SAP-C02-012 · 理解確認
理解確認:ネットワーク要件から接続アーキテクチャを選択する
単一選択 9 / 複数選択 2 / 穴埋め 0 · 11問
この理解確認の目的
セクション01の統合判断として、マルチVPC / マルチリージョン / ハイブリッド / レイテンシー / 帯域幅 / 冗長性 / コスト / 最小限変更からアーキテクチャを選択できるか確認します。
60個のVPCについて、中央ルーティング、本番 / 開発の分離、オンプレミス接続の集約、将来のVPC追加が必要である。最も適切な中心アーキテクチャはどれか。
B. VPC ピアリング
C. AWS PrivateLink
D. インターフェイスエンドポイント
答えと解説
答え:A
多数VPC、推移的ルーティング、中央管理という要件からTransit Gatewayが有力です。
企業は20個の業務VPCをTransit Gatewayで相互接続している。新たに買収した別アカウントのVPCは既存VPCとCIDRが重複しているが、そのVPCから必要なのは1つの内部APIへのプライベートアクセスだけで、他のVPCへのルーティングは許可しない。最も適切な設計はどれか。
B. 既存20 VPCの広域接続はTransit Gatewayを維持し、買収先には必要な内部APIだけをAWS PrivateLinkで公開する
C. 既存20 VPCをすべてVPC ピアリングへ変更し、買収先VPCも同じフルメッシュへ参加させる
D. 買収先VPCとのCIDR重複を回避するため、内部APIをパブリックインターネットへ公開する
答えと解説
答え:B
既存VPC群のネットワーク間接続にはTransit Gatewayを維持しつつ、CIDRが重複する買収先にはサービス単位で必要なAPIだけをPrivateLinkで公開します。ネットワーク全体の接続とサービス単位の接続を同じ方式へ統一する必要はありません。
東京とシドニーの両リージョンで、多数VPCがそれぞれTransit Gatewayへ集約されている。リージョン間にも通信が必要である。最も適切な設計はどれか。
B. パブリックインターネットを経由させる
C. インターフェイスエンドポイントをVPCごとに作成する
D. 2つのTransit Gatewayをピアリングする
答えと解説
答え:D
リージョンごとのネットワークハブをTransit Gateway ピアリングで接続します。ピアリングアタッチメント向けルートは固定です。
東京のユーザーが米国リージョンの対話型アプリケーションを利用しており、ネットワーク 往復通信 レイテンシーが大きい。アプリケーションを東京リージョンでも稼働できる。最も先に評価すべきものはどれか。
B. ワークロードを東京リージョンへ配置する
C. Amazon CloudFrontで全リクエストをキャッシュする
D. AWS Direct Connectで東京から米国リージョンへ接続する
答えと解説
答え:B
レイテンシー要件では回線方式だけでなく、まず物理距離とワークロード配置を評価します。
ネットワークトラフィックは通常300 Mbpsだが、業務終了時に4 Gbps近くまで増える。接続方式を設計するとき最も適切なのはどれか。
B. 最小トラフィックを基準に接続を選択する
C. ピークトラフィックも含めて必要帯域幅を評価する
D. 帯域幅要件はルーティング後に決める
答えと解説
答え:C
キャパシティ設計では平均値だけでなくピークトラフィックを含めて要件を判断します。
現在6個のVPCがあり、通信は固定された少数のVPCペア間だけでよい。推移的ルーティング、共有サービスの中央接続、オンプレミス接続の集約は不要で、VPC数が大きく増える予定もない。最も単純な接続方式として最初に評価すべきものはどれか。
B. 集中ハブ要件がない場合でもTransit Gatewayを必須とする
C. AWS PrivateLinkだけで双方向の一般ルーティングをすべて置き換える
D. VPCごとにSite-to-Site VPNを作成してAWS内部のVPC間通信に利用する
答えと解説
答え:A
少数の固定VPC間で、推移的ルーティングや中央集約、継続的な大規模拡張が不要なら、必要なペア間のVPCピアリングは単純な候補です。Transit Gatewayは集中管理や拡張性が必要な場合に比較します。
企業は既に オンプレミス → Direct Connect → Transit Gateway → 40 VPC を利用している。追加要件として「DX障害時のバックアップ接続を短期間で追加したい」が発生した。最も適切な方針はどれか。
B. 40 VPCをすべてVPC ピアリングへ移行する
C. Direct Connectを廃止してPrivateLinkへ変更する
D. 各VPCへ個別Direct Connectを追加する
答えと解説
答え:A
既存アーキテクチャを再利用し、必要な要件だけを追加することで変更量と運用負荷を抑えられます。
企業環境には、2 リージョン、各リージョンに多数VPC、リージョンごとの中央ルーティング、オンプレミスとの長期・高帯域接続、Direct Connect障害時も通信継続という要件がある。最も適切な基本構成はどれか。
B. 1つのリージョンだけにTGW + VPN + VPC ピアリング
C. リージョンごとのTGW + TGW ピアリング + DX + 独立VPN バックアップ
D. リージョンごとのPrivateLink + インターネットVPN + NAT ゲートウェイ
答えと解説
答え:C
多数VPCはTGW、マルチリージョンハブはTGW ピアリング、長期・高帯域ハイブリッドはDirect Connect、DX障害時の継続には独立VPN バックアップという要件を組み合わせます。
企業は オンプレミス → Direct Connect → Transit Gateway → 複数VPC という基本接続性を決定した。追加要件は、オンプレミスからプライベートホストゾーンの名前を解決したい、プライベートサブネットからAWSサービスへパブリックインターネットを経由せずアクセスしたい、通信障害時にネットワーク経路と実トラフィックを調査できるようにしたい、である。
追加で評価すべき設計を3つ選択してください。
B. Direct ConnectをVPC ピアリングへ変更する
C. VPCエンドポイント / AWS PrivateLinkによるプライベートサービスアクセス
D. Reachability AnalyzerやVPC フローログによる可視性 / トラブルシューティング
E. Transit Gatewayを削除してすべてパブリックインターネット経由にする
答えと解説
答え:A / C / D
接続性方式が決まっても、名前解決、AWSサービスへのプライベートアクセス、障害解析の可視性は別要件です。接続方式だけでネットワークアーキテクチャ全体が完成したとは判断しません。
20個のアプリケーション VPCが同じAWSサービス用インターフェイスエンドポイントを必要としている。各VPCへエンドポイントを分散配置する案はコストが高い一方、中央ネットワーク VPCへ集約する案はコストを抑えやすいがポリシー変更や障害の影響範囲が大きくなる。ビジネス要件は「コスト増加を受け入れても、1つのネットワーク変更が複数アプリケーションへ同時影響する範囲を最小化すること」である。最も適切な判断はどれか。
B. 中央集約はリソース数が少ないため常に優れている
C. コスト増加を受け入れても、要件を満たす分散配置を評価する
D. インターフェイスエンドポイントを廃止してパブリックインターネット経由へ変更する
答えと解説
答え:C
アーキテクチャ選択では技術的実現性だけでなくコスト、運用負荷、影響範囲を要件として比較します。最安構成が最適構成とは限りません。
ネットワーク帯域幅要件を設計するとき、平均トラフィックだけではなく直接評価すべきものを3つ選択してください。
B. ピークが継続する継続時間
C. ルートテーブルの名前
D. VPCの表示名
E. 将来のトラフィック成長
答えと解説
答え:A / B / E
接続方式やキャパシティは平均だけでなくピーク、継続時間、将来成長を含めて評価します。短時間バーストと長時間継続するトラフィックでは必要設計が異なる場合があります。