Q1 — 単一選択大規模移行で40個のアプリケーションを移行対象として選定済みです。すべてを一度に移行せず、管理可能な単位に分けて時期を計画したいと考えています。
Migration Waveの考え方として最も適切なのはどれですか。
A. アプリケーションを同じ台数になるよう機械的に分割し、依存関係や業務条件は切り替え直前に確認する
B. 依存関係、優先順位付けの基準、運用上の条件を組み合わせ、管理可能な移行グループと時期を計画する
C. Business Criticalityが高い順に並べ、その順序を変更せずすべての移行日を最初に確定する
D. 7Rsが同じアプリケーションだけを必ず同じMigration Waveへ入れ、他の条件は評価しない
答えと解説
答え:B
Migration Waveは単なる均等分割ではありません。Dependency、優先順位付け基準、運用条件などを組み合わせて、実行可能な移行グループと時期を計画します。
Q2 — 複数選択:2つ選択注文アプリケーションと在庫サービスは同期通信の遅延要件が厳しく、移行期間中に別環境へ分離すると業務影響が発生します。一方、人事アプリケーションは独立しています。監視基盤は全アプリケーションが共通利用しています。
DependencyをMigration Waveへ反映する判断として適切なものを2つ選択してください。
A. 注文アプリケーションと在庫サービスをDependencyグループとして扱い、協調した移行を計画する
B. 監視基盤を共通利用しているため、すべてのアプリケーションを同じMigration Waveへ配置する
C. 共通監視の通信だけを理由に、すべてのアプリケーションを1つのDependencyグループへまとめない
D. 人事アプリケーションもサーバーを使用しているため、注文系と同じウェーブへ配置する
E. 7Rsが異なる場合は、業務を成立させるDependencyがあっても必ず別ウェーブへ分離する
F. ウェーブを小さくすることを優先し、注文アプリケーションと在庫サービスを必ず別ウェーブへ配置する
答えと解説
答え:A / C
移行期間中に分離できないDependencyは同一グループとして扱う候補になります。一方、監視やバックアップなどの共有サービスへの通信だけで全対象を1つの巨大なDependencyグループへまとめるべきではありません。
Q3 — 単一選択決済アプリケーションはBusiness Criticalityが高く、停止可能時間は30分に制限されています。また、切り戻しには業務部門の承認が必要です。
Migration Wave PlanningでBusiness Criticalityを反映する方法として最も適切なのはどれですか。
A. Business Criticalityが高いため、他の条件に関係なく最初のMigration Waveへ配置する
B. 停止可能時間、切り戻し条件、必要な承認をウェーブの実施条件として扱い、それらを満たせる計画を作る
C. Business Criticalityが高いアプリケーションをすべて同じMigration Waveへ集約する
D. Business Criticalityが判明しているため、DependencyやMigration Complexityは確認しない
答えと解説
答え:B
Business Criticalityは単純な移行順序ではなく、停止可能時間、切り戻し、承認などの実施条件へ影響します。Migration Waveでは、それらを満たせる計画を作ります。
Q4 — 単一選択移行チームは最初のMigration Waveを計画しています。
候補Aは少数サーバーのRehostで依存関係が限定されています。候補Bは多数のコンポーネントを持ち、Refactor / Re-architectと複数部門の調整が必要です。
初期ウェーブの選び方として最も適切なのはどれですか。
A. 複雑度の高いアプリケーションから開始し、初期Migration Waveで最大数の未知要素を同時に検証する
B. 低複雑度で依存関係が限定されたアプリケーションから始め、得た知見を後続の複雑な移行へ反映する
C. Migration Complexityに関係なく、サーバー台数が最も多いアプリケーションを最初に移行する
D. RehostかRefactor / Re-architectかに関係なく、すべて同じ複雑度として扱う
答えと解説
答え:B
初期ウェーブでは低複雑度の対象から経験を得て、その知見を後続ウェーブへ反映することで、未知要素とリスクを段階的に増やせます。
Q5 — 複数選択:3つ選択Migration Wave候補のリスクを評価しています。
ウェーブ配置や追加の対策を検討するうえで、リスクを高める要因として直接考慮すべきものを3つ選択してください。
A. 停止時の業務影響が大きく、切り替え可能時間が非常に短い
B. 他のアプリケーションとの重要なDependencyが未解決である
C. 移行時の変更量が大きく、複数チームの調整が必要である
D. 平均CPU使用率が低いという情報だけがある
E. 複数のアプリケーションが同じ担当者を持っているという事実だけがある
F. TCO Comparisonがすでに完了している
答えと解説
答え:A / B / C
Business Criticalityによる業務影響、未解決Dependency、Migration Complexityは移行リスクへ直接影響します。単一の使用率情報やTCO評価済みという事実だけでは、ウェーブの移行リスクを決定できません。
Q6 — 単一選択アプリケーションAは経営上の期限からPriorityが最上位ですが、必須依存先の準備が完了しておらず、担当チームも予定している切り替え日に対応できません。
アプリケーションBは次順位ですが、依存関係と実施体制が整っています。
最も適切なMigration Waveの判断はどれですか。
A. 最上位Priorityのアプリケーションを、依存先の準備や担当者の可用性に関係なく先に配置する
B. 準備済みの次順位アプリケーションを先に配置し、最上位Priorityは依存先と実施体制が整うウェーブへ調整する
C. Priorityを使用せず、すべてのアプリケーションを無作為にMigration Waveへ割り当てる
D. 担当者が不在でもPriorityが高ければ切り替え可能とみなし、運用条件を評価しない
答えと解説
答え:B
Priorityは重要な入力ですが、実際のウェーブ配置はDependency、準備状況、担当者や運用上の条件も満たす必要があります。
Q7 — 単一選択アプリケーションAは、AWSへ移行後に利用する共通サービスBが先に利用可能でなければ起動できません。BはAとは別に移行して検証できます。
Migration Sequenceとして最も適切なのはどれですか。
A. アプリケーションAを先に移行し、依存先Bは後続ウェーブで利用可能になるまで旧環境との接続を必ず維持する
B. 依存先Bを先に移行して検証し、その後にBを必要とするアプリケーションAを移行する
C. AとBのDependencyを無視し、Migration Complexityの低い方だけを移行する
D. Migration Sequenceは7Rsだけで決まるため、依存先が利用可能になる順序は考慮しない
答えと解説
答え:B
Bを単独で先に移行して検証でき、AがBを前提とするなら、BからAの順にMigration Sequenceを組みます。
Q8 — 単一選択複数のMigration Waveを進める途中で、新しいDependencyや業務上の制約が見つかる可能性があります。
Wave Planningの進め方として最も適切なのはどれですか。
A. すべてのMigration Waveを開始時に固定し、新しい依存関係や制約が判明しても変更しない
B. 直近の複数ウェーブを先行して計画しつつ、アセスメント結果や準備状況の変化に応じて継続的に更新する
C. 各ウェーブの切り替え完了後に初めて次のウェーブ候補を探し、先行計画は行わない
D. 最初のウェーブだけを詳細化し、それ以降はBusiness Criticalityの高い順で自動配置する
答えと解説
答え:B
Wave Planningは一度だけ実施する活動ではありません。先のウェーブをある程度準備しながら、新しいDependencyや制約、実施結果を反映して継続的に更新します。
Q9 — 単一選択次のMigration Wave候補には、Business Criticalityが高く、Migration Complexityも高く、未解決Dependencyを持つアプリケーションが複数含まれています。
Wave Planningで最も適切な対応はどれですか。
A. 高リスクな対象をすべて同じMigration Waveへ集約し、1回でまとめて処理する
B. ウェーブ全体へリスクを集中させすぎないよう、依存関係を維持できる範囲で配置を分散し、必要な準備を行う
C. 個々のアプリケーションのRiskだけを確認し、Migration Wave全体のRiskは評価しない
D. Business Criticalityが高ければMigration Complexityや未解決Dependencyを無視して同じウェーブへ配置する
答えと解説
答え:B
Migration Waveでは、個々の対象だけでなくウェーブ全体へのリスク集中も確認します。高いBusiness Criticality、高いMigration Complexity、未解決Dependencyを持つ対象を無制限に1つのウェーブへ集めるべきではありません。