Q1 — 単一選択社内の文書処理アプリケーションは3台のLinuxサーバーから同じPOSIX共有ディレクトリを利用しています。現在は2台のNFSファイルサーバーを自社管理し、容量追加、OSパッチ、障害時の切り替えを運用担当者が行っています。
アプリケーションのファイルアクセス方式は変更したくありません。
ストレージ運用をModernizeする方法として最も適切なものはどれですか。
A. NFSファイルサーバーをAmazon EC2へそのまま移し、容量追加とOSパッチを同じ手順で継続する
B. Amazon EFSリージョンファイルシステムへ共有ファイルを移し、ファイルアクセスを維持しながら容量とファイルサーバー基盤の管理を減らす
C. Amazon S3へ保存先だけ変更し、既存のPOSIXファイル操作をアプリケーション変更なしで維持する
D. 各Linuxサーバーへ個別のAmazon EBSを配置し、同じ共有ディレクトリを手動で同期する
答えと解説
答え:B
共有ファイルとしてのアクセス方式は必須ですが、自前のNFSファイルサーバー、容量追加、OS管理までが業務要件とは限りません。Amazon EFSへ移すことで、共有ファイルの意味を維持しながらストレージ基盤の運用責任を減らせるかを評価します。
Q2 — 単一選択画像配信アプリケーションは、生成済み画像を各Amazon EC2インスタンスのローカルディスクへ保存し、cronとrsyncで他のインスタンスへ複製しています。
スケールアウトのたびにディスク確保と同期設定が必要です。画像は作成後ほぼ変更されず、アプリケーションはオブジェクトAPIへ変更できます。
最も適切なStorage Modernizationはどれですか。
A. 画像を各EC2のローカルディスクへ残し、スケールアウト時の複製先だけ増やす
B. 画像をAmazon S3へ移し、インスタンスごとの複製と容量管理からデータを分離する
C. 共有ファイル要件がない場合でもAmazon EFSへ集約し、オブジェクトAPIへの変更は行わない
D. 各EC2へより大きいAmazon EBSを割り当て、cronによる全コピーを継続する
答えと解説
答え:B
この構成では、保存データのコピー数と容量管理がEC2の台数へ結び付いています。オブジェクトとして扱えるデータをAmazon S3へ分離することで、アプリケーションインスタンスの増減とデータ保存を独立させられます。
Q3 — 単一選択既存の1台のNASには、複数のLinuxサーバーが共同編集する業務ファイルと、生成後ほとんど変更されない大量の配布レポートが同居しています。
業務ファイルはPOSIX共有ファイルとして維持する必要があります。一方、配布レポートはアプリケーションをオブジェクトAPIへ変更できます。レポート増加のたびにNAS容量の拡張作業が発生しています。
最も適切なStorage Modernizationはどれですか。
A. すべてのデータが現在1台のNASにあるため、Amazon EFSだけへ移して1種類のストレージ構成を維持する
B. 業務ファイルはAmazon EFSへ移し、配布レポートはAmazon S3へ分離して、それぞれの運用責任を分ける
C. 業務ファイルもAmazon S3へ移し、既存のPOSIXファイル操作を変更せずにそのまま利用する
D. NASをAmazon EC2上へ移し、業務ファイルと配布レポートの容量拡張を引き続き同じファイルサーバーで行う
答えと解説
答え:B
現在同じNASに保存されていても、必要なアクセス方式と運用責任まで同一とは限りません。Shared Fileとしての意味が必要な業務ファイルはAmazon EFSへ、オブジェクトとして独立できる配布レポートはAmazon S3へ分離することで、1つのファイルサーバー基盤へ異なるストレージ責任を集中させる必要を減らせます。
Q4 — 単一選択オンプレミスのNFS共有ファイル基盤をAmazon EFSへ移行したことで、保存量の増加に応じたディスク追加作業は不要になりました。
チームはこれを理由に、「容量が自動的に伸縮するので、アプリケーションが必要とするスループットやレイテンシーの確認も、障害時に必要なDurabilityの要件確認も不要になる」と判断しています。
Storage Modernization後の設計として最も適切なものはどれですか。
A. 容量のScalabilityが得られれば性能とDurabilityも自動的にすべての要件を満たすため、追加確認は不要とする
B. 容量拡張の手作業は削減しつつ、必要な性能とDurabilityは別の要件として確認し、EFSの構成が満たすか評価する
C. 性能とDurabilityを確保するため、EFSの保存容量を将来の最大値まで事前に固定してプロビジョニングする
D. 性能やDurabilityの確認が必要になる場合はModernizationの効果がないため、自前NFSファイルサーバーへ戻す
答えと解説
答え:B
ストレージ容量のScalabilityと、アプリケーションが必要とする性能やDurabilityは別の設計軸です。Amazon EFSへの移行によって手動の容量拡張責任を減らしても、必要なスループット、レイテンシー、障害範囲に対するDurabilityを満たす構成かどうかは引き続き確認します。