Q1 — 複数選択:2つ選択既存アプリケーションで性能問題が発生している。同程度の負荷だった正常時と比較すると、CPU使用率はほぼ変化していないが、利用可能メモリが大きく減少し、同じ時間帯からスワップ処理とp95レイテンシーが増加している。この時点の判断として適切なものを2つ選択してください。
A. CPU使用率が正常時と近いため、すべてのリソース制約を候補から除外する
B. 利用可能メモリの減少とスワップ増加から、メモリ圧迫を調査候補にする
C. p95レイテンシーが悪化したため、CPUを確認せずにI/Oを原因と確定する
D. CPUとメモリを別の制約として扱い、CPUに余裕があってもメモリ不足を確認する
E. メモリ使用量はパフォーマンスに影響しないため、ネットワークだけを確認する
答えと解説
答え:B / D
CPUとメモリは別々のリソース制約です。CPUが正常範囲でも、利用可能メモリの急減とスワップ増加がKPI悪化と同時に発生しているなら、メモリ圧迫を調査候補として扱います。
Q2 — 単一選択対応条件を満たすAmazon EBSボリュームで、問題発生時間にVolumeIOPSExceededCheckが1になった。この値の解釈として最も適切なものはどれですか。
A. ボリュームに保存できる最大データ容量を超えたことを示す
B. すべてのI/Oリクエストが失敗したことを示す
C. プロビジョニングされたIOPS性能を超える処理を継続的に要求したことを示す
D. EC2インスタンスのCPU使用率が100%へ到達したことを示す
答えと解説
答え:C
VolumeIOPSExceededCheckは、対応するEBSボリュームで、アプリケーションがプロビジョニングされたIOPS性能を超える処理を継続的に要求したかを示します。容量不足やCPU飽和を示すメトリクスではありません。
Q3 — 単一選択Amazon EC2のNetworkOutを使って、インスタンスのネットワーク転送レートが性能上限へ近付いているか調査したい。最も適切な扱いはどれですか。
A. NetworkOutの値をそのままGbpsとして扱う
B. NetworkOutのSumを期間秒数で割って転送レートへ換算し、インスタンスのネットワーク性能と比較する
C. NetworkOutはCPU使用率を表すため、CPUUtilizationの代わりに使用する
D. NetworkOutが0より大きければ、ネットワークが必ずボトルネックだと判断する
答えと解説
答え:B
NetworkOutは指定期間中に送信したBytesを示します。帯域と比較する場合は、Sumを期間秒数で割るなどして転送レートへ換算してから、現在のインスタンスのネットワーク性能と比較します。
Q4 — 単一選択利用者向けp95レイテンシーが13:20〜13:30の10分間だけ急激に悪化した。担当者は13:00〜14:00のCPUUtilizationのAverageだけを確認している。次に行うべきことはどれですか。
A. 1時間平均をそのまま使用し、短時間の変動は評価対象から除外する
B. 問題の10分間に合わせて期間と統計を調整し、CPUメトリクスを比較する
C. CPUメトリクスの確認を終了し、ネットワークメトリクスだけを調査する
D. 問題発生時間を区別せず、当日全体の最大CPU使用率だけを比較する
答えと解説
答え:B
短時間の飽和は、長い期間のAverageでは平均化される場合があります。問題が発生した時間帯に合わせて期間と統計を調整し、KPIとリソースメトリクスを比較できる粒度に揃えます。
Q5 — 単一選択性能問題の発生時間帯に、利用可能メモリの大幅な減少、スワップ処理の増加、VolumeThroughputExceededCheck = 1、I/Oレイテンシー上昇を同時に確認した。現在のデータだけでは、メモリ圧迫とI/O制約のどちらが主原因かを特定できていない。次に行うべきことはどれですか。
A. 使用率の数値が高い方を主原因として確定する
B. 複数の制約候補を維持し、時間粒度や追加メトリクスを使って原因をさらに絞る
C. VolumeThroughputExceededCheckが1なので、メモリの調査を終了する
D. スワップが発生しているため、I/O関連のメトリクスをすべて無視する
答えと解説
答え:B
複数の資源で同時に制約を示す証拠がある場合、現在のデータだけで1つを主原因と断定できるとは限りません。より細かい時間粒度や追加メトリクス、必要に応じてアプリケーション側の計測を使い、候補をさらに絞ります。