SAP-C02-071 · 理解確認
Reliability RequirementとFailure Domain
9問 · 1問ずつ確認
信頼性に関する要件から具体的なAWS構成を選ぶ前に、最も適切な対応はどれですか。
B. 重要コンポーネントをすべて複数配置してから、業務要件との適合を確認する
C. 保護対象、障害範囲、依存関係などを信頼性の設計条件として整理する
D. 最大範囲の障害へ耐えられる構成を先に作り、不要な部分を後から削る
答えと解説
答え:C
具体的な構成より先に、信頼性要件を比較可能な設計条件へ変換します。
注文受付は高い可用性が必要ですが、売上レポートは数時間停止しても許容できます。最も適切な判断はどれですか。
B. 保護対象となる業務機能ごとに必要な可用性を整理する
C. 最も停止を許容できる機能に合わせて可用性目標を統一する
D. 使用するAWSサービスのSLAを基準に業務上の可用性を決める
答えと解説
答え:B
可用性目標は、それを必要とする業務機能と結び付けて設計条件にします。
「1つの配置場所に障害が発生しても注文受付を継続する」という要件から、最初に確定すべきものはどれですか。
B. アプリケーションを配置するAZ数
C. セカンダリリージョンの候補
D. 注文受付が耐える必要のある障害範囲
答えと解説
答え:D
具体的な配置方式より先に、要件が求める障害範囲を設計条件として確定します。
信頼性要件を設計条件へ変換するとき、直接確認すべきものを3つ選んでください。
B. 障害時にも継続しなければならない業務機能は何か
C. 現在の各コンポーネントが複数台構成になっているか
D. 業務上、どの障害範囲まで耐える必要があるか
E. 現在採用している配置方式をそのまま維持できるか
F. 保護対象が成立するための重要な依存関係は何か
答えと解説
答え:B / D / F
現在の実装状況や個別サービスのSLAだけではなく、保護対象・障害範囲・重要な依存関係を要件から確定します。
商品推薦サービスが停止しても、推薦を表示せず注文受付を継続できます。この依存関係をどのように扱うのが最も適切ですか。
B. 注文受付と同じ必須依存関係として停止条件に含める
C. 注文受付より高い可用性目標を必ず設定する
D. 業務継続に影響しないため依存関係の分析対象から完全に除外する
答えと解説
答え:A
障害時に機能を縮小して中核業務を継続できる依存先は、縮退可能な依存関係として扱います。
アプリケーションは複数ありますが、すべてが唯一の共通データストアへ依存し、その停止で注文受付全体が停止します。設計条件として最も重要なものはどれですか。
B. 共通データストアを排除すべき単一障害点として扱うこと
C. アプリケーションとデータストアの台数を同じにすること
D. データストアの公称可用性だけで注文受付の可用性を評価すること
答えと解説
答え:B
保護対象全体を停止させる共通依存先は、単一障害点として設計条件に残します。
注文データストアへのネットワーク接続は維持され、読み取りも成功する一方、書き込みだけが失敗する事象が確認された。信頼性要件をアーキテクチャ設計条件へ変換するとき、この「部分的に機能が失われる振る舞い」を何として記録するのが最も適切か。
B. 障害ドメイン
C. 障害モード
D. 復旧方式
答えと解説
答え:C
同じ依存先でも読み取り成功・書き込み失敗のように、障害時にどの機能がどのように失われるかは障害モードとして扱います。障害ドメインは障害が共有される範囲、復旧方式は発生後の戻し方です。
注文受付について、認証・決済・注文データ・商品推薦へ依存しています。商品推薦だけは停止しても注文を継続できます。設計条件として適切なものを3つ選んでください。
B. 商品推薦を他の依存関係と同じ停止条件に含め、障害時には注文受付も停止する
C. 個々の依存先のSLAだけを比較すれば、注文受付全体の信頼性を判断できる
D. 商品推薦は、障害時に縮退できる依存関係として扱う
E. 注文データが共通依存先なら、注文受付全体を停止させる単一障害点にならないか確認する
F. 各依存先の公称可用性が注文受付の目標以上なら、依存関係間の共通障害は追加評価しない
答えと解説
答え:A / D / E
必須依存、縮退可能な依存、共通依存による単一障害点を区別します。個々の依存先が高い可用性を持っていても、共通障害や依存関係全体の影響評価は必要です。
信頼性要件から具体的な構成を選ぶまでの順序として、最も適切なものはどれですか。
B. 障害分析 → 最大冗長構成の採用 → 可用性目標確認 → コスト評価
C. リソース数決定 → 依存関係確認 → AWSサービス選択 → 業務要件確認
D. 業務要件 → 信頼性設計条件 → 候補構成の比較 → 構成選択
答えと解説
答え:D
業務要件を設計条件へ変換し、その条件を基準に具体的な構成を比較します。