SAP-C02-086 · 理解確認
Purpose-built Databaseの選択
10問 · 1問ずつ確認
既存の業務アプリケーションはMicrosoft SQL Server固有の互換性を必要とし、複数テーブルの結合やトランザクションを使用している。OSやデータベース基盤の運用負荷はAWSへ委譲したい。
最も適切なデータベースサービスはどれか。
B. Amazon RDS for SQL Serverを選び、必要なSQL Server互換性を維持したままマネージド化する
C. Amazon RDS for PostgreSQLへ移行し、スキーマ変換によってSQL Server依存機能を置き換える
D. Amazon Aurora MySQL-Compatible Editionへ移行し、リレーショナルモデルは維持しながらSQL Server固有機能を変更する
答えと解説
答え:B
AはSQL Serverとの互換性を維持できますが、EC2上のOSやデータベース基盤の管理が残ります。CとDはリレーショナルデータベースを利用できますが、SQL Server固有の互換性をそのまま維持する要件を満たしません。
SQL Server互換性
+
リレーショナル
+
基盤運用の委譲そのためAmazon RDS for SQL Serverが最も適切です。
新規OLTPシステムではリレーショナルモデル、SQL結合、トランザクションが必要で、MySQL互換ドライバを維持したい。加えて、Auroraの分散ストレージを利用するクラウドネイティブなリレーショナル構成を求めている。
最も適切な選択はどれか。
B. Amazon RDS for MariaDBを選び、MySQL系の互換性を活用しながらマネージド化する
C. Amazon Aurora MySQL-Compatible Editionを選び、Auroraの分散ストレージを使うリレーショナル構成とする
D. Amazon Aurora PostgreSQL-Compatible Editionを選び、Auroraの分散ストレージを利用しながらMySQL互換ドライバを変更する
答えと解説
答え:C
AもMySQL互換のリレーショナル要件を満たします。ただし問題では、
MySQL互換性
+
Auroraの分散ストレージの両方が要求されています。そのためAmazon Aurora MySQL-Compatible Editionが最も適切です。
ショッピングカートを保存する新規サービスでは、ユーザーIDを中心とした既知のキーアクセスが大半で、結合は不要である。負荷変動が大きく、非常に大きなスケールでも1桁ミリ秒級の応答を維持したい。
最も適切な選択はどれか。
B. Amazon RDSを選び、セッションごとに複数テーブルを結合してからキー検索を行う
C. Amazon Neptuneを選び、セッションIDを頂点としてグラフの関係探索で毎回検索する
D. Amazon OpenSearch Serviceを選び、全文検索インデックスを主キー検索の正規データストアとする
答えと解説
答え:A
決定条件は、
既知のキーによるアクセス
+
結合不要
+
大規模スケール
+
1桁ミリ秒です。Amazon DynamoDBが適します。
既存アプリケーションはMongoDBドライバとMongoDB互換APIを使用し、JSONライクなドキュメントをフィールド条件で柔軟に検索している。基盤運用をAWSへ委譲したい。
最も適切な選択はどれか。
B. Amazon OpenSearch Serviceを選び、JSONドキュメントを検索インデックスへ格納して検索機能を強化する
C. Amazon Aurora PostgreSQLを選び、JSON型を利用してドキュメントを保存し、SQLによる検索へ移行する
D. Amazon DocumentDBを選び、MongoDB互換APIとJSONライクなドキュメントモデルを活用する
答えと解説
答え:D
A、B、CもJSON形式のデータを扱えます。しかし問題では、
MongoDBドライバー
+
MongoDB互換API
+
ドキュメントのフィールド検索の維持が重要です。したがってAmazon DocumentDBが最も適切です。
不正取引検知システムで、口座・端末・IPアドレス・取引の関係をたどり、数ホップ先までの関連性やパターンを低レイテンシーで探索したい。
最も適切な選択はどれか。
B. Amazon Neptuneを選び、エンティティ間の関係をグラフとして保持して探索する
C. Amazon Timestreamを選び、関係の深さを時系列の時間窓として集計する
D. Amazon RDSを選び、関係探索の主要要件を常に単一テーブルのキー参照へ変換する
答えと解説
答え:B
決定条件は、
高度に接続されたデータ
+
関係
+
複数ホップの探索です。このアクセスパターンではAmazon Neptuneを評価します。
既存システムはApache CassandraのワイドカラムモデルとCQLを前提としている。アプリケーションコードの変更を抑えながら、サーバーのプロビジョニングやパッチ適用を避けてAWS上へ移行したい。
最も適切な選択はどれか。
B. Amazon DynamoDBを選び、サーバーレス化と大規模なキー中心アクセスを優先してアプリケーションを変更する
C. Amazon Keyspacesを選び、Cassandra互換のワイドカラムモデルとCQLベースのアクセスを維持する
D. Amazon DocumentDBを選び、マネージドNoSQLへ移行してドキュメントモデルへ変更する
答えと解説
答え:C
AはCassandra互換性を最も強く維持できますが、サーバーのプロビジョニングやパッチ適用が必要です。BとDは運用負荷を減らせますが、Cassandra互換性とCQLを維持できません。
Cassandra互換
+
CQL
+
ワイドカラム
+
基盤運用の削減を同時に満たすAmazon Keyspacesが最も適切です。
既存のAWS支払いアカウントでは2025年6月20日より前からサーバーレス時系列データベースを本番利用している。新しいリンクアカウントでも、大量のIoT測定値をタイムスタンプ付きで保存し、SQLで時間窓集計や傾向分析を行いたい。既存運用との互換性を優先し、同じ支払いアカウント配下で新規基盤への移行は避けたい。最も適切な選択はどれか。
B. Amazon Timestream for InfluxDBへ必ず移行し、既存のLiveAnalytics利用権があっても新しいリンクアカウントでは利用しない
C. Amazon Neptuneへ移行し、各測定値をグラフの辺として時間窓集計の中心データモデルにする
D. Amazon DocumentDBへ移行し、時系列向けの既存クエリ特性を評価せずすべてドキュメントモデルへ置き換える
答えと解説
答え:A
Amazon Timestream for LiveAnalyticsは新規顧客の受付を終了していますが、既存のアクティブな支払いアカウントで利用している顧客は、その支払いアカウント配下の新しいユーザーやリンクアカウントでも継続利用できます。既存運用との互換性を優先するこのScenarioでは継続利用が候補になります。
2026年に新規AWS顧客として時系列データベースを設計している。設計者が「時系列なのでAmazon Timestream for LiveAnalyticsをそのまま新規採用する」と提案した。
現行のサービス提供状況を踏まえた最も適切な判断はどれか。
B. Amazon Timestream for LiveAnalyticsは全顧客向けに終了済みなので、既存利用も直ちに停止する
C. 既存顧客だけが新しい時系列ワークロードを作れず、過去データの参照だけが許可されている
D. 新規顧客アクセスは停止済みなので、AWSが案内するAmazon Timestream for InfluxDBなどを評価する
答えと解説
答え:D
Amazon Timestream for LiveAnalyticsは2025年6月20日から新規顧客アクセスを停止しています。既存利用者のワークロードには影響しません。したがって、
時系列だから
LiveAnalyticsを新規採用とは判断せず、現在利用可能な時系列データベース候補を評価します。
リアルタイムのランキング機能を実装する。スコア順の順位付けにValkeyのSorted Setを利用し、更新と参照をマイクロ秒級のレイテンシーで処理したい。
最も適切なデータストアはどれか。
B. Amazon ElastiCache for Valkeyを選び、Sorted Setとインメモリアクセスを利用する
C. Amazon OpenSearch Serviceを選び、検索結果の関連度ランキングをゲームスコアの順位表として利用する
D. Amazon DocumentDBを選び、ランキングをJSONライクなドキュメントとして保存してフィールド検索する
答えと解説
答え:B
Aは大規模なキーアクセスに適していますが、ValkeyのSorted Setをそのまま利用する要件を満たしません。Cは検索結果の関連度ランキングを扱えますが、ValkeyのSorted Setによるリアルタイムな順位管理とはアクセスモデルが異なります。Dはドキュメント検索に適していますが、インメモリデータ構造とマイクロ秒級アクセスが決定条件ではありません。したがって、
Valkey互換
+
Sorted Set
+
インメモリ
+
マイクロ秒級アクセスを満たすAmazon ElastiCache for Valkeyが最も適切です。
アプリケーション内の大量ドキュメントに対し、キーワードの全文検索、関連度ランキング、フィルタリングを行いたい。さらにログやクリックストリームの検索・分析にも同じ検索基盤を使いたい。
最も適切な選択はどれか。
B. Amazon DynamoDBを選び、キーアクセスとセカンダリインデックスを中心に検索条件を事前設計する
C. Amazon OpenSearch Serviceを選び、全文検索・関連度検索・ログ分析を検索インデックスで処理する
D. Amazon DocumentDBを選び、JSONライクなドキュメントを保存してフィールド条件による検索を行う
答えと解説
答え:C
A、B、Dもそれぞれ検索条件に応じたデータ取得機能を持ちます。しかし問題では、
全文検索
+
関連度ランキング
+
フィルタリング
+
ログ / クリックストリーム分析を同じ検索基盤で扱うことが要求されています。このアクセスパターンではAmazon OpenSearch Serviceが最も適切です。