CCNA-018 · 理解確認
理解確認:IPv4総合Troubleshooting
単一選択 12 / 複数選択 2 · 14問
IPv4通信障害の調査を始めるとき、Page018の考え方として最初に行うことはどれか。
B. 最初に思いついた原因を根本原因として確定する
C. IP Addressを別の値へ変更して反応を見る
D. すべてのNetwork機器を同時に再起動する
答えと解説
答え:A
Page018では、症状と原因を分け、誰・何・どこ・どの範囲で問題が起きているかを先に整理する。
同一LAN上のPC-AとPC-Bが通信できない。原因候補を絞るため、初期段階で有用な確認を3つ選択してください。
B. 設計上期待されるAddress / Prefixを確認する
C. 各PCがDefault Gatewayなど他の宛先へ通信できるか確認する
D. 原因未確定のまま両PCのAddressを同時に変更する
E. IPv6表記を展開して比較する
答えと解説
答え:A / B / C
現在値だけでなく期待値と、できる通信・できない通信の範囲を確認すると、Addressing仮説を効率よく絞れる。
実際のIPv4設定を確認する前に、設計上の期待値を確認する主な理由はどれか。
B. 実際値の正誤は期待値との比較で判断するため
C. Interfaceを自動的にup/upへするため
D. Subnet計算を不要にするため
答えと解説
答え:B
Address、Prefix、割り当て方式などは、実際値だけでは正誤を判断できず、期待値との比較が必要である。
`show ip interface brief`で`192.168.10.1 YES manual up up`、running-configで`ip address 192.168.10.1 255.255.255.128`を確認した。この時点で直接確認できる事実として最も適切なものはどれか。
B. 同一LAN上のすべてのHostへ到達できる
C. 現在のAddressは192.168.10.1で、設定Maskは/25、Interfaceはup/upである
D. Addressing設定は設計どおり正常である
答えと解説
答え:C
CLI Outputはまず表示された事実として読む。/25が正しいか、障害原因かは期待値や他の確認情報との比較後に判断する。
PC-A=`10.1.4.30/27`、PC-B=`10.1.4.33/27`で、設計上は同一Subnetである。計算結果から最も適切に判断できることはどれか。
B. 両方とも10.1.4.32/27に属する
C. AddressだけではSubnet所属を確認できない
D. PC-Aは10.1.4.0/27、PC-Bは10.1.4.32/27に属し、実際のSubnet認識が設計と一致しない
答えと解説
答え:D
/27は32刻みなので、.30と.33は別Subnetに属する。Page018ではこの計算結果を原因仮説の検証材料として使う。
原因仮説を扱う方法としてPage018の方針に合うものを3つ選択してください。
B. 症状と確認情報に関係する複数の仮説を候補にしてよい
C. 仮説を支持する情報と反証する情報の両方を確認する
D. 確認前に設定変更して結果から原因を逆算する
E. 成立しない仮説を確認情報によって除外する
答えと解説
答え:B / C / E
仮説は複数持てるが、支持情報だけに寄らず反証情報も使い、成立しない候補を順に除外する。
Interfaceに`ip address dhcp`が設定されているが、`show ip interface brief`では`unassigned YES DHCP up up`だった。Page018でこの情報から言えることはどれか。
B. DHCP Server障害が根本原因である
C. Physical Link障害が根本原因である
D. `ip address dhcp`設定そのものが必ず誤りである
答えと解説
答え:A
設定の存在と現在状態は別である。`unassigned`はAddress未取得の事実を示すが、DHCP内部のどこが原因かまでは確定できない。
設計ではR1=`10.20.30.1/24`、R2=`10.20.30.2/24`の直接接続だが、実際のR2は`10.20.31.2/24`で両端はup/upである。最も強く支持される根本原因候補はどれか。
B. R2のIPv4 Address不一致
C. R1のPrefix不一致
D. 通信できないという症状そのもの
答えと解説
答え:B
R2だけが期待値と異なるSubnetへ属しており、直接通信できない症状を説明できるため、強い根本原因候補になる。
期待値`192.168.120.50/24`に対し、実際はAddressが一致しPrefixだけ`/25`だった。確認情報から/25が症状を説明する最も強い候補である。適切な修正はどれか。
B. 通信できそうな任意のAddressへ変更する
C. 不一致であるPrefixだけを期待値/24へ戻す
D. 原因確認のため設定を変更せず終了する
答えと解説
答え:C
修正は期待する設計を基準に、確認情報で支持された原因候補へ対応する必要最小限の変更にする。
原因候補に対応する設定を期待値へ修正した直後の確認手順として最も適切なものはどれか。
B. 別の設定も予防的に変更する
C. 通信できれば設計と違う値でもそのままにする
D. 修正した設定/状態が期待値へ反映されたことを確認し、その後に元の症状を再試験する
答えと解説
答え:D
Page018では修正後に設定/状態の反映を確認し、さらに元の症状を再試験して原因判断を確認する。
最も強く支持された原因候補を修正し、設定値も期待どおりになったが元の症状は残っている。次に行う判断として適切なものはどれか。
B. 最初の原因候補を根本原因として確定したまま終了する
C. 同じ設定値を繰り返し変更する
D. 期待値を変更して実際値へ合わせる
答えと解説
答え:A
症状が残る場合は、最初の候補が完全な根本原因ではなかった可能性を考え、残るEvidenceと仮説を再評価する。
Address、Prefix、Subnet所属、Network/Broadcast誤使用、容量、Duplicate、割り当て方式、現在Address、Address種別がすべて期待値と一致している。それでも症状が残る場合の判断はどれか。
B. IPv4 Addressing誤設定の優先度を下げ、別のTroubleshooting領域へ切り分ける
C. 必ずPrefixを広げる
D. IPv4 Addressingが根本原因だと仮定し続ける
答えと解説
答え:B
Addressingを支持する異常が見つからないなら、無理にAddressを変更せず別領域へ切り分ける。
設計ではR1=`10.10.10.1/24`、R2=`10.10.10.2/24`だが、実際は両方`10.10.10.1/24`で`%IP-4-DUPADDR`も確認された。最も適切な対応はどれか。
B. Duplicate Messageだけ削除して終了する
C. R2を期待値10.10.10.2/24へ戻し、Address一意性・関連状態・元の通信症状を再確認する
D. R1とR2を別々のPrivate Rangeへ変更する
答えと解説
答え:C
期待値との差分とDuplicate Messageが同じ原因候補を支持しているため、R2だけを期待値へ戻し、修正後の状態と元症状で判断を確認する。
Page018のIPv4総合トラブルシューティングの流れとして最も適切なものはどれか。
B. CLI確認→すべての値を変更→通信確認→原因決定
C. 原因を先に固定→支持情報だけ収集→修正→終了
D. 症状整理→期待値確認→必要情報収集→実際値/計算比較→仮説検証・除外→原因候補→必要最小限の修正→再確認・症状再試験→必要なら再評価/別領域へ切り分け
答えと解説
答え:D
Page018は、推測で即変更するのではなく、Evidenceを積み上げて仮説を検証し、修正後の結果まで確認する一連のTroubleshooting Flowを扱う。