SAP-C02-059 · 理解確認
理解確認:Centralized MonitoringとProactive Recovery
15問 · 単一選択 11 / 複数選択 4
複数AWSアカウントのアプリケーションについて、送信元アカウントのCloudWatch メトリクスを中央運用アカウントから監視し、中央でアラーム判定も行いたい。アプリケーションは同一リージョンにある。最も適切な候補はどれか。
B. OAMで送信元メトリクスを監視アカウントへ共有し、中央側でアラームを作成する
C. 全ワークロードを監視アカウントへ移動する
D. Amazon Route 53 ヘルスチェックだけを中央化する
答えと解説
答え:B
OAMで送信元メトリクスを監視アカウントへ共有し、中央側のアラームで評価できます。オブザーバビリティ共有は復旧権限とは別です。
CloudWatch クロスアカウントオブザーバビリティを1つのリージョンで構成した。別リージョンにも同じアプリケーションがある。最も正しい評価はどれか。
B. 監視アカウントを使えばリージョン境界はなくなる
C. クロスアカウント可観測性はリージョン範囲を持つため、別リージョンも個別に設計する
D. 送信元アカウントが同じなら別リージョンのメトリクスも同じリンクへ自動追加される
答えと解説
答え:C
クロスアカウント可観測性にはリージョン範囲があります。マルチリージョンではリージョン境界も設計対象です。
CloudWatch アラームを自動化された復旧のトリガーとして設計するとき、適切な判断を3つ選択してください。
B. すべてのメトリクスで不足データをbreachingとして扱う
C. メトリクスの意味に応じて不足データの扱いを選ぶ
D. 復旧を高速化するため必ず1 データポイントでALARMにする
E. 複数シグナルが必要なら複合アラームを評価する
F. アラームしきい値はビジネス影響と無関係に全ワークロードで同一値にする
答えと解説
答え:A / C / E
アラーム条件はシグナル 意味とビジネス影響に合わせます。複数シグナルをまとめる場合は複合アラームが候補です。
正常時も1分ごとにハートビート メトリクスを送るアプリケーションがある。メトリクスがまったく届かなくなること自体を障害シグナルとして扱いたい。最も適切な設計はどれか。
B. 不足データは常にnotBreachingに固定する
C. アラームでは不足データを判定できないため別サービスへ移行する
D. メトリクスがない間は必ずOK状態を維持する
答えと解説
答え:A
ハートビートのように継続送信が前提なら、欠損自体を障害シグナルとして扱う設計が成立します。
デプロイ中には想定内のエラー率上昇があるが、通常運用中の同じエラー率上昇では自動化された復旧を開始したい。最も適切な候補はどれか。
B. サプレッサーアラームで変更中のアクションを抑制する
C. 復旧アクションを通常運用中も含めて常に無効化する
D. エラー率を監視対象から外し、別のメトリクスだけを見る
答えと解説
答え:B
検知を維持しながら計画済み変更中だけアクションを抑制する構成が適します。
単一CloudWatch アラームがOKからALARMへ遷移したときにLambdaを1回起動する単純な復旧要件である。ALARM状態が続く間に同じLambdaを毎分再実行する必要はない。最も適切な設計はどれか。
B. ALARM中の定期再試行をCloudWatch アラームが自動実行すると仮定する
C. Auto Scalingアクションへ置き換えないとLambdaは呼べない
D. Lambdaへの直接アラームアクションを使い、状態切り替え時の実行として設計する
答えと解説
答え:D
単純なLambda実行なら直接アラームアクションが候補です。多くのアラームアクションは状態切り替え時に実行されます。
CloudWatch アラームとAmazon EventBridgeを利用した復旧ワークフローについて正しいものを3つ選択してください。
B. EventBridge ルールからSystems Manager 自動化や実行 コマンドを対象にできる
C. ALARM状態が続く限り、すべてのアラームアクションは毎評価 期間で必ず再実行される
D. EventBridgeを利用すると検知と復旧ワークフローを疎結合にできる
E. EventBridge 対象にはLambdaしか指定できない
F. CloudWatch アラーム状態変更イベントはEventBridgeへ耐久性のある 受け渡しされる
答えと解説
答え:B / D / F
EventBridgeは複数対象やオーケストレーションに利用できます。アラーム状態変更はEventBridgeへ耐久性のある 受け渡しされます。
CloudWatch アラームの状態変更をEventBridge ルールが受信し、復旧対象を呼び出した。最も正しい説明はどれか。
B. アラーム状態は対象処理が完了するまで自動固定される
C. イベント受け渡しと復旧実行を分け、再試行 / DLQや実行失敗を設計する
D. EventBridgeを利用するとCloudWatch アラームは不要になる
答えと解説
答え:C
イベントの受け渡し成功と復旧対象の実行成功は別です。再試行 / DLQと実行結果の監視が必要です。
AWS Organizations配下の多数アカウントで、スケジュールされた変更や必要なアクションを中央運用から把握し、必要なワークフローへ接続したい。最も適切な候補はどれか。
B. 各アカウントのCPUUtilizationだけからスケジュールされた変更を推測する
C. 全アカウントのリソースを1つのアカウントへ移行する
D. Amazon Route 53 TTLを短くして正常性イベントの代わりにする
答えと解説
答え:A
AWS Healthの組織ビューで組織全体の正常性イベントを中央集約し、EventBridgeへ接続できます。
自動化された復旧ワークフローを安全に設計するために適切なものを4つ選択してください。
B. API呼び出しが成功ならビジネス復旧も成功とみなす
C. イベントが重複処理されても安全になるよう復旧アクションを冪等にする
D. 対象受け渡し障害に備えて再試行 / DLQを評価する
E. 復旧に必要なIAM 権限をオブザーバビリティ権限とは別に設計する
F. 復旧に失敗しても同じ状態を無期限に放置する
答えと解説
答え:A / C / D / E
安全な自動化では冪等性、受け渡し障害対策、復旧 IAM、復旧後の検証を分けて設計します。
監視アカウントから送信元アカウントのCloudWatch メトリクスは確認できるが、送信元リソースを再起動する自動化がAccessDeniedになる。最も適切な評価はどれか。
B. 監視アカウントは送信元リソースへ常に管理者権限を持つ
C. メトリクスが中央表示できればIAMは不要である
D. 監視共有と復旧権限は別なので、自動化用IAM権限を設計する
答えと解説
答え:D
クロスアカウントの可視性とリソース変更権限は別です。復旧自動化には明示的なIAM設計が必要です。
復旧自動化がEC2インスタンスを置換し、自動化実行自体は成功になった。しかしアプリケーションエラー率は改善していない。最も適切な判断はどれか。
B. 正常性検証未達として復旧またはエスカレーションへ進む
C. CloudWatch アラームを削除して監視を終了する
D. 監視を停止して自然回復を待つ
答えと解説
答え:B
アクションの成功とサービス復旧は別です。正常性を再評価して次のアクションやエスカレーションへ進みます。
20個のAWSアカウントを中央監視している。ワークロード特性の違いでアラームしきい値は異なるが、運用では重要の意味を「重大なビジネス影響」に揃えたい。また複数アカウントのシグナルを複合アラームへまとめたい。最も適切な設計はどれか。
B. 重要度定義はアカウントごとに独立させ、中央ではアラーム数だけを見る
C. 中央でワークロード別しきい値のアラームを作り、重要度の意味を共通化して複合アラームへ集約する
D. 複合アラームを使うため送信元リソースを監視アカウントへ移動する
答えと解説
答え:C
しきい値の数値ではなく重要度のビジネス上の意味を統一します。複合アラームは監視アカウント内のアラームを参照します。
複数アカウントの重要サービスについて、障害を中央検知しつつローカル自己修復も活かして安全に復旧したい。適切な設計を4つ選択してください。
B. 監視アカウントから必要なテレメトリを中央確認できるようにする
C. ローカル / サービス-ネイティブ自己修復は高速復旧として維持し、中央監視とは責任を分ける
D. EventBridgeなどを使い、複数アカウント / サービスを跨ぐ復旧ワークフローを中央オーケストレーションする
E. 復旧アクション後に正常性を再確認し、未復旧ならエスカレーションする
F. オブザーバビリティリンクだけで送信元リソースへの変更権限も取得する
答えと解説
答え:B / C / D / E
中央化はローカル自己修復を置き換えることではありません。可視性・ローカル復旧・クロスアカウントオーケストレーションを分けます。
重要アプリケーションで、ユーザーから認識可能な停止後だけでなくキャパシティ低下やAWS スケジュールされた変更も早期に検知して復旧を開始したい。ただし一時的なメトリクス 急増による不要な復旧は避けたい。最も適切なアーキテクチャはどれか。
B. 最初の1 データポイントがしきい値を超えたら無条件でリージョンフェイルオーバーする
C. ユーザーからインシデント連絡が来るまで正常性シグナルを使わない
D. 監視アカウントだけ作り復旧ワークフローは設計しない
答えと解説
答え:A
事前予防的シグナルと安定したアラーム条件を組み合わせ、復旧後も正常性を再確認します。