Q1 — 単一選択Amazon EC2 Auto Scalingグループの最大キャパシティを200台に設定している。使用するインスタンスは1台当たり2 vCPUで、対象となるEC2オンデマンドvCPUのサービスクォータは200 vCPUである。他にこのクォータを使用しているリソースはない。最も適切な判断はどれか。
A. Auto Scalingの最大キャパシティが200台なので、サービスクォータに関係なく200台まで起動できる
B. サービスクォータ上は約100台分までしか利用できないため、最大キャパシティ200台という設定だけでは200台起動できる設計にならない
C. Auto Scalingの最大キャパシティをサービスクォータより大きく設定すると、AWSが自動的にクォータを引き上げる
D. EC2のサービスクォータはAuto Scalingを利用する場合には適用されない
答えと解説
答え:B
Auto Scaling側の最大キャパシティと、AWSサービス側で使用を許可される量は別の制約です。200 vCPUのクォータで1台2 vCPUなら、他の使用量がない前提でも200台分には足りません。
Q2 — 単一選択1か月後の大型イベントで、現在の調整可能なサービスクォータを超える利用量が必要になる見込みである。最も適切な設計上の対応はどれか。
A. イベント当日に上限へ達してから引き上げを申請する
B. Auto Scalingを設定していればサービスクォータも自動的に必要量へ拡張されるため対応しない
C. 必要最大量と余裕を見積もり、イベントより前にクォータ引き上げを申請して利用可能な値を確認する
D. クォータを超えたリソースだけ別AZへ配置すれば、同じリージョンのサービスクォータは適用されなくなる
答えと解説
答え:C
調整可能なクォータでも、必要な時点で希望値が即座に利用できるとは限らないため、事前に準備します。
Q3 — 単一選択将来必要になるリソース数が、変更できない固定された上限を超えることが設計段階で分かった。最も適切な対応はどれか。
A. 固定された上限でもService Quotasから申請すれば必ず変更できる
B. Auto Scalingの最大キャパシティを固定上限より大きく設定して制約を回避する
C. 上限到達後に別リージョンの未使用クォータを自動的に借用する
D. リソース分割や別方式の採用など、固定上限を超えないアーキテクチャへ変更する
答えと解説
答え:D
調整できない上限は、クォータ引き上げではなくアーキテクチャ側で回避します。
Q4 — 単一選択現在80単位のリソースで稼働しているシステムをブルー/グリーン方式で更新する。切り替え完了まで旧環境80と新環境80を同時稼働させ、さらに設計上20単位の余裕を確保する。必要な上限として最も適切なものはどれか。
A. 80以上
B. 100以上
C. 160以上
D. 180以上
答えと解説
答え:D
旧環境80、新環境80、設計上の余裕20を同時に確保するため、180以上が必要です。
Q5 — 単一選択Amazon EC2のサービスクォータには十分な余裕がある。しかしAuto Scalingによる追加起動時、特定AZの特定インスタンスタイプでInsufficientInstanceCapacityが発生した。最も適切な判断はどれか。
A. サービスクォータに余裕があるため、AWS側のキャパシティ不足はあり得ない
B. サービスクォータをさらに引き上げれば、そのAZの対象インスタンスキャパシティも同時に予約される
C. サービスクォータとは別に実キャパシティが不足している可能性があり、AZやインスタンスタイプの柔軟性を評価する
D. InsufficientInstanceCapacityはAuto Scalingの最大キャパシティへ到達したことだけを示す
答えと解説
答え:C
サービスクォータは利用を許可される上限であり、特定AZ・特定インスタンスタイプの実キャパシティを予約するものではありません。
Q6 — 単一選択アプリケーションサーバーを最大100台までスケールさせる設計である。各サーバーは最大20本のデータベース接続を使用する可能性があり、データベース側で許容できる接続数は最大1,000本である。最も適切な判断はどれか。
A. アプリケーションサーバーを100台まで起動できれば、データベース接続上限に関係なく目標スケールは成立する
B. 100台では最大2,000接続となるため、データベース上限1,000接続のままでは目標スケールは成立しない
C. Auto Scalingを使用すれば、サーバー増加に合わせてデータベースの最大接続数も自動的に拡張される
D. データベース接続数はAWSサービスクォータではないため、依存先上限として確認する必要はない
答えと解説
答え:B
100台 × 20接続 = 最大2,000接続となります。データベース側で許容できる接続数が1,000本なら、アプリケーションサーバーを100台まで増やせるだけでは設計上の最大スケールは成立しません。目標キャパシティから依存先で必要になる量を逆算して確認します。