SAP-C02-021 · 理解確認
理解確認:マルチアカウントのセキュリティ監視を一元化する
単一選択 11 / 複数選択 3 / 穴埋め 0 · 14問
この理解確認の目的
マルチアカウント環境で、委任管理者、監査 / セキュリティツール群、集中型検出結果 / ログ記録、イベント通知、Firewall Managerを適切に組み合わせられるか確認します。
AWS Organizations配下に120個のAWSアカウントがある。セキュリティチームはGuardDutyやAmazon Inspectorなどのセキュリティサービスを専用アカウントから管理し、Organizations管理アカウントの日常利用を減らしたい。最も適切なのはどれか。
B. セキュリティツール群アカウントを対象サービスの委任管理者にする
C. すべてのセキュリティサービスをOrganizations管理アカウントだけで運用する
D. 各アカウント管理者が独立してセキュリティサービスを管理する
答えと解説
答え:B
セキュリティサービスの日常管理をメンバーアカウントへ委任し、Organizations管理アカウントとセキュリティ運用を分離します。
セキュリティ OUに監査アカウントとログアーカイブアカウントを設ける。最も適切な責任分離はどれか。
B. 監査アカウントで生ログだけを保管し、ログアーカイブアカウントで検出結果を監視する
C. 監査アカウントでアプリケーションを実行し、ログアーカイブアカウントでセキュリティサービスを管理する
D. 両アカウントへセキュリティサービスと生ログを同じ構成で複製する
答えと解説
答え:A
セキュリティ監視 / 対応と生ログ保持期間は別の責任として分離します。
Amazon Inspectorを組織全体で利用している。セキュリティチームがメンバーアカウント全体の脆弱性検出結果を1つの管理アカウントから確認したい。最も適切なのはどれか。
B. 各アカウントの検出結果をS3へ手動エクスポートして結合する
C. Amazon Inspectorの委任管理者から集約検出結果を確認する
D. CloudTrail イベント履歴へInspector 検出結果を記録する
答えと解説
答え:C
Amazon Inspectorの委任管理者は組織全体の集約検出結果とメンバーアカウントの検出結果の詳細を確認できます。
複数アカウント・複数リージョンでSecurity Hub CSPMを運用する。セキュリティ標準や制御を中央設定し、リンク済みリージョンの検出結果も1つのリージョンで確認したい。最も適切なのはどれか。
B. ホームリージョンだけ中央設定にし、他リージョンはリンク済みリージョンとして構成しない
C. クロスリージョン集約だけを構成し、セキュリティ標準 / 制御は各リージョンで個別管理する
D. Security Hub CSPM 中央設定でホームリージョンとリンク済みリージョンを構成する
答えと解説
答え:D
セキュリティ標準 / 制御の中央設定とリンク済みリージョン検出結果のホームリージョン集約を同時に満たすには中央設定とホーム / リンク済みリージョン設計を組み合わせます。
本番アカウントで重要セキュリティ検出結果が発生した場合だけ、セキュリティチームへ通知しチケットを自動作成したい。最も適切なアーキテクチャはどれか。
B. Security Hub CSPM 自動化ルールでワークフロー状態を更新し、そのルールだけで外部チケットも作成する
C. Security Hub CSPM 検出結果をすべてSNSへ送り、チケット管理側では重要度を区別しない
D. Lambdaを定期実行してSecurity Hub CSPMをポーリングし、重要検出結果を検出する
答えと解説
答え:A
検出結果生成と通知/対応を分離し、EventBridgeで重要度等をフィルターしてSNSやチケット管理ワークフローへルートします。
AWS Security Hubへ検出結果を集約しているため、セキュリティチームは「長期フォレンジック用のCloudTrailやネットワークログは不要」と判断した。この判断として最も適切なのはどれか。
B. 正しい。AWS Security HubがCloudTrailの監査ログを長期保管する
C. 誤り。検出結果と生ログは役割が異なり、調査用ログも中央保管する
D. 誤り。セキュリティ検出結果はセキュリティ運用では利用できない
答えと解説
答え:C
検出結果はセキュリティシグナル、生ログは詳細調査・時系列確認・根拠として使うため、互いの代替ではありません。
組織配下のアカウントとリソースへ共通のネットワークセキュリティポリシーを継続適用し、新しい対象リソースもポリシー範囲に応じて評価したい。最も適切なのはどれか。
B. AWS Firewall Manager
C. Amazon Inspector
D. IAM Access Analyzer
答えと解説
答え:B
組織全体 ネットワークセキュリティポリシーの中央統制はAWS Firewall Managerの責任です。
重要検出結果について、人への通知だけでなく、条件によってLambdaを起動して自動対応も開始したい。最も適切なのはどれか。
B. SNSメール通知だけを構成し、Lambdaは人の判断後に手動実行する
C. Lambdaを定期実行してSecurity Hub CSPM 検出結果をポーリングする
D. EventBridge ルールからLambdaを対応対象として起動する
答えと解説
答え:D
検出結果イベントを条件に応じて自動対応へ接続するにはEventBridge ルールからLambda等の対象を起動します。
新しいAWSアカウントが毎月組織へ追加される。セキュリティチームは新アカウントごとのセキュリティサービス手動設定を避けたい。最も適切な設計方針はどれか。
B. 新アカウントへ共通の管理者認証情報を配布する
C. セキュリティ検出結果が発生した後に必要なサービスだけ有効化する
D. メンバーアカウントごとに異なるセキュリティベースラインを手動作成する
答えと解説
答え:A
Organizations 統合を使い、新アカウントをセキュリティベースラインへ自動的に取り込める設計を選びます。
マルチアカウントセキュリティ監視の設計として正しいものを3つ選択してください。
B. 集中型検出結果があれば生ログは不要になる
C. セキュリティサービスの委任管理者をセキュリティツール群アカウントへ配置できる
D. メンバーアカウントの検出結果を中央から確認するアーキテクチャを構成できる
E. セキュリティツール群アカウントとログアーカイブアカウントを別責任として分離できる
答えと解説
答え:C / D / E
セキュリティサービス管理、検出結果可視性、生ログ保持期間を適切なアカウント境界へ分けます。
集中型セキュリティ運用におけるイベント通知とAWS Firewall Managerについて正しいものを3つ選択してください。
B. Firewall Managerは組織全体のセキュリティポリシーを中央適用するために利用できる
C. AWS Security Hubなどのセキュリティ検出結果をEventBridge ルールの送信元として対応ワークフローへ連携できる
D. Firewall Managerはセキュリティ検出結果を生成する脅威検知エンジンである
E. EventBridgeを利用すると送信元セキュリティサービスは不要になる
答えと解説
答え:A / B / C
EventBridgeはセキュリティイベント / 検出結果を条件に通知や対応ワークフローへルーティングできます。Firewall Managerは脅威検知エンジンではなく、組織全体のセキュリティポリシーを中央適用・管理する役割です。
複数アカウントでGuardDuty、Amazon Inspector、IAM Access Analyzerを利用し、検出結果をセキュリティツール群アカウントから中央確認している。アーキテクトは「検出結果を1か所へ集約したので、セキュリティツール群アカウントの1つのサービスがすべての脅威・脆弱性・アクセスリスクを検出している」と説明した。最も適切な評価はどれか。
B. 委任管理者へ集約するとGuardDuty、Inspector、IAM Access Analyzerの検知エンジン自体も中央アカウントへ移動する
C. 検知は各送信元サービスが担当し、中央化はセキュリティ運用側で検出結果の可視性と優先順位付けをまとめる
D. Organizations配下ではセキュリティ検出結果を中央アカウントへ集約できないため、各メンバーアカウントだけで個別確認する
答えと解説
答え:C
集中型検出結果は検知エンジンの統合ではありません。GuardDuty、Inspector、IAM Access Analyzerなどがそれぞれシグナルを生成し、セキュリティツール群側から中央確認します。
セキュリティチームは、Organizations全体でセキュリティ標準と制御を中央設定することに加え、GuardDutyやInspectorなど異なる送信元から届くセキュリティシグナルを中央で相関・優先順位付けしたい。最も適切な理解はどれか。
B. Firewall Managerだけでセキュリティ標準の有効化、GuardDuty/Inspector 検出結果の相関、セキュリティ運用の中央表示まで一括実施する
C. Security Hub CSPMを有効化するとGuardDutyやInspectorの検知エンジンが不要になり、CSPMが脅威/脆弱性検知を代替する
D. CloudTrail 組織証跡でセキュリティ標準と制御を中央設定し、CloudTrail イベントから検出結果を自動相関する
答えと解説
答え:A
Security Hub CSPMは標準/制御の状態 管理を中央設定でき、AWS Security Hub側の中央セキュリティ表示は複数送信元のシグナルをセキュリティ運用へつなげます。送信元検知サービスを置き換えるものではありません。
AWS Firewall Managerを組織全体 ネットワークセキュリティポリシーの中央統制に利用する。正しい設計判断を3つ選択してください。
B. Firewall ManagerはGuardDuty 検出結果を生成する脅威検知エンジンとして利用する
C. Firewall Managerポリシーを1つ作成すると全リソースへ必ず同じポリシーが強制され、範囲は指定できない
D. セキュリティアカウントへFirewall Managerの管理を委任し、管理上の範囲をアカウント/OU、リージョン、ポリシータイプなどで制限できる
E. ポリシー範囲へ新しく入ったアカウントやリソースも中央ポリシーの評価・適用対象にできる
答えと解説
答え:A / D / E
Firewall Managerは中央ポリシー制御を担当し、適用範囲と管理者範囲を要件に合わせて設計します。脅威検知そのもののサービスではありません。