、Pod単位のセキュリティグループは使用しない
D. Security Groups for Podsを使用し、バックエンド PodへRDS接続用セキュリティグループを関連付けてPod単位でアクセスを分離する
答えと解説
答え:D
Security Groups for Podsを利用すると、選択したPodへEC2 セキュリティグループを適用できます。ノード単位ではなくPod単位でネットワークアクセスを分離したい要件に対応します。
Amazon EKS クラスターでは現在500 Podしか稼働していないが、サブネットで想定以上のIPv4 アドレスが使用されている。Amazon VPC CNIの標準的なネットワークを使用している。
原因として確認すべきものはどれか。
B. KubernetesサービスごとにIPv4アドレスが16個予約される
C. VPC CNIのウォームプールがENIやIPアドレスを事前確保している可能性を確認する
D. プレフィックス委任を使えばサブネットIPを一切消費しなくなる
答えと解説
答え:C
Amazon VPC CNIはウォーム ENI、ウォーム IP、ウォームプレフィックスなどを保持できます。事前確保されたリソースもVPC CIDRのアドレスを消費するため、実行中Pod数だけでサブネット容量を見積もりません。
ECSの1つのawsvpc タスク内でアプリケーションコンテナとサイドカーコンテナが動作している。両コンテナ間を同じタスク内部だけで通信させたい。最も適切な理解はどれか。
B. 同じawsvpc タスク内のコンテナはタスクのネットワーク名前空間を共有するため、localhostで相互通信できる
C. 同一タスク内のコンテナ間通信でも必ずパブリック IPを経由し、インターネットゲートウェイを通して相互接続する
D. 同一タスク内のコンテナ間通信はTransit Gatewayでルートし、タスクENI同士をVPCレベルで接続する
答えと解説
答え:B
awsvpcではタスク単位でENI / ネットワーク名前空間を持ち、同じタスク内のコンテナはlocalhostで相互通信できます。
ECS awsVpcConfigurationの現在の仕様として正しいものを3つ選択してください。
B. セキュリティグループは最大5個指定できる
C. サブネットは最大2個に固定される
D. 指定するサブネットとセキュリティグループは同じVPCに属する必要がある
E. セキュリティグループは最大50個指定できる
答えと解説
答え:A / B / D
awsVpcConfigurationではサブネットを最大16、セキュリティグループを最大5指定できます。また、指定するサブネットとセキュリティグループは同一VPC内で構成します。
Amazon EKSのプレフィックス委任について正しいものを4つ選択してください。
B. IPv4ではENIスロットへ /28 プレフィックスを割り当てられる
C. IPv6ではENIスロットへ /80 プレフィックスを割り当てる方式を利用できる
D. ノード当たりのPod密度を高める目的で利用できる
E. サブネットから連続したプレフィックスを確保するため、アドレス空間の空きや断片化も確認する
F. プレフィックス委任を有効化すればサブネット CIDRは不要になる
答えと解説
答え:B / C / D / E
プレフィックス委任はENIスロットを効率利用してPod密度を高めます。IPv4は/28、IPv6は/80を使い、サブネット内の連続アドレス空間を消費するため、サブネット容量そのものを増やす機能ではありません。
Amazon EKS カスタムネットワークについて正しいものを3つ選択してください。
B. ENIConfigを使ってAZごとのPod用サブネットやセキュリティグループを明示的に指定できる
C. ノード用アドレス空間とPod用アドレス空間を分離し、Podを別サブネットから割り当てる設計に利用できる
D. 拡張サブネット検出がENIConfigを自動生成するため、カスタムネットワークと常に同一の動作になる
E. プライマリ ENIを通常Pod IPへ使わない構成では、ノード当たりPod上限や設定管理のトレードオフが生じる場合がある
答えと解説
答え:B / C / E
カスタムネットワークはPod用サブネット / セキュリティグループをENIConfigで明示し、ノードとPodのアドレス空間を分離できます。一方、最大Pod数や設定管理のトレードオフもあるため、IP不足なら無条件に選ぶ機能ではありません。
Amazon EKS ワークロードをロードバランサーへ登録する対象モードについて正しいものを3つ選択してください。
B. Fargate Podはインスタンス ID 対象だけを利用する
C. EC2 ノード上のEKS ワークロードでは構成によりインスタンス対象またはIP 対象を利用できる
D. IP 対象ではロードバランサーからPod IPへ直接転送でき、NodePort等の追加ホップを減らせる
E. 対象タイプはサブネットのCIDR サイズだけで自動決定される
答えと解説
答え:A / C / D
EKS FargateはPod IPを対象にします。EC2 ノード上のワークロードではインスタンス / IP 対象を選べ、IP 対象はPodへ直接ルーティングするため追加ホップを減らせます。