Q1 — 単一選択既存ワークロードのOperational Excellenceを改善したい。チームは監視サービスの追加や運用自動化をすぐ開始しようとしている。最初に行うべきことはどれか。
A. 最新のAWS運用サービスを一覧化し、採用数が最も多い構成を選ぶ
B. 既存手順を変更せず、障害が発生した時点で必要な改善を判断する
C. 現在の運用プロセス、手作業、障害履歴、業務影響を把握して現在状態を評価する
D. 具体的な自動化方式を先に決定し、その方式に合う問題だけを改善対象にする
答えと解説
答え:C
改善策を選ぶ前に、現在の運用実態と問題の証拠を把握し、現状と目標の差分を明確にします。
Q2 — 単一選択運用チームが既存の定常作業を評価している。手順書には作業名と担当部署だけが記載され、実際の判断条件は担当者の経験に依存している。最も適切な評価はどれか。
A. 手順書が存在するため、実際の判断条件を確認せず運用プロセスは十分に再現可能と判断する
B. 入力、判断、作業、確認、完了条件まで可視化し、別担当者でも再現できるか確認する
C. 担当部署が決まっているため、判断条件の属人化は運用リスクとして扱わない
D. 判断条件は文書化せず、詳しい担当者へ問い合わせる運用を正式手順とする
答えと解説
答え:B
運用プロセスは担当者名ではなく、開始から完了までの判断と確認を含めて再現可能か評価します。
Q3 — 単一選択毎朝の本番作業は10分程度だが、特定担当者だけが実行できる。入力値を誤ると顧客向け処理が停止し、代替担当者は復旧判断を行えない。この作業を評価するとき最も重要な見方はどれか。
A. 作業時間が短いため、失敗時の影響を確認せず改善対象から除外する
B. 手作業であることだけを理由に、頻度や影響を見ず最優先で自動化する
C. 毎日実行されているため、失敗時の業務影響や復旧能力は評価しなくてよい
D. 頻度、誤操作の可能性、属人化、失敗時の業務影響を運用リスクとして評価する
答えと解説
答え:D
手作業の存在だけではなく、頻度・再現性・誤操作・属人化・失敗時の影響を組み合わせて評価します。
Q4 — 単一選択過去6か月の障害記録を見ると、同じ種類の処理失敗が複数回発生している。毎回その場では復旧しているが、検知は利用者からの問い合わせが起点になっている。最も適切な評価はどれか。
A. 発生頻度、再発、検知方法、復旧時間、業務影響を確認し、運用プロセス上の改善候補として扱う
B. 毎回復旧できているため、再発傾向や利用者影響を見ず障害履歴を現在状態の評価から除外する
C. 障害件数だけを集計し、検知方法、復旧時間、利用者への業務影響は評価しない
D. 同種障害でも発生日が異なれば、再発傾向を確認せずすべて無関係な問題として扱う
答えと解説
答え:A
障害履歴から繰り返し・検知・復旧・影響を確認し、個別復旧だけで終わっていないか評価します。
Q5 — 単一選択2つの運用上の弱点が見つかった。候補Aは年1回発生し影響が小さく、候補Bは毎週発生し、特定担当者の手作業復旧が必要で業務停止につながる。他条件が同等なら、最も適切な判断はどれか。
A. 発生日が新しい候補だけを優先し、発生頻度や業務影響は比較しない
B. すべての改善候補を同じ優先度にし、運用リスクを比較せず担当者の希望で順番を決める
C. 発生頻度、属人化、業務影響が大きい候補Bを、より高い運用リスクとして優先評価する
D. 候補Aは発生回数が少ないため、業務影響を見ず必ず候補Bより高リスクと判断する
答えと解説
答え:C
運用リスクは発生しやすさと失敗時の影響、現在の対応能力を組み合わせて比較します。
Q6 — 単一選択複数の改善候補があり、すべてに同時着手することはできない。改善優先度を決める方法として最も適切なものはどれか。
A. AWSサービスの新しさだけで候補を並べ、最も新しい機能から順に導入する
B. 業務影響、運用リスク、期待するリスク低減、実施コスト、依存関係を組み合わせて比較する
C. 障害件数が1件でもある候補を、業務影響に関係なくすべて最優先にする
D. 実施コストだけを比較し、リスク低減を見ず最も安い改善から順に実施する
答えと解説
答え:B
優先度は影響・リスク・低減効果・実行可能性を統合して決めます。単一指標だけでは不十分です。
Q7 — 単一選択AWS Well-Architected Toolを使って既存ワークロードのOperational Excellenceを継続的に評価したい。改善前後のレビュー状態を比較できるようにする方法として最も適切なものはどれか。
A. 毎回新しいワークロードを作成し、以前のレビュー状態は削除する
B. レビュー回答を保存せず、高リスク項目の現在件数だけを別資料へ記録する
C. AWS Well-Architected Toolを使わず、障害件数だけを現在状態として記録する
D. レビュー時点のマイルストーンを保存し、後続レビューと比較して状態の変化を追跡する
答えと解説
答え:D
マイルストーンで特定時点のレビュー状態を保存し、改善後のレビューとの変化を追跡します。
Q8 — 単一選択現在状態の評価が終わり、監視不足、手作業、デプロイ失敗、構成のばらつきなど複数の問題が見つかった。このページの段階で行うべきこととして最も適切なのはどれか。
A. 業務影響と運用リスクから改善対象と優先度を整理し、具体的な改善方式の選択は後続判断へ渡す
B. すべての問題に同じAWSサービスを適用し、業務影響や個別の原因分析を省略して一括対応する
C. 改善優先度を決めず、業務影響や運用リスクを比較しないまま実装しやすい問題だけを選ぶ
D. 現在状態の記録を破棄し、改善前後を比較せず改善後の状態だけを新しい基準として扱う
答えと解説
答え:A
現状評価では改善対象と優先度までを確定し、具体的な監視・自動化・デプロイ改善などは後続の設計判断へ渡します。