SAP-C02-068 · 理解確認
理解確認:大規模Web ApplicationのAttack Mitigation
12問 · 1問ずつ確認
世界向けECサイトでSQLインジェクションやXSSなどの一般的なウェブ攻撃を減らしたい。Amazon CloudFrontはすでに利用しており、攻撃パターンをすべて独自ルールで管理することは避けたい。最も適切な基本方針はどれか。
B. Shield AdvancedをCloudFrontへ適用し、HTTPリクエスト内容の評価もDDoS保護へ集約する
C. ALB側のアクセス制御だけを強化し、SQLインジェクションやXSSの判定はアプリケーション処理へ任せる
D. Auto Scalingの最大容量を増やし、不正なウェブリクエストもバックエンドで処理できるようにする
答えと解説
答え:A
SQLインジェクションやXSSなど、HTTP(S)リクエスト内容の評価にはAWS WAFを中心に設計します。
公開ウェブサービスではAWS標準のDDoS保護を利用している。追加要件として、DDoSイベント中の専門チームとの連携、高度なイベント可視性、対象となるDDoSコスト保護が必要になった。最も適切な候補はどれか。
B. AWS Shield Advancedを評価し、対象リソースの保護登録と利用する機能の前提条件を確認する
C. Amazon CloudFrontのキャッシュTTLを延長し、DDoSイベント対応とコスト保護もキャッシュで代替する
D. Application Load Balancerの処理容量を増やし、専門対応やコスト保護はスケーリングで代替する
答えと解説
答え:B
高度な可視性、SRT、プロアクティブな関与、対象となるコスト保護などがShield Advancedを評価する決定要因になります。
Amazon CloudFrontにAWS WAFを関連付けているが、オリジンのインターネット向けApplication Load Balancerへ直接アクセスできることが判明した。最も重要な改善はどれか。
B. ALBにも同じウェブACLを関連付け、CloudFrontとALBで同じルールを二重評価することを必須にする
C. CloudFront VPCオリジンやオリジン側のアクセス制限を評価し、CloudFrontを迂回する直接経路を閉じる
D. ALB配下のターゲット数を増やし、CloudFrontを迂回するリクエストにも十分な処理容量を持たせる
答えと解説
答え:C
エッジ側の防御を強くしても、オリジンへ直接到達できれば防御層を迂回されるため、直接経路を閉じます。
組織でAWS Shield Advancedを契約している。重要なCloudFrontディストリビューションについて高度なDDoS保護を利用したい。最も適切な確認はどれか。
B. CloudFrontにウェブACLが関連付けられていれば、それだけで対象ディストリビューションがShield Advanced保護へ登録済みと扱えるか確認する
C. CloudFrontがShield Standardで保護されていれば、Shield Advancedの保護対象登録を省略して同じ追加機能を利用できるか確認する
D. 対象ディストリビューションがShield AdvancedまたはFirewall Managerの方針によって実際に保護対象として設定されているか確認する
答えと解説
答え:D
Shield Advancedは契約だけで全リソースを自動的に高度保護するものではなく、対象リソースの保護登録を確認します。
公開アプリケーションの/loginだけにHTTP POSTが集中し、認証バックエンドが高負荷になっている。他のURIは正常で、正規利用者への影響を抑えたい。最も適切なAWS WAF設計はどれか。
B. ウェブACL全体を1つの集約単位としてレート制御し、/login以外の正常リクエストも同じ閾値で制御する
C. /loginだけをスコープダウンするが、すべての/loginリクエストを常に1つの集約単位として数える
D. 認証バックエンドのAuto Scalingだけを増強し、入口側では送信元や対象URIを区別せずすべて処理する
答えと解説
答え:A
レート制御では対象リクエストと集約単位を分けて設計し、正常利用者への影響を抑えます。
2026年に新しくHTTPリクエストフラッド対策を設計している。従来のShield Advanced レイヤー 7 自動緩和だけを標準案として固定する提案が出た。最も適切な判断はどれか。
B. AWS WAF Anti-DDoS マネージドルールグループなど現在利用できる対策を確認し、従来機能だけに固定せず要件から選ぶ
C. HTTPリクエストフラッドはネットワーク層だけの攻撃なので、AWS WAFのDDoS機能を候補から外す
D. Anti-DDoS マネージドルールグループはShield Advanced専用なので、Shield Advanced未契約ではレート制御も利用できない
答えと解説
答え:B
現行ではAnti-DDoS マネージドルールグループが主要候補です。Shield Advanced専用と決めつけず、現在利用できる対策を要件から評価します。
CloudFrontを入口にした大規模ウェブアプリケーションで多層防御を構成する。適切な対策を3つ選択してください。
B. Amazon CloudFrontを公開入口としてAWSエッジ側でトラフィックを受ける
C. CloudFrontへAWS WAFを関連付け、ウェブ攻撃やHTTPリクエストフラッドを制御する
D. オリジンへの直接経路を制限し、保護された入口の迂回を防ぐ
E. AWS WAFを使わず、Auto Scalingだけで不正リクエストもバックエンド処理する
F. CloudFrontを配置した時点でAWS Shield、AWS WAF、オリジン制限を同じ1つの制御として扱う
答えと解説
答え:B / C / D
エッジ、ウェブリクエスト検査、オリジン保護を別々の層として組み合わせます。
新しいAWS WAFマネージドルールを本番の公開アプリケーションへ導入する。正常な業務リクエストを誤検知する可能性があり、可用性への影響を抑えたい。最も適切な導入方針はどれか。
B. マネージドルールはAWS管理なので誤検知しない前提とし、正常通信の観測を省略して直接ブロックする
C. Countなどで正常通信への影響を観測し、必要な除外や対象調整を行った後にブロックへ移行する
D. 誤検知を避けるためマネージドルールを使用せず、ウェブ攻撃もAuto Scalingで処理できる構成にする
答えと解説
答え:C
攻撃遮断だけでなく正常通信への影響も確認し、観測と調整を経てブロックへ移行します。
すべてのインターネットトラフィックがCloudFrontを経由し、その後ALBへ転送される。アプリケーション層DDoSの緩和位置を検討している。最も適切な判断はどれか。
B. CloudFrontはDDoS対策の対象外なので、アプリケーション層DDoS対策は必ずALB側だけに置く
C. CloudFrontとALBでは見えるトラフィック情報が必ず同一なので、保護位置は要件に関係なく任意でよい
D. アプリケーションサーバへ直接DDoS保護を適用し、CloudFrontとALBでは入口側の緩和を行わない
答えと解説
答え:A
CloudFrontがすべての公開トラフィックの入口なら、入口側での緩和を主要候補として評価します。
大規模ウェブアプリケーションの攻撃対策を設計する前に確認すべき事項を4つ選択してください。
B. 想定する攻撃がネットワーク / トランスポート層かHTTP(S)リクエスト層か
C. CloudFrontなどの保護された入口を迂回してオリジンへ直接到達できるか
D. DDoSイベント時に必要な対応水準や可用性要件
E. 保存データ用KMSキーのローテーション周期
F. RDSスナップショットの保持期間
答えと解説
答え:A / B / C / D
入口、攻撃レイヤー、迂回経路、必要な対応水準から制御を選びます。
CloudFrontを使用する動的ウェブアプリケーションで、静的コンテンツは十分にキャッシュされている。一方、攻撃者はキャッシュされない高負荷APIへ大量リクエストを送信している。最も適切な判断はどれか。
B. CloudFrontによるオリジン負荷低減に加え、高負荷APIをAWS WAFのレート制御などで入口側から保護する
C. 静的コンテンツのTTLを長くすれば、キャッシュされない高負荷APIへのPOSTも同じ応答で安全に処理できる
D. オリジンのAuto Scalingだけを拡張し、攻撃リクエストもアプリケーションまで通して処理能力で吸収する
答えと解説
答え:B
CloudFrontのキャッシュとウェブリクエスト制御は別の防御層です。
攻撃時にもアプリケーションをAuto ScalingさせればDDoS対策として十分という案が出ている。最も適切な評価はどれか。
B. CloudFrontのキャッシュだけを増やせば、キャッシュできない攻撃リクエストもオリジンへ到達しなくなる
C. AWS WAFなどで不要な攻撃トラフィックを抑えつつ、Auto Scalingで必要な正規トラフィックを処理する
D. Shield Advancedだけを追加すれば、ウェブリクエスト内容の制御やバックエンドのスケーリングは不要になる
答えと解説
答え:C
処理能力の拡張と攻撃トラフィックの除去は異なる責任なので、入口側の緩和と弾力性を組み合わせます。