Q1 — 単一選択容量がほぼ同じ3つのワークロードがあります。AはOSからブロックデバイスとして扱う必要があり、Bは複数サーバーから同じファイル名前空間を共有し、CはオブジェクトキーとAPIでデータを扱います。
ストレージ再設計で最初に行うべき判断はどれですか。
A. 3つとも容量が同じなので、同じストレージサービスへ統一して運用を簡素化する
B. 容量より先に、ブロック・共有ファイル・オブジェクトというアクセス方式と必要な意味を分類してからサービスを選ぶ
C. すべてAmazon S3へ統一し、既存のブロックデバイスやファイル操作は変更せず使用する
D. すべてAmazon EBSへ統一し、複数ホストやオブジェクトAPIの要件もボリューム設定だけで満たす
答えと解説
答え:B
ストレージ容量が同じでも、アプリケーションが必要とするブロック、ファイル、オブジェクトのアクセス方式が異なれば、適切なストレージモデルも異なります。
Q2 — 単一選択3台のEC2インスタンスから同じAmazon EBSボリュームを同時利用するため、Multi-Attachを有効にし、各インスタンスから通常のext4ファイルシステムを同時に読み書きする設計が提案されています。
最も適切な判断はどれですか。
A. Multi-Attachは共有ブロック接続を可能にするが、通常のext4を複数サーバーから安全に同時利用できることまでは保証しない
B. Multi-Attachを有効にするとEBSがNFS共有へ変換されるため、通常のext4を全インスタンスで同時利用できる
C. EBSスナップショットを有効にすれば同時書き込みの競合が解消され、標準ファイルシステムを共有できる
D. Multi-Attachを有効にすると同じEBSボリュームを複数のアベイラビリティーゾーンから同時にアタッチできる
答えと解説
答え:A
Multi-Attachは複数インスタンスから同じブロックデバイスへアクセスする機能です。通常のext4やXFSを一般的な共有ファイルシステムとして安全に利用できるようにする機能ではありません。
Q3 — 単一選択新しいアプリケーションはデータをオブジェクトキーで扱い、S3 APIを利用できる。共有ファイルロックやPOSIXファイルシステム、ブロックデバイスとしてのアクセスは不要で、大量のオブジェクトを耐久性の高いマネージドストレージへ保存したい。最も適切な候補はどれですか。
A. Amazon S3
B. 1台のEC2にアタッチしたAmazon EBSだけを、複数AZの全インスタンスから同じ共有オブジェクトストアとして利用する
C. Amazon EFSをブロックデバイスとしてアタッチし、S3 API互換として利用する
D. Amazon FSxをS3のオブジェクトAPIエンドポイントとして利用する
答えと解説
答え:A
オブジェクトキーとS3 APIを前提とし、ファイルシステムやブロックデバイスの意味を必要としないアクセスパターンにはAmazon S3のオブジェクトストレージが適します。
Q4 — 単一選択既存ストレージはNetApp ONTAPを使用し、アプリケーションはiSCSI LUNを共有ブロックストレージとして利用しています。AWS移行後もONTAPの運用モデルと共有ブロックアクセスを維持したい場合、評価すべきサービスはどれですか。
A. Amazon FSx for NetApp ONTAPを評価し、ONTAPの機能とiSCSIによる共有ブロックアクセスを維持できるか確認する
B. Amazon EFSへ変更し、NFSマウントだけで既存のONTAP iSCSI LUNをそのまま提供するとみなす
C. Amazon S3へ変更し、オブジェクトキーをiSCSI LUNとしてクライアントへ直接公開する
D. Amazon EBSを各クライアントへ別々に作成すれば、ONTAPの共有LUNと同じデータ状態が自動的に維持される
答えと解説
答え:A
FSx for NetApp ONTAPではONTAPのファイルアクセス機能に加えて、iSCSIによる共有ブロックアクセスも利用できます。単純な「ブロックならEBS」という分類だけではなく、既存ストレージのアクセス方式と互換性を確認します。
Q5 — 複数選択:3つ選択現在、1台のEC2インスタンスが同一アベイラビリティーゾーンのAmazon EBS上にローカルファイルシステムを持っています。再設計後は複数のアベイラビリティーゾーンに配置した3台のEC2が、同じファイル名前空間を共有する必要があります。アプリケーションは通常のファイルアクセスを前提とし、オブジェクトAPIへは変更しません。
この再設計について正しい判断を3つ選択してください。
A. 既存の1つのAmazon EBSボリュームを異なるアベイラビリティーゾーンのEC2へそのまま同時アタッチすることはできない
B. EBS Multi-Attachを有効にするだけでは、複数のアベイラビリティーゾーンをまたぐ一般的な共有ファイルシステム要件を満たせない
C. 必要なファイルシステムの意味を維持できるAmazon EFSや適切なAmazon FSxなどの共有ファイルストレージを評価する
D. 各アベイラビリティーゾーンへ独立したEBSを作成すれば、同じファイル名前空間と更新内容がEBSによって自動同期される
E. Amazon S3の通常のオブジェクトAPIへ保存先だけ変更すれば、既存ファイル操作をアプリケーション変更なしで維持できる
F. ストレージモデルは変更せずEBSのIOPSだけ増やせば、複数のアベイラビリティーゾーンから同じファイルを共有できる
答えと解説
答え:A / B / C
コンピューティングを単一EC2から複数のアベイラビリティーゾーンの複数EC2へ変更すると、従来の単一EBS上のローカルファイルという前提が成立しなくなる場合があります。EBSのアベイラビリティーゾーン境界と必要な共有ファイルの意味を確認し、適切な共有ストレージへ再設計します。