Q1 — 単一選択オンプレミスの業務アプリケーションはiSCSIブロックデバイスを前提としており、大部分のデータをAWS側へ置いてオンプレミスのストレージ増設を抑えたいと考えています。頻繁に利用するデータには低レイテンシーでアクセスしたい場合、最も適切なVolume Gateway構成はどれですか。
A. 保管型ボリュームを使用し、全データをオンプレミスに保持してスナップショットだけをAWSへ送る
B. キャッシュ型ボリュームを使用し、プライマリデータをAWSへ保存しながら頻繁にアクセスするデータをローカルキャッシュへ保持する
C. Amazon S3バケットをiSCSI LUNとして直接マウントし、Storage Gatewayを使用しない
D. Amazon EFSをブロックデバイスとして公開し、オンプレミスアプリケーションへiSCSI接続する
答えと解説
答え:B
キャッシュ型ボリュームではAWS側をプライマリデータの保存先とし、頻繁に利用するデータをローカルキャッシュへ保持します。オンプレミスの全データ容量を増やさず、既存iSCSIアクセスも維持したい要件に適します。
Q2 — 単一選択オンプレミスのアプリケーションはデータセット全体への低レイテンシーアクセスを必要とし、現在のローカルストレージ容量も維持できます。一方、AWSにはポイントインタイムのオフサイトバックアップを保持したいと考えています。最も適切なVolume Gateway構成はどれですか。
A. キャッシュ型ボリュームを使用し、ローカルにはデータセット全体を保持しない
B. 保管型ボリュームで全データをローカルに保持し、スナップショットをAWSへ非同期にバックアップする
C. Amazon S3の通常のオブジェクトAPIへアプリケーションを変更せず接続する
D. Amazon EBSをオンプレミスサーバーへ直接アタッチしてローカルディスクとして利用する
答えと解説
答え:B
保管型ボリュームではプライマリデータセット全体をオンプレミスへ保持し、ポイントインタイムスナップショットをAWSへ非同期にバックアップできます。
Q3 — 単一選択キャッシュ型ボリュームを利用しています。夜間に全ボリュームを順番に読み取るスキャン処理を追加したところ、AWS側から大量のデータがローカルへ読み戻され、ネットワーク使用量も増えました。最も適切な説明はどれですか。
A. キャッシュ型ではAWS側のプライマリデータから必要なブロックを取得するため、全量読み取りは帯域幅の使用量を増やし得る
B. キャッシュ型ボリュームは常に全データをローカルへ完全複製するため、AWS側から読み戻しは発生しない
C. アップロードバッファがあるため読み取りデータは必ずそこから取得され、ローカルキャッシュは書き込み専用である
D. Volume GatewayのキャッシュはアプリケーションのHTTPレスポンスだけを保存するため、ブロック読み取りとは無関係である
答えと解説
答え:A
キャッシュ型では必要なデータがローカルキャッシュになければAWS側から取得します。そのため全ボリュームを読み取る処理は大量のデータ取得を発生させ、キャッシュの利点を損なう場合があります。
Q4 — 単一選択オンプレミスでVolume GatewayのiSCSIボリュームを利用しているワークロードを、将来Amazon EC2へ移行する計画です。対象ボリュームは16 TiB以下で、Amazon EBSへの復元条件を満たしています。
既存のブロックデータをAWS側のEC2で引き継ぐ移行経路として適切なものはどれですか。
A. Volume GatewayのスナップショットからAmazon EBSボリュームを作成し、Amazon EC2へアタッチする方法を評価する
B. Storage Gatewayのローカルキャッシュディスクを物理的にAWSリージョンへ送付してEC2へ接続する
C. iSCSIターゲット名をAmazon S3オブジェクトキーへ変換すれば、同じブロックデータをEC2が直接利用できる
D. Volume Gatewayを削除するとローカルボリュームが自動的にAmazon EFSへ変換されるため、その共有をEC2へマウントする
答えと解説
答え:A
Amazon EBSへの復元条件を満たすVolume Gatewayのスナップショットは、Amazon EBSボリュームへ復元してAmazon EC2へ接続する移行経路として利用できます。Amazon EBSへ復元する場合は16 TiB以下などの条件を事前に確認します。
Q5 — 単一選択キャッシュ型Volume Gatewayを利用しています。分析チームは「データがAWS側に保存されているなら、その保存先を通常のAmazon S3バケットとして指定し、S3 APIから同じボリュームデータを直接読み取れる」と考えています。
最も適切な説明はどれですか。
A. Volume GatewayのAWS側データは通常のS3オブジェクトとして直接操作できないため、分析用の別経路を設計する
B. キャッシュ型Volume Gatewayでは各ブロックが通常のS3オブジェクトとして公開されるため、そのバケットを分析サービスへ直接指定する
C. S3 APIから直接読み取れるのは保管型ボリュームだけで、キャッシュ型では利用できない
D. Volume GatewayではAWS側へデータを保存しないため、S3との関係は一切考慮しなくてよい
答えと解説
答え:A
Volume Gatewayはオンプレミス側へiSCSIブロックボリュームを提供し、AWS側の保存をサービス内部で管理します。Volume Gatewayのボリュームデータを通常のAmazon S3オブジェクトとしてS3 APIから直接利用する設計ではありません。分析用途でオブジェクトアクセスが必要なら、別のデータ連携経路を設計します。
Q6 — 単一選択オンプレミスではVolume GatewayのiSCSIボリュームを利用しています。数か月後にアプリケーションをAmazon EC2へ移す予定ですが、移行後のデータアクセスをAmazon EBSのブロックアクセスとして維持するか、アプリケーションを変更して別のストレージモデルへ移すかはまだ決まっていません。チームは先にキャッシュ型か保管型かだけを決めようとしています。
段階的なターゲット設計として最も適切な進め方はどれですか。
A. 最終的に必要なデータアクセス方式とAWS側の保存先・切り替え方法を決め、その最終状態に合うハイブリッド期間の構成を選ぶ
B. 最終状態に関係なく、現在のローカル容量が大きければ必ず保管型を選び、その構成を移行後も維持する
C. 先にキャッシュ型を選択し、移行後のアクセス方式や保存先は切り替え当日に決める
D. Volume Gatewayを利用している間はターゲットストレージを検討せず、オンプレミス構成だけを最適化する
答えと解説
答え:A
ハイブリッド構成は最終状態から逆算して設計します。移行後に必要なアクセス方式、AWS側の保存先、切り替え方法を先に定めることで、キャッシュ型・保管型などの暫定構成が最終状態への移行を妨げないようにできます。