Q1 — 単一選択複数のEC2インスタンスで並列計算する既存システムがある。CPUとメモリには十分な余裕があるが、計算ノード間で大量のデータを交換する時間が処理時間の大部分を占めている。ノード間の低レイテンシーと高いネットワーク性能を優先する場合、最も直接的な改善はどれですか。
A. EC2をスプレッドプレイスメントグループへ配置する
B. EC2をクラスタープレイスメントグループへ配置する
C. すべてのEC2を1段階大きいサイズへ変更する
D. Auto Scalingグループの最大キャパシティだけを増やす
答えと解説
答え:B
制約はCPUやメモリではなく、ノード間通信です。密結合ノード間の通信性能を改善したい場合は、クラスタープレイスメントグループを評価します。
Q2 — 単一選択ステートレスなWebワークロードをAmazon EC2 Auto Scalingで運用している。必要なvCPU・メモリ・ネットワーク条件を満たせば、複数のインスタンスタイプを利用できる。現在は1種類だけを指定しており、一部アベイラビリティーゾーンで必要台数を確保できないことがある。最も適切な改善はどれですか。
A. Auto Scalingを維持し、使用するアベイラビリティーゾーンを1つだけに限定する
B. Mixed Instances Policyや属性ベースの選択で、適合する複数タイプを利用する
C. 現在の1種類だけを維持し、キャパシティが空くまで起動を再試行する
D. クラスタープレイスメントグループを使い、選択可能なタイプ数を増加させる
答えと解説
答え:B
問題はAuto Scalingの有無ではなく、キャパシティ調達を1つのインスタンスタイプへ依存していることです。必要な性能条件を満たす複数候補を利用できる構成へ変更します。
Q3 — 単一選択一時的な大規模バッチ処理のため、複数のインスタンスタイプと複数のアベイラビリティーゾーンから大量のEC2キャパシティをまとめて取得したい。処理システム側でインスタンスのライフサイクルを管理するため、継続的なAuto Scalingグループによる管理は必要ない。最も適切な選択肢はどれですか。
A. EC2 Fleetを利用して必要なキャパシティを複数の候補から取得する
B. 単一インスタンスタイプだけのAuto Scalingグループを作成する
C. スプレッドプレイスメントグループだけを作成する
D. すべてのEC2を同じサイズへ垂直スケーリングする
答えと解説
答え:A
複数のインスタンスタイプやアベイラビリティーゾーンからEC2キャパシティをまとめて取得し、ライフサイクルを利用側で管理する要件では、EC2 Fleetが候補になります。
Q4 — 単一選択Amazon EC2 Auto Scalingで属性ベースのインスタンスタイプ選択を利用し、候補となるインスタンスタイプを増やしたい。CPU性能を一定水準以上に維持するためパフォーマンス保護も使用するが、ワークロードには最低32GiBのメモリも必要である。最も適切な設計はどれですか。
A. パフォーマンス保護だけを有効化すれば、CPUとメモリの両方が自動的に保証される
B. CPU性能にはパフォーマンス保護を使い、必要メモリ量は属性要件として明示する
C. メモリ条件を指定せず、起動後に不足したインスタンスだけ手動で停止する
D. 候補を増やすため、CPU性能とメモリ量の両方について最低条件を削除する
答えと解説
答え:B
現在のパフォーマンス保護が基準として扱う性能要素はCPUです。必要メモリ量など、その他の必須条件は属性ベースのインスタンスタイプ選択側で指定します。候補を広げることと、必要性能を緩めることは同じではありません。
Q5 — 単一選択分析サービスでは1回の要求を単一ワーカー内で処理し、処理中に最低72 GiBのメモリが必要である。現在のワーカーは64 GiBで、要求実行中にスワップが発生してレイテンシーKPIを外れている。要求内の処理は複数ワーカーへ分割できず、待ち行列による総処理能力不足もない。最も直接的な改善軸はどれですか。
A. 必要メモリを満たす大きなインスタンスへ垂直スケーリングし、単一ワーカー内の制約を解消する
B. 同じ64 GiBのワーカー台数だけを増やし、各要求のメモリ不足は変更しない
C. クラスタープレイスメントグループだけを追加し、各ワーカーのメモリ量は維持する
D. EC2 Fleetで候補数だけを増やし、候補ごとの最低メモリ要件は指定しない
答えと解説
答え:A
1要求を複数ノードへ分割できず、各ワーカーのメモリ不足が直接の制約なので、総台数を増やす水平スケーリングではなく、必要な単一ノード能力を満たす垂直スケーリングを選びます。
Q6 — 複数選択:2つ選択密結合の並列処理を行うEC2ワークロードがある。ノード間通信のレイテンシーを下げる必要がある一方で、システム全体にはアベイラビリティーゾーン障害を考慮した可用性要件もある。この状況を設計するときの考え方として適切なものを2つ選択してください。
A. Cluster Placement Groupを使えば、自動的に複数アベイラビリティーゾーンへ分散される
B. 通信性能を必要とするノード群ではクラスタープレイスメントグループを評価する
C. Spread Placement Groupを使えば、Clusterと同じ低レイテンシー通信特性を得られる
D. ノード間通信性能と複数アベイラビリティーゾーンの可用性要件を別の設計要件として評価する
E. Mixed Instances Policyを有効化すれば、ノード間通信と複数AZ可用性を同時に自動解決できる
答えと解説
答え:B / D
クラスタープレイスメントグループは、単一アベイラビリティーゾーン内でインスタンスを近接配置し、低いネットワークレイテンシーや高いネットワークスループットを必要とする処理で評価します。一方、複数アベイラビリティーゾーンへ分散する可用性要件とは別の設計軸です。
Q7 — 単一選択ステートレスなWebワーカーをAmazon EC2 Auto Scalingで運用しており、Mixed Instances Policyと属性ベースのインスタンスタイプ選択を利用している。現在は候補となる各インスタンスに最低32GiBのメモリを要求している。アプリケーション更新後、各ワーカーが正常に処理するための最低メモリ要件が64GiBへ増加した。需要変動へのAuto Scalingと、複数インスタンスタイプからキャパシティを確保する構成は維持したい。最も適切な変更はどれですか。
A. 最低メモリ条件は32GiBのまま維持し、Auto Scalingグループの最大台数だけを増やす
B. 候補インスタンスの最低メモリ要件を64GiB以上へ引き上げ、条件を満たす複数タイプでAuto Scalingを継続する
C. 属性要件を削除し、メモリ容量に関係なく利用可能なすべてのインスタンスタイプを候補にする
D. インスタンスタイプの条件を変更せず、クラスタープレイスメントグループへ配置する
答えと解説
答え:B
今回変更されたのは必要台数ではなく、候補1台あたりが満たすべき最低メモリ能力です。単一ノード能力の改善軸として、候補インスタンスに要求する最低メモリ能力を64GiB以上へ引き上げます。一方で、需要変動への水平スケーリングと複数タイプからのキャパシティ調達は引き続き維持します。