Q1 — 単一選択Application Load BalancerではAZ-AとAZ-Bを有効化している。しかし注文アプリケーションの登録ターゲットは2台ともAZ-Aにしか存在しない。AZ-A障害でも注文処理を継続するための最も適切な改善はどれですか。
A. AZ-Aにターゲットを追加し、すべての処理先をAZ-Aへ集約する
B. AZ-Bにもターゲットを配置し、両AZの正常なターゲットを利用する
C. ALBが複数AZなので、ターゲット配置はAZ-Aのまま維持する
D. AZ-Aのターゲットを大型化し、AZ障害時の停止を回避する
答えと解説
答え:B
ロードバランサー自体が複数AZでも、実際に処理できるターゲットが1つのAZにしかなければ、そのAZが単一障害点になります。
Q2 — 単一選択注文アプリケーションはAZ-AとAZ-Bへ分散されているが、両方ともAZ-Aにある1台だけの認証サーバーを必須利用している。認証サーバー障害で両AZの注文処理が停止する状態を改善する方法として最も適切なのはどれですか。
A. アプリケーション台数だけを増やし、認証サーバーは1台のまま利用する
B. 認証機能に独立した代替を用意し、単一の認証サーバー障害でも認証を継続できるようにする
C. AZ-Aのアプリケーションだけ大型化し、認証経路は変更しない
D. ALBのターゲット数を増やせば、認証サーバー障害も吸収できると判断する
答えと解説
答え:B
単一障害点はアプリケーション層ではなく認証サービスです。既に冗長なアプリケーションを増やすのではなく、単一障害点になっている依存先そのものへ代替を作ります。
Q3 — 単一選択Application Load Balancerのターゲットグループには3つのIPアドレスが登録されている。しかし調査すると、3つともAZ-Aにある同じ1台のネットワークアプライアンスへ割り当てられたIPアドレスだった。インスタンス障害とAZ障害の両方に対する単一障害点を除去する改善として最も適切なのはどれですか。
A. 同じアプライアンスへさらにIPアドレスを追加し、ターゲット登録数を増やす
B. 独立したアプライアンスを別AZにも配置し、それぞれをターゲットとして利用する
C. 3つのIPアドレスが登録済みなので、現在の構成を冗長と判断する
D. AZ-A側アプライアンスの性能だけを上げ、障害ドメインは変更しない
答えと解説
答え:B
ターゲット登録数が複数でも、実体が同じならその実体の障害ですべて失われます。独立した実体を別の障害ドメインへ配置する必要があります。
Q4 — 単一選択注文アプリケーションにはAZ-AとAZ-Bの正常な2つのターゲットがあり、Application Load Balancerのターゲットグループにも登録されている。しかし利用者向けDNSレコードは、ロードバランサーではなくAZ-Aのアプリケーションインスタンスの固定IPアドレスを直接指している。AZ-A障害への対策として最も適切なのはどれですか。
A. AZ-Aのインスタンスを大きくし、固定IPアドレスへの通信を維持する
B. 利用者の入口をロードバランサーへ向け、正常なターゲットへルーティングできる経路を利用する
C. AZ-Bのインスタンスを削除し、入口と処理先をAZ-Aへ統一する
D. 2つのターゲットが存在するため、接続先がAZ-A固定でも問題ないと判断する
答えと解説
答え:B
正常な代替ターゲットを用意しても、利用者が障害した処理先へ直接接続していれば冗長性を利用できません。正常系へ到達できる入口を利用します。
Q5 — 単一選択注文システムでは、Application Load BalancerとアプリケーションをAZ-A / AZ-Bへ分散している。しかし両AZのアプリケーションが外部決済サービスへ接続する際、AZ-A側にある1つの外部接続経路だけを必須利用している。AZ-A障害でも注文を最後まで完了するための最も適切な改善はどれですか。
A. AZ-A側のアプリケーション台数だけを増やし、外部接続経路は1つのまま維持する
B. 残存AZからも利用できる独立した外部接続経路を用意し、決済まで完了できるようにする
C. Application Load Balancerが複数AZなので、出口経路は単一でも問題ないと判断する
D. データベースを大型化し、外部接続経路の障害をデータベース性能で補う
答えと解説
答え:B
入口とアプリケーションが冗長でも、業務完了に必要な出口が1つなら単一障害点は残ります。残存側から外部依存へ到達できる独立した経路を用意します。