Q1 — 単一選択既存の注文APIでp95レイテンシーが目標300 msに対して900 msまで悪化している。問題発生時間帯にはCPU・メモリ・ストレージ・ネットワークのいずれにも十分な余裕がある。分散トレースでは、約700 msを外部決済サービスの応答待ちが占めていた。最も適切な判断はどれですか。
A. CPU使用率を理由にEC2を縮小する
B. p95が高いためEC2を拡大する
C. Rightsizingを主要な改善策にしない
D. メモリ使用量だけで構成を変更する
答えと解説
答え:C
現在の性能目標は未達ですが、EC2の能力不足を示す証拠はありません。支配的な遅延は外部決済サービスの応答待ちなので、EC2のRightsizingを主要な改善策にはしません。
Q2 — 単一選択既存EC2ワーカーは4 vCPU相当のCPU能力を持つ。要求負荷で実行するとCPU使用率が96%となり、CPU処理がボトルネックであることが確認されている。CPU能力と処理可能量がおおむね比例すると仮定し、同じ要求負荷でCPU使用率を70%以下にする能力をRightsizing候補の目安とする。必要なCPU能力の目安として最も適切なのはどれですか。
A. 4 vCPU相当のまま維持する
B. 約6 vCPU相当以上を評価する
C. 約5 vCPU相当以下へ縮小する
D. CPUではなくメモリだけを増やす
答えと解説
答え:B
必要CPU能力の目安は 4 × 96 / 70 ≈ 5.5 です。したがって、約6 vCPU相当以上のCPU能力を持つ候補から評価できます。目的は、現在能力と必要能力の差分をRightsizing候補へ変換することです。
Q3 — 単一選択既存ワーカーでは、1台あたり基本使用量8 GiB、1ジョブあたり6 GiBのメモリが必要であり、必要な同時実行数は8である。このワークロード要件だけから計算した場合、候補インスタンスに最低限必要なメモリ量の目安はどれですか。
A. 32 GiB以上
B. 56 GiB以上
C. 48 GiB以上
D. 72 GiB以上
答えと解説
答え:B
必要メモリ量は 8 GiB + 6 GiB × 8 = 56 GiB です。現在の平均使用率だけではなく、要求された同時実行数から必要能力を算出します。
Q4 — 単一選択既存EC2アプリケーションで性能問題が発生している。問題発生時間帯にはCPU 30%、メモリ45%、ネットワークには十分な余裕があり、VolumeIOPSExceededCheck = 1、EC2側EBS能力にも十分な余裕がある。最も直接的なRightsizing対象はどれですか。
A. EC2のvCPU数
B. EC2のメモリ量
C. EBSのIOPS能力
D. EC2のネットワーク能力
答えと解説
答え:C
不足している能力はEBS側のIOPSです。EC2側のEBS能力にも余裕があるため、EC2全体を拡大するより、EBS側の必要IOPS能力を変更対象として評価します。
Q5 — 単一選択既存のAmazon EC2サービスでp95レイテンシーがKPIを超過している。問題時間帯はCPUとメモリに十分な余裕があり、EBSの性能上限超過もない。一方、NetworkOutを転送レートへ換算するとインスタンスのネットワーク性能上限付近で継続しており、同じ時間帯に送信待ちも増えている。Rightsizingの観点で最も適切な候補はどれですか。
A. より高いネットワーク性能を持つインスタンスファミリーまたはサイズを評価する
B. CPU使用率に余裕があっても、vCPU数だけを大幅に増やす
C. メモリ使用率に余裕があっても、メモリ容量だけを増やす
D. EBS上限超過がなくても、プロビジョニングIOPSだけを増やす
答えと解説
答え:A
測定結果がインスタンスのネットワーク能力を性能制約として示しているため、Rightsizingではネットワーク性能を満たす候補へ変更します。CPU・メモリ・EBSに余裕があるという証拠と切り分けて判断します。