Q1 — 単一選択既存システムで過去1年間に、依存APIの応答停止によって同じ障害が3回発生している。次回のゲームデーで最初に設計すべき障害シナリオとして最も適切なものはどれか。
A. 本番で発生したことのない複数リージョン同時消失だけを最初の対象にする
B. 依存APIが利用できない状態を再現し、検知・判断・復旧手順が機能するか確認する
C. 使用するAWSサービスを先に決め、そのサービスで発生させられる障害だけを対象にする
D. 障害条件を決めず、当日に参加者が自由に停止対象を選ぶ
答えと解説
答え:B
過去の障害や重要な依存関係から、確認する価値の高いシナリオを選びます。障害注入手段やAWSサービスを先に決めるのではありません。
Q2 — 単一選択ディザスタリカバリ計画にはリージョン障害時の役割分担と復旧方針が記載されているが、担当者が実際に実行する手順、必要権限、確認点が定義されていない。最も適切な改善はどれか。
A. 計画書だけを最新版にすれば、実行手順がなくても復旧可能とみなす
B. 復旧時の判断を担当者の経験に委ね、手順は障害発生後に作成する
C. 計画で定めた復旧方針を実行できるよう、具体的な復旧手順と確認点を整備する
D. RTOとRPOだけを記載し、役割や手順はすべて削除する
答えと解説
答え:C
復旧方針だけでなく、担当者が実行できる具体的な操作、確認点、権限、例外時の扱いを復旧手順として整備します。
Q3 — 単一選択ゲームデーを計画している。実際の障害対応に近い学習効果を得るため、最も適切な参加方法はどれか。
A. 実障害時に対応する運用・開発・意思決定関係者を参加させ、定めたシナリオと手順を実行する
B. 障害対応に関与しない担当者だけで実施し、実際の対応チームには結果だけ共有する
C. 参加者には障害シナリオも目的も知らせず、本番環境を予告なく停止する
D. システム担当者だけで復旧し、業務判断やエスカレーションは演習対象から除外する
答えと解説
答え:A
ゲームデーでは、実際の障害時に関与する人が、現実的な状況でシステム・プロセス・復旧行動を演習します。
Q4 — 単一選択本番に近い環境でゲームデーを行う。障害注入による影響が想定以上に広がった場合に備える設計として最も適切なものはどれか。
A. 影響が大きいほど学習効果が高いため、途中停止の条件は設定しない
B. 一度開始したら復旧できるまで継続し、顧客影響が出ても演習を優先する
C. 参加者ごとに中止判断を任せ、共通の判断基準は設けない
D. 影響範囲、監視項目、中止条件、切り戻し方法を事前に定義する
答えと解説
答え:D
現実的な演習でも、安全性を制御する必要があります。想定外の影響が発生した場合に中止・切り戻しできる条件を事前に決めます。
Q5 — 単一選択障害シナリオとして「アプリケーションが利用不能になる」を定義したが、演習で何を確認できれば成功か決まっていない。最も適切な改善はどれか。
A. 障害を起こす操作だけを決め、期待する検知や復旧結果は演習後に考える
B. 検知・エスカレーション・復旧・サービス回復など、期待する結果を事前に定義する
C. 復旧時間だけを成功条件にし、手順やチーム対応は評価しない
D. 参加者が成功と感じれば合格とし、測定可能な条件は設けない
答えと解説
答え:B
演習前に期待する観測結果を定義しておくことで、実際の動作との差異を復旧検証で判断できます。
Q6 — 単一選択ゲームデーではサービスを復旧できたが、担当者は復旧手順にない追加操作を複数回行わなければならなかった。最も適切な対応はどれか。
A. 最終的に復旧したため手順は正しいと判断し、追加操作は記録しない
B. 演習担当者の経験で補えたため、次回も同じ担当者だけを参加させる
C. 実際に必要だった操作を振り返り、復旧手順や前提条件を修正して次回の演習で再確認する
D. 手順との差異は演習特有の問題として扱い、本番向け資料には反映しない
答えと解説
答え:C
手順外の操作が必要だったなら、現在の復旧手順だけでは再現できません。差異を学びとして取り込み、修正後に再確認します。
Q7 — 単一選択リージョン障害を想定したゲームデーで、定義済みの復旧手順に従って復旧リージョンへの切り替えを演習している。切り替え操作自体は成功したが、開始判断を誰が行うか決まっておらず、業務部門への状態共有も行われなかった。最も適切な評価はどれか。
A. 切り替え操作が成功したため、復旧体制全体も計画どおり機能したと判断する
B. 技術的な切り替えが成功していれば、開始判断や関係者への連絡はゲームデーの評価対象から除外する
C. 判断者、連絡経路、状態共有などの運用プロセスに不足があるため、改善項目として復旧計画や手順へ反映する
D. 次回は同じ担当者だけで実施し、判断や連絡に関する役割は明文化しない
答えと解説
答え:C
Failover Testを含むゲームデーでは、技術的な切り替えだけでなく、判断、役割分担、連絡、状態共有を含む復旧プロセス全体が機能するか確認します。
Q8 — 単一選択障害シナリオでは、監視が異常を検知し、担当者へ通知され、復旧手順が開始され、サービスが回復することを期待していた。演習ではサービス自体は回復したが、監視通知が発生せず、担当者も手動確認で障害に気付いた。最も適切な評価はどれか。
A. サービスが最終的に回復したため、シナリオ全体の復旧検証は合格とする
B. 監視は復旧処理とは別なので、通知されなかった事実は演習結果に含めない
C. 担当者が手動で気付けたため、検知経路が機能しなくても計画どおりとみなす
D. 期待した検知・通知が機能しておらず、復旧プロセスの改善点として記録する
答えと解説
答え:D
復旧検証では最終的なサービス状態だけでなく、事前に期待した検知・通知・判断・復旧行動が成立したかを比較します。