SAP-C02-011 · 理解確認
理解確認:ネットワークトラフィックの可視化とトラブルシューティング
単一選択 13 / 複数選択 1 / 穴埋め 0 · 14問
この理解確認の目的
設定上の到達性、実トラフィック、ルート / セキュリティグループ / ネットワークACL、DNS、観測手段の選択を確認します。
新しいVPC間接続を本番投入する前に、EC2-AからEC2-BのTCP 443へ現在のネットワーク設定上到達可能か確認したい。
B. Route 53 Resolver クエリログ
C. Reachability Analyzer
D. VPC トラフィックミラーリング
答えと解説
答え:C
Reachability Analyzerは現在のネットワーク設定を分析して到達性を検証します。
前日の障害時間帯に、クライアントからサーバーへのTCP 443通信が実際に観測され、許可または拒否されていたか確認したい。
B. Network Access Analyzer
C. VPCフローログ
D. ルートテーブル
答えと解説
答え:C
過去に観測されたIPフローを見る用途ではVPCフローログを使用します。
Reachability Analyzerでは宛先への経路が到達可能になっているが、HTTPS接続は失敗する。次に確認すべき領域として最も適切なのはどれか。
B. ネットワークACLへ許可を追加する
C. ルートテーブルへ宛先ルートを追加する
D. アプリケーションのリスナーやプロセスを確認する
答えと解説
答え:D
到達可能はネットワーク設定上の到達可能性を意味し、アプリケーションが正常に応答することまでは保証しません。
VPCフローログに 10.0.1.10 → 10.0.2.20:443 ACCEPT が記録されている。この記録から判断できるものはどれか。
B. IAMによるAPI認可に成功した
C. DNS名前解決が成功した
D. 対象IPフローがネットワーク側で許可された
答えと解説
答え:D
ACCEPTは対象フローがネットワーク制御上許可されたことを示します。
正しい宛先CIDRへのルートは作成済みだが、特定サブネットのEC2だけ宛先へ通信できない。そのサブネットには別のルートテーブルが関連付けられている。最初に確認すべきものはどれか。
B. メインルートテーブルを確認する
C. TGW ルートテーブルだけを確認する
D. セキュリティグループを別サブネットと同じにする
答えと解説
答え:A
正しいルートを別のルートテーブルに作っても、対象サブネットがそのルートテーブルを使用していなければ適用されません。
EC2のセキュリティグループでHTTPSのインバウンド通信を許可している。クライアントからの要求は到達し、サーバーは同じ接続への応答を返す。セキュリティグループの性質として、この戻り通信を理解する最も適切な説明はどれか。
B. セキュリティグループはステートレスなので、戻り通信のエフェメラルポートを必ず個別の拒否ルールより前に追加する
C. セキュリティグループはサブネット単位で適用されるため、EC2ごとの通信状態は追跡しない
D. セキュリティグループは許可ルールより番号の小さい拒否ルールを先に評価する
答えと解説
答え:A
セキュリティグループはステートフルです。許可された接続への戻りトラフィックは接続状態に基づいて許可されます。ステートレスなネットワークACLとは戻り通信の扱いが異なります。
ネットワークACLに 100 DENY 10.0.0.0/8、200 ALLOW 10.0.1.0/24 の順でルールがある。10.0.1.10からのトラフィックはどう評価されるか。
B. より具体的なCIDRなのでALLOW
C. ルール 100でDENY
D. セキュリティグループの結果だけで決まる
答えと解説
答え:C
ネットワークACLは小さいルール番号から評価し、最初に一致したルールが適用されます。
EC2からAmazon提供DNSへの名前解決障害を調査している。VPCフローログにはDNS トラフィックが記録されていない。最も適切な調査手段はどれか。
B. Network Access Analyzer
C. Reachability Analyzerだけ
D. VPCフローログのACCEPTだけ
答えと解説
答え:A
Amazon提供DNSへの一部トラフィックはVPC フローログの対象外です。DNS クエリの確認にはResolverクエリログを利用します。
セキュリティ要件として「インターネットゲートウェイからプライベート DBへ到達できる潜在的なネットワーク経路が存在してはいけない」と定義されている。多数のリソースをまとめて検証したい。
B. VPCフローログで実際に発生したトラフィックを確認する
C. ResolverクエリログでDNS問い合わせの履歴を確認する
D. Network Access Analyzer
答えと解説
答え:D
Network Access Analyzerは定義したネットワークアクセス範囲に一致する潜在的な経路を検出する用途に適しています。
IDSアプライアンスへENIのトラフィックをコピーし、パケット内容まで詳細に分析したい。最も適切なのはどれか。
B. VPCフローログ
C. Reachability Analyzer
D. Resolver クエリログ記録
答えと解説
答え:A
トラフィックミラーリングはENI トラフィックのコピーを監視対象へ送信します。
オンプレミス → VPN → Transit Gateway → VPCへの往路ルートは正常だが、AWS側からオンプレミスへのルートが存在しない。最も適切な判断はどれか。
B. AWS側からオンプレミスへのルートを追加する
C. セキュリティグループの戻り通信を明示許可する
D. Transit Gatewayを別AZへ追加する
答えと解説
答え:B
通信成立には往路だけでなく復路も必要です。
次の3要件に対応するツールを3つ選択してください。
- 本番投入前に設定上の到達性を検証したい
- 障害時間帯に実際のIPフローが拒否されたか確認したい
- VPC内のDNS クエリを確認したい
B. Reachability Analyzer
C. VPCフローログ
D. AWS Config
E. Resolverクエリログ
答えと解説
答え:B / C / E
設定上の到達性はReachability Analyzer、実トラフィックはVPCフローログ、DNSはResolverクエリログと観測対象を分けます。
本番VPC間に新しい通信経路を追加する前に、実パケットを流さず、現在のルート・セキュリティグループ・ネットワークACL・Transit Gatewayの標準ルートテーブル設定から到達可否を事前確認したい。Reachability Analyzerを採用する理由として最も適切なのはどれか。
B. Reachability Analyzerは現在のAWS ネットワーク設定をモデル分析して到達性を判定し、実パケットは送信しない
C. Reachability Analyzerは過去のIP フローを継続保存してACCEPT/REJECTトラフィックを後から検索するログサービスである
D. Reachability AnalyzerはDNS クエリと対応を記録し、Resolverが返した名前解決結果からネットワーク経路を判定する
答えと解説
答え:B
Reachability Analyzerはルート、セキュリティグループ、ネットワークACL、Transit Gatewayなどの設定モデルを分析します。実パケットを送信した結果を観測するツールではありません。なお、Transit Gatewayポリシーテーブル(PBR)の分析には対応していないため、PBRを使う経路ではポリシーテーブルの設定と実トラフィックを別途確認します。
VPC フローログで対象通信がREJECTになっている。最も適切な判断はどれか。
B. REJECTだけでネットワークACLが原因と断定する
C. REJECTはネットワーク制御による拒否を示すが、阻害箇所は別途切り分ける
D. REJECTはアプリケーションがHTTP 500を返したことを示す
答えと解説
答え:C
フローログのREJECTはネットワーク制御で拒否された根拠ですが、セキュリティグループやネットワークACLなど具体的な阻害箇所は設定分析と組み合わせて絞り込みます。