AWS / SAP-C02

SAP-C02-115 · 理解確認

User / Service操作のTraceabilityを改善する

CloudTrailからユーザー・AWSサービス・API操作を関連付け、監査可能な追跡性を確認します。

問題1 / 7
Q1 — 単一選択

複数の管理者が同じIAMロールを引き受けて本番環境を操作している。CloudTrailでは AssumedRole とIAMロール名までは確認できるが、監査部門は「元の利用者まで追跡できるようにしたい」と要求している。最も適切な改善はどれか。

A. IAMロール名とセッション名だけを保存し、元の利用者は監査対象外として扱う
B. ロール引き受け時に元の主体を関連付ける情報を保持し、CloudTrailで追跡できるようにする
C. CloudTrailではなく管理者の申告とIAMポリシー変更履歴から元の利用者を特定する
D. 全管理者に共通アクセスキーを配布し、同じ認証情報から操作させて記録を統一する
答えと解説

答え:B

共有IAMロールだけでは元の主体を十分に識別できない場合があります。sourceIdentityなど、ロールセッションと元の主体を関連付けられる情報を監査へ残します。

Q7 — 複数選択:3つ選択

中央ログアーカイブで、アカウントAのフェデレーション利用者がアカウントBのロールを引き受け、そのロールのAPI呼び出しを契機にAWSサービスがアカウントCのリソースを変更した一連の操作を復元したい。単一のイベントだけでは操作主体の遷移を追えない。追跡方法として適切なものを3つ選択してください。

A. ロールセッションのuserIdentityやsessionContextを確認し、ロールを引き受けた元の主体を特定する
B. 各イベントのeventNameだけを比較し、同名であれば同じ操作チェーンと判断する
C. 中央ログ内でアカウント、リージョン、時刻、関連IDなどを照合し、クロスアカウントのイベントを関連付ける
D. invokedByにAWSサービス名があるイベントは利用者の操作と無関係として調査対象から除外する
E. userIdentityやinvokedByを確認し、利用者・ロール・AWSサービスへ操作主体が移る過程を区別して追跡する
F. ログを中央集約していれば必要な操作は必ず記録されるため、記録対象の設定は確認しない
答えと解説

答え:A / C / E

一連の操作を復元するには、元の主体を示すロールセッション情報、クロスアカウントイベントを結び付ける情報、AWSサービスによる後続操作を示す主体情報を組み合わせます。中央集約だけでは記録範囲や主体の遷移を自動的に保証しません。