SAP-C02-101 · 理解確認
Expenditure / Usage AwarenessのControl
9問 · 1問ずつ確認
企業では複数チームが同じAWS環境を使用している。
組織全体の月次予算は設定されているが、特定のプロジェクトが大きく支出を増やしても担当チームが気付きにくい。
既存のコスト配賦情報を利用できる場合、最も適切な制御設計はどれか。
B. 各プロジェクトへ同じ予算額を設定し、利用規模や所有者の違いは考慮しない
C. 既存のコスト配分軸で支出責任を分け、全体予算に加えて担当単位の予算と通知先を設定する
D. タグやコストカテゴリは分析専用とし、AWS Budgetsの対象範囲には利用しない
答えと解説
答え:C
既存の配賦軸を担当者・予算・通知先へ接続し、責任単位で制御します。
Amazon EC2には長期割引が適用されているため月額コストは予算内に見えるが、バッチ増加によってインスタンス実行時間が計画値を超え始めている。料金変動の影響とは分けて、消費量そのものがしきい値を超えた時点で通知したい。最も適切な方法はどれか。
B. 対象の使用タイプと単位に対する使用量予算を設定し、消費量をしきい値と比較する
C. AWS Pricing Calculatorの事前見積りだけを更新し、実利用量は監視しない
D. Cost Explorerの月額表示だけを確認し、使用量のしきい値は設定しない
答えと解説
答え:B
割引や単価の変化とは分けて消費量そのものを監視したい場合は、使用タイプと単位を対象に使用量予算を設定します。コスト予算とは別の観点で利用量の増加を検知できます。
Checkoutプロジェクトには月次予算が設定され、Checkoutチームが支出責任を持っている。
月の前半で実コストは予算未満だが、予測では月末超過が予測された。
企業では、早期段階ではプロジェクト担当者が原因を確認し、実際の支出がより高いしきい値へ到達した場合に財務担当へエスカレーションする方針である。
最も適切な制御設計はどれか。
B. 予測をCheckoutチームの早期確認へつなぎ、実績しきい値到達時は財務担当へエスカレーションする
C. 予測が予算超過を示した時点で、Checkout プロジェクトの全AWSリソースを自動停止する
D. Checkoutチームが担当者でも、プロジェクト単位の通知は設定せず、組織全体予算だけで管理する
答えと解説
答え:B
予測を早期確認へ、実績しきい値を財務担当へのエスカレーションへ接続します。
本番環境で予測ベースの予算しきい値を超えた場合、追加のAmazon EC2プロビジョニングを制限したい。
ただし、業務影響を確認せず自動で制御を適用することは禁止されている。
最も適切な方法はどれか。
B. 予算しきい値を設定するだけで、承認操作なしに請求額そのものを上限で停止させる
C. 本番環境でもしきい値到達時に全リソースを自動削除する唯一のアクションを利用する
D. 通知先を削除し、予算超過後は月末の請求確定まで一切の対応を行わない
答えと解説
答え:A
業務影響が高い場合はManual Approvalを使い、承認後に制御を適用します。
複数チームが同じAWSアカウントを利用している。多くのリソースにはProjectとTeamのタグがあるが、財務部門はチーム別・プロジェクト別にコストを説明できておらず、共有コストと未配賦コストも存在する。コスト配賦を改善する最も適切な対応はどれか。
B. 必要なタグをコスト配賦タグとして利用できる状態にし、共有・未配賦コストの扱いも定義して総コストへ突き合わせる
C. AWS Budgetsの通知先だけをチーム別に分け、コストの帰属情報は整備しない
D. タグの有効化や配賦ルールを確認せず、Cost Explorerでサービス別にグループ化すればチーム別配賦が完成するとみなす
答えと解説
答え:B
コスト配賦では、責任単位へ結び付く配賦軸を利用可能にし、共有・未配賦コストを含めて対象総額と整合する形で可視化します。通知や予防的ガードレールだけではコストの帰属は決まりません。
AWS Budgetsのしきい値を超過した後も、一部のAWS料金が増え続けている。
最も適切な説明はどれか。
B. 請求データとBudgets更新には遅延があり、通知やアクションは厳格なリアルタイム支出上限ではない
C. 予算アラート後は既存リソースのストレージ料金やデータ転送料金も自動的にゼロになる
D. 予測アラートを使えば、実際の利用量に関係なく請求額が予算値へ自動補正される
答えと解説
答え:B
Budgetsには更新遅延があり、既存利用も継続し得るため、厳格なリアルタイム上限ではありません。
あるワークロードでは月額コストは横ばいだが、使用量が継続的に増えている。
現在は大きな割引が適用されている。
将来の支出増加リスクを把握するため、最も適切な方法はどれか。
B. 使用量だけを監視し、料金や割引条件が変化してもコスト予算は設定しない
C. コストと使用量は常に同じ割合で変化するため、どちらか一方だけを監視すれば十分である
D. コスト予算と使用量の指標を組み合わせ、支出が安定していても消費量の異常増加を識別できるようにする
答えと解説
答え:D
コストと使用量を組み合わせ、割引で隠れている使用量増加も把握します。
各アプリケーションチームへクラウド支出の説明責任を持たせたい。
最も適切なコスト可視性はどれか。
B. 全社の合計請求額だけを経営層へ表示し、ワークロード所有者にはコスト情報を提供しない
C. タグやコストカテゴリで配分した後は、予算や利用状況を担当者へ共有する必要はない
D. 月末請求が確定してから年1回だけ確認し、期間中の支出状況や予測は表示しない
答えと解説
答え:A
担当者が自分の責任範囲のコスト・使用量・予算差・予測を判断できる粒度にします。
企業は次のコスト制御を設計している。
予測ベースの予算しきい値
→ 担当者へ早期通知
実績しきい値
→ Manual Approval後に
追加プロビジョニングを制限
組織ポリシー
→ 禁止リージョンへの作成を事前防止
正しい理解を3つ選択してください。
B. 予測 アラートを設定すると、予測額を超えるAWS利用は請求システムが自動的に拒否する
C. Manual Approvalを利用する場合でも、しきい値到達時に設定済み対応を確認してから実行できる
D. Service QuotaやSCPはUSD単位の予算値と完全に同じ仕組みとして動作する
E. Budget Alertがあるため、ポリシー違反を防ぐIAM / SCPなどの予防的制御は不要になる
F. IAM / SCPなどのガードレールは、予算通知とは別にプロビジョニング自体を制限する用途で利用できる
答えと解説
答え:A / C / F
予測は早期シグナル、Manual Approvalは実行前確認、IAM / SCPは予算とは別の予防的制御です。