SAP-C02-015 · 理解確認
理解確認:IAM Identity Centerとフェデレーション
単一選択 12 / 複数選択 2 / 穴埋め 0 · 14問
この理解確認の目的
外部アイデンティティからフェデレーションし、AWSアカウントごとの認可をアクセス許可セットで定義し、一時的な認証情報へつなげる設計を判断できるか確認します。
Microsoft Entra IDで2,000人の社員を管理している。AWS Organizationsには50個のAWSアカウントがあり、社員用IAMユーザーを各アカウントへ作成せず、アクセスを中央管理したい。最も適切な基本設計はどれか。
B. AWS IAM Identity Centerの内部IDソースへ社員を別途登録し、Entra IDとは独立したディレクトリを維持する
C. 外部IdPとしてEntra IDをAWS IAM Identity Centerへ接続する
D. Amazon CognitoをEntra IDとフェデレーションし、社員のAWS 管理コンソールアクセスを管理する
答えと解説
答え:C
既存企業アイデンティティと多数AWSアカウントを持つ従業員アクセスでは、外部IdPとAWS IAM Identity Centerによる中央管理を評価します。
外部IdPとAWS IAM Identity Centerを連携するとき、SAML 2.0の主な役割はどれか。
B. 外部IdPのユーザー / グループをAWS IAM Identity Centerへプロビジョニングする
C. AWSアカウント内のアクセスレベルを定義する
D. AWSアカウントセッションの有効期限を決める
答えと解説
答え:A
SAML 2.0は認証 / フェデレーション側を担当します。AWS側の認可は別に設計します。
社員は外部IdPで正常に認証でき、AWS IAM Identity Centerにもサインインできる。しかし対象の本番アカウントへアクセスできない。本番アカウントへの割り当てが存在しない。最も適切な判断はどれか。
B. 本番アカウント用としてユーザーをSCIMで再プロビジョニングする
C. 権限セットをSAMLアサーションの属性として追加する
D. 対象アカウントと権限セットの割り当てが必要
答えと解説
答え:D
認証が成功していても、どのAWSアカウントへどの権限を付与するかという認可設定がなければアカウントアクセスはできません。
AWS IAM Identity Centerのアクセス許可セット(権限セット)の説明として最も適切なのはどれか。
B. SAMLアサーションを発行するアイデンティティ提供側
C. 永続的なアクセスキーを一元保管するもの
D. AWSアカウント内で与えるアクセスレベルを定義するもの
答えと解説
答え:D
権限セットはAWSアカウント内でユーザーやグループに与えるアクセスレベルを定義します。
ある権限セットを開発アカウントへ割り当てた。AWS IAM Identity Centerが対象アカウントで行う処理として最も適切なのはどれか。
B. 権限セットをSAMLアサーションへ埋め込み、AWSアカウント側にはロールを作成しない
C. 権限セットに対応するIAMロールを作成・管理する
D. 外部IdPのグループへIAM ポリシーを直接アタッチする
答えと解説
答え:C
権限セットをAWSアカウントへ割り当てすると、AWS IAM Identity Centerが対応するIAMロールを対象アカウントへプロビジョニングし管理します。
開発者がAWS CLIを利用する。社員へ長期アクセスキーを配布せず、企業アイデンティティを利用したい。最も適切な設計はどれか。
B. 共有サービス IAMユーザーのアクセスキーをSecrets Managerから取得してCLI プロファイルへ設定する
C. AWSアクセスポータルで表示した一時的な認証情報を毎回手作業でCLI プロファイルへコピーする
D. AWS IAM Identity Centerで認証し一時的な認証情報を利用する
答えと解説
答え:D
人 CLI アクセスでもAWS IAM Identity Centerセッションを利用し、長期アクセスキーを標準配布しない設計にします。
開発者グループについて、開発アカウントでは変更操作を許可し、本番アカウントでは読み取り専用にしたい。最も適切なのはどれか。
B. アカウントごとに異なる権限セットを開発者へ割り当てる
C. 本番アカウントだけIAMユーザーへ変更する
D. 外部IdP側でAWS API 権限を直接設定する
答えと解説
答え:B
割り当てはユーザー / グループ、AWSアカウント、権限セットの組み合わせなので、同じグループでもアカウントごとに異なるアクセスレベルを設定できます。
80個のAWSアカウントへの社員アクセスを中央管理し、共通の権限セットを複数アカウントへ展開したい。基本設計として最も適切なのはどれか。
B. 管理アカウントのアカウントインスタンスから権限セットをOrganizations全体へ配布する
C. 各メンバーアカウントへアカウントインスタンスを作成し、同一権限セットを同期する
D. 各AWSアカウントへ外部IdPとの直接 SAML フェデレーションとIAMロールを個別構成する
答えと解説
答え:A
複数AWSアカウントへの権限セットベースの従業員アクセスには組織インスタンスを利用します。アカウントインスタンスはAWSアカウントアクセス用権限セットをサポートしません。
外部IdPとAWS IAM Identity Centerを使用したエンタープライズ従業員アクセスについて正しいものを3つ選択してください。
B. SAML 2.0だけで外部IdPの全ユーザー / グループが自動同期される
C. 権限セットはAWSアカウント内のアクセスレベルを定義する
D. 人アクセスでは長期アクセスキーを標準として利用する
E. AWSアカウントアクセスでは一時的な認証情報を利用できる
答えと解説
答え:A / C / E
認証 / フェデレーション、AWS 認可、認証情報の有効期間を別々の責任として判断します。
AWS IAM Identity Centerの権限セットについて正しいものを3つ選択してください。
B. AWSアカウントアクセスで使用する権限ポリシーやセッション継続時間などを定義できる
C. 権限セットは外部IdPからユーザー / グループをプロビジョニングする仕組みそのものである
D. 1つの権限セットを複数AWSアカウントへプロビジョニングできる
E. 割り当てに応じて対象アカウントへ対応するIAMロールが作成される
答えと解説
答え:B / D / E
権限セットはAWSアカウントアクセス用のポリシーやセッション継続時間などを定義し、複数アカウントへプロビジョニングできます。割り当てに応じて対象アカウントには対応するIAMロールが作成・管理されます。
AWS IAM Identity Centerで、既存外部IdPとアイデンティティセンターディレクトリを同時に2つのIDソースとして使い分けたい。現行仕様として最も適切な判断はどれか。
B. 1つの組織インスタンスでは1つのIDソースを選択する
C. 権限セットごとにIDソースを個別指定する
D. AWSアカウントごとに異なるIDソースを同一インスタンスへ設定する
答えと解説
答え:B
AWS IAM Identity Centerでは組織ごとにIDソースは1つです。既存の企業IdPを使うか、アクティブディレクトリ、アイデンティティセンターディレクトリなどから選択します。
Microsoft Entra IDを外部IdPとしてAWS IAM Identity Centerへ接続している。ユーザー/グループの作成・更新・削除をAWS IAM Identity Centerへ自動プロビジョニングしたい。SAML 2.0だけでは不足している。最も適切なのはどれか。
B. 権限セットセッションを12時間にする
C. AssumeRoleWithSAMLだけを追加する
D. AWS RAMでユーザー/グループを共有する
答えと解説
答え:A
SAML 2.0は認証/フェデレーションを担当し、SCIMはユーザー/グループプロビジョニングと同期を担当します。
AWS IAM Identity Centerの権限セットについて、AWSアカウントセッションの有効期限を設定したい。現行仕様として正しいものはどれか。
B. デフォルトは1時間で、1時間から12時間の範囲で設定できる
C. デフォルトは12時間で、最大24時間まで設定できる
D. セッション継続時間はSAMLアサーション側だけで決まり権限セットでは設定できない
答えと解説
答え:B
権限セットのセッション継続時間はデフォルト 1時間で、1時間から12時間の範囲で設定できます。
企業は外部IdPを使っている。AWSアカウントは2個だけで、既存の直接 SAML フェデレーション + IAMロール構成が安定稼働している。一方、別企業は80 アカウント・数千ユーザーを持ち、権限を中央管理したい。最も適切な判断はどれか。
B. 直接 SAML フェデレーションも利用できるが、多数ユーザー・多数アカウントを中央管理する要件ではAWS IAM Identity Centerを中心に評価する
C. 多数アカウントでも直接 SAML フェデレーションの方が常に運用負荷が低く、権限セットのような中央管理は不要である
D. AWS IAM Identity Centerは長期アクセスキーだけを発行するため、一時的な認証情報が必要なら直接 SAMLだけを選ぶ
答えと解説
答え:B
IAMへSAML IdPを登録しAssumeRoleWithSAMLを使う直接フェデレーションも可能です。ただし、多数の従業員ユーザーとAWSアカウントを中央管理する場合はAWS IAM Identity Centerが有力です。