SAP-C02-072 · 理解確認
Multi-AZ / Multi-Region Reliability設計
8問 · 1問ずつ確認
リージョン障害への耐性を確認する方法として、最も適切なものはどれですか。
B. 障害対象リージョンを除外し、生存リージョンだけで保護対象の必須依存経路が成立するか確認する
C. 両リージョンのリソース数が同程度なら、障害分離できていると判断する
D. アプリケーションが両リージョンに存在すれば、その他の依存関係は確認しない
答えと解説
答え:B
障害側を利用できない状態にして、生存側だけで業務機能が最後まで成立するかを確認します。
AZ-AとAZ-Bにアプリケーションがあります。AZ-Aを失うと、AZ-Bのアプリケーションは動作しますが、注文データへアクセスできません。最も適切な判断はどれですか。
B. データアクセスは別レイヤーなので、AZ障害分離の判定には影響しない
C. 生存AZで必須依存経路が途中で切れるため、注文受付のAZ障害分離は未成立である
D. AZ-Bのアプリケーション数を増やせば、データアクセスの問題も解消できる
答えと解説
答え:C
保護対象を成立させる経路全体を見るため、アプリケーションだけが生存しても十分ではありません。
リージョンBの注文処理では、通常時からリージョンAの認証サービスを必須利用しています。リージョンA障害を想定した評価として最も適切なものはどれですか。
B. 認証処理は注文データと異なるため、必須依存経路には含めない
C. リージョンAを失うとBの必須経路が認証で切断されるため、リージョン障害分離は未成立である
D. アプリケーションがBに残るため、認証サービスの配置は障害分離へ影響しない
答えと解説
答え:C
生存側の処理が障害側へ必須依存していれば、障害側を失った時点で経路が切断されます。
リージョンAを利用不能と仮定し、リージョンBだけで注文受付が成立するか監査しています。障害分離未成立と判断すべき状態を3つ選んでください。
B. Bでは通常時より少ない台数で稼働するが、障害時に必要な注文処理能力は満たしている
C. Bの注文アプリケーションが、処理完了に必要な内部APIをAから呼び出す
D. Bでは商品推薦を停止するが、認証・注文処理・決済はBだけで継続できる
E. Bから外部決済へ直接到達でき、Aを経由せず注文を完了できる
F. Bへの切り替え開始に、A内の管理処理が正常終了することを必須としている
答えと解説
答え:A / C / F
Aは両リージョンが共有する必須依存によって同時停止する状態、Cは障害境界をまたぐ必須依存、Fは切り替え制御の障害側依存です。いずれも生存側だけでは注文受付を成立させられません。
リージョンBには注文処理に必要なAWSサービスがありますが、利用している特定機能はBでは提供されていません。最も適切な判断はどれですか。
B. リージョンBで必須機能を利用できず、生存側だけでは依存経路が完成しない可能性がある
C. AWSサービスであればリージョンごとの差異は信頼性設計では考慮しない
D. 障害時だけリージョンAの機能を利用すれば、リージョン障害分離を維持できる
答えと解説
答え:B
必要なのはサービスの存在ではなく、保護対象に必要な機能を生存側で利用できることです。
リージョンBから利用する外部認証サービスは完全停止していませんが、障害時には応答が大幅に遅くなり、注文アプリケーションがタイムアウトします。最も適切な評価はどれですか。
B. 完全停止ではないため、可用性評価の対象外である
C. 必須依存が必要な条件で利用できず、注文受付の生存経路は成立していない
D. 外部サービスなので、AWS側の障害分離とは無関係である
答えと解説
答え:C
依存先が存在していても、保護対象を成立させられない状態なら必須経路は成立していません。
正常リージョンへの切り替え開始に、障害リージョン内の管理処理が必須となっています。最も適切な評価はどれですか。
B. 管理処理が障害側で失敗しても、通常時に実行できていれば障害分離は成立する
C. 切り替え制御が障害側へ必須依存しており、正常側の業務機能を開始できない可能性がある
D. 切り替えは運用処理なので、保護対象の必須依存経路とは分けて評価する
答えと解説
答え:C
正常側を利用可能にするための制御も、障害側へ戻らず成立する必要があります。
リージョンAを利用できない状態で、リージョンBだけでも注文受付を継続できると判断できるものを3つ選んでください。
B. Bから外部決済へ直接接続でき、注文完了までAを経由する必要がない
C. AとBが同じオンプレミス認証経路へ必須依存しており、その経路の障害では両方とも認証できない
D. Bだけで認証・注文処理・注文データへの必須経路を成立させられ、Aへの呼び出しを必要としない
E. 通常時はAの商品推薦APIを利用するが、A障害時には推薦を停止してBだけで注文受付を継続できる
F. Bへの切り替え判断には、A内の監視処理から正常応答を受信することが必須である
答えと解説
答え:B / D / E
B、D、EはいずれもAを失ったあとも注文受付の必須経路をB側で成立させられます。商品推薦の停止は注文受付を妨げないため、Eも成立します。A・C・Fは障害側または共通依存によって必須経路が切断されます。