Q1 — 単一選択複数アカウントに多数のAmazon S3バケットがあり、どこに個人情報などの機密データが保存されているか十分に把握できていない。分類に応じて暗号化・保持・アクセス要件を見直したい。最初の改善として最も適切なものはどれか。
A. すべてのS3データを同じ機密区分として扱い、最も厳しい暗号化と保持設定を一律適用する
B. 分類基準を定め、Amazon MacieでS3内の機密データ候補を把握して分類と制御の見直しにつなげる
C. AWS Audit ManagerでS3オブジェクトの内容を読み取り、個人情報を自動分類する
D. AWS Artifactからコンプライアンスレポートを取得し、S3内のデータ分類を自動更新する
答えと解説
答え:B
MacieはS3内の機密データを把握するために利用できます。ただし、組織としての最終的な分類や必要な制御は、組織の分類基準や規制要件と合わせて決定します。
Q2 — 単一選択ある規制対象の記録は、作成後7年間保持し、その期間中はrootユーザーを含めて削除・上書きを防止する必要がある。7年経過後は、ポリシーに従って自動削除したい。Amazon S3でこの要件を満たす設計として最も適切なものはどれか。
A. S3 ライフサイクルで7年後の期限切れだけを設定し、保持期間中の削除操作はIAM権限だけで管理する
B. S3 Object Lockのコンプライアンスモードで7年間保持し、保持終了後の削除をライフサイクル要件と整合させる
C. S3 Object Lockのガバナンスモードを使用し、保持をバイパスできる特別な権限を管理者へ付与する
D. 7年間分のバックアップを保存し、元オブジェクトはいつでも削除できる状態にする
答えと解説
答え:B
rootユーザーを含めて保持期間中の削除・上書きを禁止する必要があるため、コンプライアンスモードが要件に合います。保持終了後にいつ削除するかは、ライフサイクルとは別の観点として整合させます。
Q3 — 単一選択ある種類の顧客データについて、承認された日本国内のAWSリージョンだけで保存・処理する必要がある。プライマリデータは東京リージョンにあるが、一部は別リージョンへ複製され、分析用データも海外リージョンへエクスポートされている。最も適切な対応はどれか。
A. 対象データの保存・複製・エクスポート先を洗い出し、許可されたリージョン内に収まるよう見直す
B. プライマリデータが日本リージョンにあれば、他リージョンへの複製や分析用コピーは評価しない
C. 暗号化されていればデータ所在地の要件は満たすため、リージョン配置は変更しない
D. AWS Artifactでレポートを取得すれば、既存のクロスリージョン転送をそのまま維持できる
答えと解説
答え:A
所在地要件ではプライマリだけでなく、複製・エクスポートなどを含め、対象データが実際にどこへ配置されるかを確認します。
Q4 — 単一選択企業ではデータを「公開」「社内」「制限付き」に分類している。「制限付き」データには、社内ポリシーと規制により特定の暗号化条件が必要である。既存環境ではサービスごとに異なる暗号化設定が使用されている。見直し方として最も適切なものはどれか。
A. データ区分に関係なく、すべてのデータへ同じ暗号化方式と同じ鍵管理方式を強制する
B. 暗号化方式は既存のままとし、機密度の高いデータだけ保持期間を延長する
C. データがAWS上に保存されていれば、分類や規制要件とは独立して現在の暗号化を適切と判断する
D. データ区分と規制要件ごとの保護条件を整理し、現在の保管中・転送中の暗号化との不一致を特定する
答えと解説
答え:D
この段階では特定の暗号化方式を一律に選ぶのではなく、分類ごとの必要条件と現在の実装を比較します。
Q5 — 単一選択既存のAWSアカウントではAWS Audit Managerがすでにセットアップされている。監査チームは、選択したフレームワークに基づいてAWSリソースから証拠を継続的に収集し、必要な手動証拠も加えながら評価を進め、監査向けのレポート作成につなげたい。
この既存環境で中心となるサービスはどれか。
A. AWS Audit Managerで評価を作成し、フレームワークに沿って証拠を収集・整理する
B. AWS Config Conformance Packsだけで第三者監査向けの証拠と評価レポートをすべて作成する
C. AWS Artifactで自社リソースの運用証拠を継続収集し、評価へ自動登録する
D. Amazon MacieでS3以外を含む全AWSリソースの監査証拠を収集する
答えと解説
答え:A
AWS Audit Managerは、既存の評価でフレームワークに沿った証拠収集と整理を支援します。AWS Configはリソース構成の準拠評価、AWS ArtifactはAWSのコンプライアンス文書や契約の確認、Amazon MacieはS3内の機密データ検出・分類が主な役割です。
Q6 — 単一選択外部監査担当者から、AWSのSOCレポートの提示を求められた。また、組織がAWSとの必要な契約を受諾済みか確認する必要がある。最も適切なサービスはどれか。
A. Amazon MacieでAWSのSOCレポートを生成し、組織の契約状態も確認する
B. AWS ArtifactでAWSのコンプライアンスレポートを取得し、必要なAWS契約の状態を確認する
C. AWS Audit ManagerでAWSが発行したSOCレポートを生成し、AWSとの法的契約を締結する
D. AWS ConfigでAWSの第三者認証レポートを取得し、契約条項を自動的に受諾する
答えと解説
答え:B
AWS ArtifactはAWSのセキュリティ・コンプライアンス文書を取得し、対象となるAWSとの契約を確認・管理する用途に使用します。