Q1 — 単一選択既存のEC2インスタンスへ、OS起動後に運用担当者がパッケージ追加と設定変更を手動で行っています。このインスタンスをAuto Scalingグループへ追加した後、異常と判定されて置き換えられました。新しいインスタンスには手動変更が反映されていません。同じ問題を繰り返さないための対応として最も適切なものはどれですか。
A. 現在のインスタンスを停止せず、Auto Scalingグループへ追加した状態のまま運用を続ける
B. 手動変更をAMIや起動処理へ反映し、Launch Templateから同等構成を再現できるようにする
C. 異常時は新しいインスタンスを起動せず、既存インスタンスを再起動して復旧する
D. 置き換え後のインスタンスにも、運用担当者が同じ手順で毎回手動設定を適用する
答えと解説
答え:B
Auto Scalingによる置き換えでは、現在のインスタンスへ後から行った手動変更がLaunch Templateへ自動保存されるわけではありません。置き換え後も同じ役割を再現できるよう、必要な設定をAMI、User Data、構成管理、デプロイ処理などへ戻します。
Q2 — 単一選択既存環境ではApplication Load Balancerのターゲットグループへ4台のEC2インスタンスを登録しています。インスタンスは単独で管理されており、増設時には運用担当者が新しいインスタンスをターゲットグループへ手動登録しています。Amazon EC2 Auto Scalingへ移行し、増減時の登録作業を自動化する方法として最も適切なものはどれですか。
A. 既存ALBを外し、各EC2インスタンスへ直接アクセスする構成へ変更する
B. Auto Scalingグループへ既存ターゲットグループを関連付け、登録と解除を自動化する
C. スケールアウトのたびにLambdaから各インスタンスのIPアドレスをALBへ手動登録する
D. 既存4台をターゲットグループから外し、Auto Scalingグループだけを作成して接続しない
答えと解説
答え:B
既存ターゲットグループをAuto Scalingグループへ関連付けることで、グループが管理するインスタンスの起動・終了とターゲット登録・登録解除を連携できます。既存の手動ターゲット管理を残す必要はありません。
Q3 — 単一選択あるEC2インスタンスではHTTP APIとバックグラウンド処理が動作しています。バックグラウンド処理が停止してもHTTP APIは応答するため、Application Load Balancerのヘルスチェックでは正常と判定されます。一方、既存の監視システムではバックグラウンド処理の停止を検知できます。このインスタンス固有の障害を自動置き換えへ接続する方法として最も適切なものはどれですか。
A. ALBのヘルスチェック間隔だけを短くし、HTTP応答が続く限り正常と判定する
B. 既存監視が業務プロセス停止を検知したら、対象インスタンスをUnhealthyとしてASGへ通知する
C. バックグラウンド処理停止時はAuto Scalingグループ全体の希望するキャパシティを0にする
D. 外部依存サービスの障害も含め、監視アラーム発生時は全インスタンスを一斉にUnhealthyにする
答えと解説
答え:B
ロードバランサーから見えないインスタンス固有障害を既存監視が検知できるなら、SetInstanceHealthなどを利用して対象インスタンスをUnhealthyとしてAuto Scalingへ通知し、置き換えへ接続できます。共通外部障害まで個々のインスタンス障害として扱わないことも重要です。
Q4 — 単一選択6台の固定EC2インスタンスで稼働するWebシステムがあります。各インスタンスには手動設定が残っており、既存のApplication Load Balancerを利用しています。障害時の自動置き換えと、ピーク時の自動スケーリングを安全に導入する手順として最も適切なものはどれですか。
A. 既存6台をそのまま残し、先にターゲット追跡スケーリングだけを有効化してから起動設定を整える
B. 既存6台を一括終了し、新しいAuto Scalingグループだけで本番トラフィックを直ちに処理する
C. 起動定義を再現可能にし、ASGをALBへ接続して新規インスタンスを確認後、既存6台を段階退役してスケーリングを有効化する
D. 既存6台をAuto Scalingグループへ追加し、各インスタンス上の手動設定を今後も個別に更新し続ける
答えと解説
答え:C
先に現在の構成を再現可能にし、新しいインスタンスがロードバランサー配下で正常に業務処理できることを確認します。その後、既存インスタンスを段階的に退役し、最後に需要スケーリングを有効化します。誤った起動定義を先にスケーリングさせたり、既存環境を一括置換したりする方法は適切ではありません。