Q1 — 単一選択性能・可用性要件を満たす2つの候補を比較している。候補AはEC2中心で現在の平均CPU使用率が25%だが、3年間のコミットメントを前提にすると直接料金が低い。候補Bはマネージドサービス中心で直接料金は高いが、運用工数は少ない。14か月後には大きなアーキテクチャ変更の可能性がある。
コスト要件から候補を比較するとき、最も適切な進め方はどれか。
A. 現在のEC2サイズを維持したまま3年間の全量コミットメントを適用し、AWS直接料金だけで候補Aを評価する
B. 候補Bだけを適正サイジングし、候補Aは現在構成のまま運用工数を除外して比較する
C. 両候補を同じ需要へ適正サイジングし、変更後も残る高確度使用量だけにコミットメントを評価し、残存運用・変更コストも同じ期間で比較する
D. 14か月後に変更可能性があるため、両候補とも適正サイジングや料金モデルを検討せずオンデマンド料金だけで比較する
答えと解説
答え:C
候補ごとに同じ需要へ適正化し、アーキテクチャ寿命を超える過剰なコミットメントを避け、AWS直接費用だけでなく残存運用・変更コストまで同じ境界で比較します。
Q2 — 単一選択次の簡略化された月額換算コストで、候補Aと候補Bを比較する。
候補A
直接AWS料金 5,200 USD
運用工数 2,400 USD
移行費用換算 500 USD
候補B
直接AWS料金 6,100 USD
運用工数 700 USD
移行費用換算 800 USD
両方とも要件を満たす。
最も適切な判断はどれか。
A. 候補Aは月額AWS料金5,200 USDだけを総コストとし、候補Bの運用費は考慮しない
B. 候補Aは8,100 USD、候補Bは7,600 USDとして比較し、要件を満たすなら候補Bを選ぶ
C. 候補Bは一時費用9,600 USDがあるため、月額換算せず常に候補Aより高いと判断する
D. 候補Aの運用工数は社内要員なので0 USDとして扱い、候補Aを選ぶ
答えと解説
答え:B
同じ比較期間に直接料金・運用工数・移行費用を揃えると、Aは8,100 USD、Bは7,600 USDです。
Q3 — 単一選択2つのアーキテクチャ候補が、どちらも現在の技術要件を満たしている。
現在のアーキテクチャは約10か月後に大きく変更される可能性があり、候補Aは3年間のコミットメントを前提にすると安くなる。候補Bは直接料金がやや高いが、長期コミットメントを必要としない。
最も適切なコスト比較はどれか。
A. 候補Aの3年間の割引率だけを使い、10か月後のアーキテクチャ変更可能性は比較対象から除外する
B. アーキテクチャ変更予定があるため、どの候補でも料金割引を一切使用せず比較する
C. 3年間のコミットメントを現在アーキテクチャ全体へ適用し、変更後に利用できるかは選択後に確認する
D. 比較期間と変更予定を反映し、変更後も残る高確度使用量へのコミットメントと未使用コミットメントリスクを含めて比較する
答えと解説
答え:D
アーキテクチャ寿命とコミットメント期間を合わせ、変更後も残る使用量と未使用コミットメントリスクまで含めます。
Q4 — 単一選択2つの候補はいずれも性能・可用性要件を満たす。どちらも12 TBのデータをAmazon S3へ保存し、作成後30日間は頻繁にアクセスするが、その後11か月はほとんどアクセスせず、必要時は数時間の取得待ちを許容できる。プライベートサブネットのAmazon EC2からS3への大量通信もあり、一部は別AZのNAT Gatewayを経由している。
ストレージとネットワークを含めて候補を比較するとき、最も適切な方法はどれか。
A. 両候補でS3 Standardを1年間固定し、保存容量が同じなのでネットワーク経路による料金差は比較しない
B. 保存単価だけで最安のアーカイブ階層を選び、取得時間や最小ストレージ期間、NAT経路は比較対象から除外する
C. 各候補で要件に合うS3階層化とS3 Gateway Endpoint等の経路最適化を行い、移行・取得・データ処理を含む残存コストを比較する
D. NAT Gatewayの台数だけを最小化し、ストレージ階層は候補ごとに異なる状態のままAWS請求総額だけを比較する
答えと解説
答え:C
同じデータ要件でも、ストレージ階層と通信経路の両方でコスト構造が変わります。各候補を要件内で合理的に最適化してから、残る総コストを比較します。
Q5 — 単一選択2つのアーキテクチャ候補の現在想定では候補Aが安いが、トラフィック量やストレージ増加が変化すると主要コスト要因も変わる。
最も適切なアーキテクチャ選択はどれか。
A. 主要コスト要因の前提を変えた複数シナリオを計算し、どの条件で候補の優劣が逆転するか確認する
B. 現在の月間平均値だけを使い、成長率やトラフィック変化はアーキテクチャ選択後まで考慮しない
C. 一度最安になった候補は将来条件が変わっても最安なので、感度分析は不要とする
D. 最も大きい単価だけを変化させ、利用量や運用工数の変化は固定して比較する
答えと解説
答え:A
主要コスト要因を低 / 想定 / 高などで変化させ、逆転条件や損益分岐点を確認します。
Q6 — 複数選択:3つ選択次の2つのアーキテクチャ候補を比較する。
候補A
直接AWS料金は低い
運用工数は多い
Inter-AZ / NAT処理が多い
候補B
マネージドサービスを利用
VPC Endpointを利用
直接AWS料金は高い
運用工数とデータ転送関連コストは低い
両方とも性能・可用性要件を満たす。
正しい判断を3つ選択してください。
A. 候補Bのマネージドサービスによる運用削減を、残存運用工数として総コストへ反映する
B. 候補Aの直接AWS料金が低いため、ネットワークコストや運用コストを計算する前に候補Aを選ぶ
C. マネージドサービスを使う候補は直接料金が高いため、アーキテクチャ比較から除外する
D. 両候補の現在の設定値をそのまま使い、適正サイジングや経路最適化は比較後に行う
E. 候補Bで削減されるNAT / Inter-AZ料金をデータ転送モデルへ反映する
F. 同じ比較期間で直接コスト、運用コスト、必要な変更コストを合算して最終判断する
答えと解説
答え:A / E / F
マネージドサービスによる運用削減、ネットワークコスト差、変更コストまで同じ期間に統合します。