CCNA-026 · 理解確認
理解確認:IPv6総合Troubleshooting
単一選択 11 / 複数選択 5 · 16問
IPv6トラブルシューティングを開始するとき、最初に分けて整理する3項目を選択してください。
B. すぐに投入する修正コマンド
C. 期待状態
D. 実際状態
答えと解説
答え:A / C / D
Page026では、症状・期待状態・実際状態を分離し、その差分から原因候補を作る。
SLAACを期待しており、running-configには`ipv6 address autoconfig`があるが、動作上はリンクローカルアドレスしかない。次に優先して確認する情報はどれか。
B. `show ipv6 routers
C. IPv6設定をすべて削除する
D. 直ちにEUI-64計算だけを行う
答えと解説
答え:B
クライアント側のSLAAC設定が存在するなら、次はRA受信とPIOの内容を確認して処理のどこまでが正常かを切り分ける。
running-configに`ipv6 address autoconfig`が存在する。この事実だけから判断できないものはどれか。
B. 対象インターフェースにその設定行が存在すること
C. SLAACのグローバルアドレスが実際に生成済みであること
D. 実設定を確認したという事実
答えと解説
答え:C
ConfigurationとOperational Stateは別であり、設定行の存在だけでは実際のアドレス生成成功までは証明できない。
R1=`2001:db8:10:1::1/64`、R2=`2001:db8:10:2::2/64`で、設計上は同一LAN・同一/64である。最も直接的な不一致はどれか。
B. 両方ともGlobal Unicast形式であること
C. Prefix Lengthが同じこと
D. /64で比較したNetwork Prefixが異なること
答えと解説
答え:D
/64では先頭64bitがNetwork Prefixなので、`2001:db8:10:1::/64`と`2001:db8:10:2::/64`は別Prefixである。
`ipv6 address autoconfig`が設定され、インターフェースはup/up、リンクローカルアドレスだけが存在し、`show ipv6 routers`で期待するRAを確認できない。現時点で直接確認できる事実を3つ選択してください。
B. グローバルSLAACアドレスは確認できない
C. 期待するRAは確認できない
D. RA送信側設定ミスが根本原因と確定した
答えと解説
答え:A / B / C
観測できた事実までは確定できるが、RAが見えない理由そのものは追加確認なしに根本原因と断定しない。
SLAACを期待している。RAのPIOが`2001:db8:20::/60`、A=1で、通常の64bitインターフェース識別子を使う前提でアドレスが生成されない。最も直接的な不一致はどれか。
B. SLAAC用途のPrefix Length条件と`/60`が整合していないこと
C. `/60`はIPv6で常に無効であること
D. O=0であること
答えと解説
答え:B
このシナリオではA=1でも、/60と64bit IIDの組み合わせがSLAAC条件と整合しない。/60自体がIPv6で無効という意味ではない。
Page026のRA Flag診断として正しい説明を3つ選択してください。
B. MはDefault Routerの有効期間を表す
C. Oはアドレス以外の追加情報をDHCPv6から得る構成に関係する
D. AはPIO側でSLAACへの利用可否に関係する
答えと解説
答え:A / C / D
M/OはDHCPv6利用に関するRAヘッダー側の情報、AはPIO側の自律設定に関する情報として分離する。
期待値が「Address=SLAAC、DNS等=Stateless DHCPv6、Default Router=RA」である。SLAAC AddressとDefault Routerは存在し、PIOは/64・A=1だが、DNS情報がなくRAはM=0/O=0だった。最も直接的な原因候補はどれか。
B. Default RouterがDHCPv6から配布されていない
C. Stateless DHCPv6の追加情報を示すO flagが期待と不一致
D. SLAAC自体をStateful DHCPv6へ変更すべき
答えと解説
答え:C
アドレス生成側とDefault Router側は成立しているため、追加情報側のO flag不一致へ原因候補を絞る。
Stateful DHCPv6でアドレスは取得済みだが、Default Routerがない。次に優先して確認するものはどれか。
B. DHCPv6から配布されるDefault Gateway Option
C. EUI-64のFFFE挿入位置
D. SLAACのA flagだけ
答えと解説
答え:A
Page026ではDefault Routerの情報源をRAとして分離する。DHCPv6でアドレスを取得できていてもDefault Routerは別に確認する。
Cisco IOSクライアントで、SLAAC Addressは生成済み、RAも受信済み、Router Lifetimeも0以外である。しかし要件上必要なRA由来のDefault Routeが得られておらず、設定は`ipv6 address autoconfig`だけだった。最も直接的な設定差分はどれか。
B. DHCPv6を無効化していない
C. EUI-64を手動指定していない
D. 要件に対して`ipv6 address autoconfig default`になっていない
答えと解説
答え:D
SLAAC Address生成とRA受信は成立しているため、要件との差はCisco IOS側の`autoconfig default`に絞れる。
期待する割り当て方式がStateful DHCPv6なのに、設定が`ipv6 address autoconfig`で、実際にもSLAAC Addressが付いている。最も直接的なRoot Causeはどれか。
B. 期待する割り当て方式と設定・動作方式の不一致
C. 必ずRAが届いていない
D. Prefix表記の圧縮方法が誤っている
答えと解説
答え:B
Addressの有無ではなく、期待したAssignment Methodと実際の設定・動作方式が一致しているかを確認する。
Modified EUI-64を使う設計でMAC=`00:1A:2B:3C:4D:5E`から期待するInterface IDを確認したい。正しい値はどれか。
B. `021a:2bfe:ff3c:4d5e`
C. `021a:2bff:fe3c:4d5e`
D. `001a:2bfe:ff3c:4d5e`
答えと解説
答え:C
MACを24bitずつに分けてFF:FEを挿入し、先頭OctetのU/L bitを反転するため`021a:2bff:fe3c:4d5e`となる。
MAC=`00:1A:2B:3C:4D:5E`に対し、実際のIIDが`001a:2bff:fe3c:4d5e`だった。FFFEと後半24bitは一致している。最も狭く特定できる不一致はどれか。
B. Prefix Length
C. Router Lifetime
D. DHCPv6追加情報
答えと解説
答え:A
期待先頭は00 XOR 02 = 02であり、他のEUI-64要素が一致しているならU/L bit反転へ絞れる。
SLAAC Addressが存在し、期待RAを受信し、PIOが`/64`かつA=1である。原因候補から外しやすいものを3つ選択してください。
B. SLAAC用Prefix Length不一致
C. A flag不一致
D. Stateless DHCPv6の追加情報取得不良
答えと解説
答え:A / B / C
正常なEvidenceは仮説除外に使う。ここではRA・/64・A=1・SLAAC Addressが確認済みなので、それらに対応する仮説は弱くなる。
SLAAC Addressが生成されない原因を、広告Prefix=`/60`と特定した。最小修正の考え方として最も適切なのはどれか。
B. `autoconfig default`へ変えるだけにする
C. 正常なLink-Local Addressを削除する
D. Root Causeに対応するSLAAC用Prefix条件を修正する
答えと解説
答え:D
修正は根本原因へ直接対応させる。無関係な正常設定までまとめて変更しない。
根本原因に対する修正を実施した後、Page026の手順として確認すべき内容を3つ選択してください。
B. 修正コマンドが受理された時点で終了する
C. 最初の症状が解消したか確認する
D. 関連範囲で、もともと正常だった状態が維持されているか確認する
答えと解説
答え:A / C / D
修正後は同じEvidenceを再取得し、実際値が期待値へ一致したかと元症状の解消を確認する。関連する正常状態の維持も確認する。