SAP-C02-063 · 理解確認
理解確認:Inbound / Outbound Network Flow設計
12問 · 1問ずつ確認
ALBからアプリケーション層へTCP 8443だけを許可する。両方に専用セキュリティグループがあり、直接到達する。最も適切なルール設計はどれか。
B. ALB SGのインバウンド 8443をアプリケーションSG送信元で許可し、アプリケーションSGのアウトバウンド 8443をALB SG宛てに許可する
C. アプリケーションSGのインバウンド 8443だけをALB SG送信元で許可し、ALB側の開始方向は評価しない
D. 両SGのインバウンド 8443を互いのSG参照で許可し、アウトバウンドルールはルートテーブルへ置き換える
答えと解説
答え:A
1本の必要なフローを、送信元リソース側のアウトバウンドと宛先リソース側のインバウンドへ変換します。
アプリケーションAからアプリケーションBへのTCP 443を許可しているが、ルート変更により両者の間に検査アプライアンスを経由させることになった。最初に再評価すべきものはどれか。
B. 実際のルート経路上で通過する制御と既存ルール表現が成立するか
C. 宛先ポートを443からエフェメラルポートへ変更するか
D. ネットワークACLをセキュリティグループへ置き換えられるか
答えと解説
答え:B
必要なフローが同じでも、経路が変われば境界やセキュリティグループ参照の成立条件が変わるため、実際のルート経路から再評価します。
異なるサブネットのインスタンス AとBの通信をミドルボックスアプライアンス経由に変更した。ミドルボックスはNATを行わない。B側SGの送信元としてA側SGだけを参照している。最も適切な判断はどれか。
B. B側SGではミドルボックス SGだけを送信元にすれば必ず成立する
C. AのプライベートIPまたはAを含むサブネットCIDRを送信元候補として評価する
D. ミドルボックス経由ではセキュリティグループは評価されないためNACLだけで制御する
答えと解説
答え:C
ミドルボックス経由のサブネット間ルーティングでは、エンドポイント同士のセキュリティグループ参照だけでは通信を許可できない場合があります。送信元IP変換の有無とは分けて考えます。
サブネットAのクライアントからサブネットBのサーバーへTCP 8443を新規開始し、両サブネットでカスタムネットワークACLを厳格に管理する。正しい設計判断を3つ選択してください。
B. リクエストではサブネットA側NACLのインバウンドで宛先ポート 8443を許可する
C. リクエストではサブネットB側NACLのアウトバウンドで宛先ポート 8443を許可する
D. リクエストではサブネットB側NACLのインバウンドで必要トラフィックを許可する
E. セキュリティグループがステートフルならNACLの戻りルールは不要である
F. 戻りトラフィックについてサブネットB アウトバウンドとサブネットA インバウンドも成立させる
答えと解説
答え:A / D / F
NACLはサブネット境界基準かつステートレスです。リクエストと戻りをそれぞれ境界の方向へ配置します。
同じサブネット内のEC2 AからEC2 BへTCP 9000を許可したい。サブネットにはカスタムネットワークACLが関連付けられている。NACLについて最も適切な判断はどれか。
B. Bへ入るためNACL インバウンド 9000だけが評価される
C. 同じNACLのアウトバウンドとインバウンドを順番に通過する
D. 同一サブネット内ルーティングではNACL ルールは評価されない
答えと解説
答え:D
NACLはトラフィックがサブネットに出入りするときに評価され、同一サブネット内のルーティングでは評価されません。
アプリケーションからapi.partner.exampleだけへのHTTPS 送信を許可し、同じ提供側の他ドメインは拒否する要件がある。最も適切な判断はどれか。
B. FQDNをSG アウトバウンドルールの宛先へ直接指定する
C. DNSで一度解決したIPを永続的なセキュリティグループの宛先として固定すればドメイン要件と等価になる
D. アウトバウンド要件なのでルートテーブルだけでドメイン単位の許可を実装する
答えと解説
答え:A
セキュリティグループは任意FQDNを直接宛先として指定する制御ではありません。要件をCIDR / プレフィックスリスト / SG等で表現できるかを確認します。
デュアルスタックアプリケーションでIPv4経由のHTTPSは期待どおり制限されているが、IPv6も有効化した。セキュリティレビューとして最も適切なものはどれか。
B. IPv4とIPv6それぞれのルートとセキュリティルールが要件どおり成立するか確認する
C. IPv6はセキュリティグループだけ確認し、ルートテーブルはIPv4と共有される前提でよい
D. IPv6ではNACLが利用できないためセキュリティグループだけを確認する
答えと解説
答え:B
IPv4とIPv6はルート/ ルールを別に評価します。片方だけ広い、または片方だけ到達不能という設計を避けます。
新しいネットワーク要件をセキュリティ制御へ落とし込む際、最初の設計手順として適切なものを3つ選択してください。
B. 送信元 / 宛先/ プロトコル / ポートで必要なフローを定義する
C. 送信元から宛先までの実際のルート経路を確認する
D. サブネット名がパブリックかプライベートかだけで必要ルールを決める
E. 実際に越えるネットワーク境界を特定する
F. ルール数が最小になるCIDRへ先に集約する
答えと解説
答え:B / C / E
フロー、経路、境界を先に確定し、その後で各制御のルールへ変換します。
アプリケーションからデータベースへTCP 5432の接続を開始する。両者のSGは必要な開始方向を許可している。データベースからアプリケーションへの応答について最も適切な判断はどれか。
B. アプリケーションSGにデータベースSGからTCP 5432のインバウンドを追加し、応答を新規着信として許可する
C. セキュリティグループはステートフルなため、確立済み接続への応答を逆方向の新規SGルールとして重複定義しない
D. セキュリティグループのステートフル性は接続確立までに限られるため、データ転送開始後の応答用ルールを追加する
答えと解説
答え:C
セキュリティグループはステートフルです。別接続を新規開始する要件とは区別します。
クライアントサブネットからサーバーサブネットへHTTPS 443を許可するカスタムネットワークACLを設計する。リクエストルールは正しいが応答だけ失敗している。最初に確認すべきものはどれか。
B. クライアント側インバウンドでサーバーの宛先ポート 443を許可しているか
C. サーバー側インバウンドで送信元ポートを必ず443に固定しているか
D. セキュリティグループのステートフル性をNACLへ有効化できるか
答えと解説
答え:A
ステートレス NACLでは戻りトラフィックも明示的に許可します。クライアント側のエフェメラルポートを含む応答経路を確認します。
アプリケーションはALBからTCP 8443を受け取り、同時に外部 APIへTCP 443を開始する。アプリケーションSGから見た方向の組み合わせとして正しいものはどれか。
B. ALBからの8443はアウトバウンド、外部 APIへの443もアウトバウンド
C. ALBからの8443はインバウンド、外部 APIへの443はアウトバウンド
D. ALBからの8443はアウトバウンド、外部 APIへの443はインバウンド
答えと解説
答え:C
インバウンド / アウトバウンドはアプリケーション全体の概念ではなく、ルールを置くリソースから見た通信方向です。
デュアルスタックアプリケーションから承認済み外部サービスだけへアウトバウンドを許可する設計をレビューする。適切な確認を4つ選択してください。
B. セキュリティグループの宛先をCIDR / プレフィックスリスト / セキュリティグループ等で要件どおり表現できるか確認する
C. ドメイン単位の制御が必要でSGだけでは表現できないなら、別送信制御を評価する
D. FQDNを一度DNS解決し、そのIPを永続的なセキュリティグループの宛先として固定すれば十分と判断する
E. カスタムネットワークACLを使う境界ではリクエスト / 戻り双方がIPv4 / IPv6それぞれ成立するか確認する
F. IPv4側ルールが厳格ならIPv6側ルールは同じポリシーとして自動適用されると判断する
答えと解説
答え:A / B / C / E
アドレスファミリーごとの経路 / ルールと、SGで宛先要件を表現できるかを分けて確認します。