Q1 — 単一選択運用チームが自動化候補を比較している。候補Aは年1回だけ実施する2時間の確認作業で、自動化には3週間かかる。候補Bは毎日発生する30分の手作業で入力ミスも多く、自動化には2日かかる。他条件が同等なら、どちらを先に評価するのが適切か。
A. 年1回だけ実施する2時間の確認作業を、自動化コストを考えず最優先にする
B. 毎日発生し手作業ミスも多い30分の処理を、低い自動化コストで置き換える
C. 頻度や業務影響を比較せず、最も新しいAWSサービスを使える作業から自動化する
D. すべての候補を同じ優先度にし、担当者が実装しやすい順だけで着手する
答えと解説
答え:B
反復量、手作業によるミス、期待できる削減効果に対して自動化コストが低い候補は、自動化優先度を上げやすくなります。
Q2 — 単一選択毎日500回実行される手作業があり、1回あたり約5秒、失敗はまれである。自動化すると実行自体は不要になるが、初期実装に約6人週を要し、その後も試験・監視・保守が必要になる。
他にも自動化候補がある場合、この作業の優先順位を決める考え方として最も適切なものはどれか。
A. 実行回数が多いため、削減時間や保守費用を見積もる前に最優先で自動化する
B. 失敗率が低い作業は自動化による価値がないため、候補から除外する
C. 削減できる工数・ミス・リードタイムと、自動化の構築・運用コストを比較して優先順位を決める
D. 技術的に自動化可能なら、費用対効果が高い他候補より先に実装する
答えと解説
答え:C
自動化候補は頻度だけで決めません。削減できる手作業やリスク、処理時間などの便益を、構築後も発生する試験・監視・保守を含む総コストと比較し、他候補との優先順位を決めます。
Q3 — 単一選択年に数回しか発生しない運用作業だが、手入力を誤ると顧客向けサービスが停止する。手順は明確で、限定された操作として安全に自動化できる。最も適切な評価はどれか。
A. 発生は少なくても誤操作時の業務影響が大きく、手順が明確なら自動化候補として評価する
B. 頻度が低い作業は、業務影響や誤操作リスクに関係なく自動化候補から除外する
C. 年1回以下の作業は必ず手動のまま残し、手順の標準化や自動化は検討しない
D. 業務影響が大きい作業ほど、自動化の安全性を確認せず完全自動化する
答えと解説
答え:A
低頻度でも、人的ミスによる業務影響が大きく安全に自動化できるなら、有力な候補になる場合があります。
Q4 — 単一選択運用作業を自動化したいが、担当者ごとに判断条件が異なり、手順も毎月変更されている。最も適切な進め方はどれか。
A. 手順が頻繁に変わっていても、現在の担当者の判断をそのままコード化して自動化する
B. 判断条件が不明確でも、自動化すれば手作業が減るため実装を先に完了する
C. 自動化ツールを先に選び、そのツールで実装できる形へ現在の手順を合わせる
D. 判断条件と正常な完了状態を整理し、安定した手順にしてから自動化を設計する
答えと解説
答え:D
不安定で曖昧な運用をそのまま自動化するのではなく、先に入力・判断・完了条件を明確にします。
Q5 — 単一選択自動化候補の費用対効果を比較するとき、自動化コストとして最も適切に扱う範囲はどれか。
A. 最初に作るスクリプトやワークフローの実装時間だけを自動化コストとして扱う
B. 実装に加えて試験、権限設計、監視、保守、変更対応に必要な継続コストも見積もる
C. AWS利用料金だけを自動化コストとして扱い、運用担当者の保守時間は除外する
D. 自動化後は保守不要と仮定し、将来の変更や障害対応にかかる費用を考慮しない
答えと解説
答え:B
自動化コストには初期実装だけでなく、安全に運用・維持するための継続的なコストも含めて比較します。
Q6 — 単一選択運用チームが、週30回・1回10分かかる手作業の自動化効果を評価している。自動化候補を他の作業と同じ基準で比較するため、まず把握すべき値として最も適切なものはどれか。
A. 1回10分という値だけを使い、実行頻度は評価から除外する
B. 週30回という頻度だけを記録し、1回あたりの作業時間は考慮しない
C. 週300分、つまり週5時間という一定期間の総手作業量へ換算する
D. 自動化に使用できるAWSサービス数を、手作業量の代わりに利用する
答えと解説
答え:C
自動化候補を比較するときは、1回の作業時間だけでなく実行頻度を掛け合わせ、一定期間で発生する総労力へ換算します。
Q7 — 単一選択自動化候補AとBについて、導入前はAの方が高い優先度と評価していた。しかし実績を確認すると、Aは例外対応と保守工数が多く、Bは想定以上に手作業と人的ミスを削減できている。次の自動化投資を決める際、最も適切な対応はどれか。
A. 当初の評価を固定し、実績に関係なく候補Aと同種の自動化を優先し続ける
B. 自動化件数を増やすことを目的にし、AとBの実際の効果や保守コストは比較しない
C. 初期の実装工数だけを再確認し、導入後の運用効果は優先順位に反映しない
D. 実際の削減効果と保守コストを候補評価へ戻し、今後の自動化優先度を再順位付けする
答えと解説
答え:D
自動化優先度は最初の見積もりだけで固定しません。導入後の実績を候補評価へ反映し、期待効果と自動化コストの見積もりを更新して次の優先順位を判断します。