CCNA-063 · 理解確認
理解確認:LLDP
単一選択 9 · 複数選択 6 · 15問
SW1―SW2―SW3と直列接続され、SW1からSW3へのIP通信は成功している。SW1のLLDP情報から直接確認できる範囲として最も適切なものはどれか。
B. SW2を越えたSW3までの物理接続全体
C. SW1からIP到達可能な全機器
D. SW3までのLayer 3経路が正常であること
答えと解説
答え:A
LLDPの基本範囲は直接接続Neighborである。IP到達性はLayer 3経路を含み得るため、2ホップ先のSW3をSW1の直接Neighborとは扱わない。
Ciscoスイッチと他ベンダーのスイッチが直接接続されている。LLDPを利用できる条件として最も適切なものはどれか。
B. 双方がLLDPを実装し、必要な送受信条件を満たしている
C. Cisco側だけでLLDPが有効なら必ず双方向に学習できる
D. IP Routingが有効ならLLDP設定に関係なく利用できる
答えと解説
答え:B
LLDPはベンダー非依存の標準ベースのNeighbor Discoveryであり、異なるベンダー間でも利用できる。ただし各機器でLLDPが実装され、必要な方向の送受信条件を満たす必要がある。
SW1で `show lldp neighbors` を実行し、`Device ID SW2 / Local Intf Gi1/0/24 / Port ID Gi1/0/1` と表示された。接続関係の読み方として正しいものはどれか。
B. SW1 Gi1/0/24 ― SW2の管理IP
C. SW1 Gi1/0/24 ― SW2 Gi1/0/1
D. SW1の管理Interface ― SW2 Gi1/0/24
答えと解説
答え:C
Local Intfはコマンドを実行したSW1側、Port IDは隣接機器SW2側が広告したPort Identifierとして読む。
`show lldp neighbors detail` に `Chassis id: 0011.2233.4455` と `System Name: SW-ACCESS-02` が表示された。この2項目の解釈として正しいものはどれか。
B. 両方とも隣接機器側Port IDを示す
C. 文字列が異なるためLLDP異常である
D. Chassis IDは筐体識別、System Nameは隣接機器のシステム名として別々に扱う
答えと解説
答え:D
Chassis IDとSystem Nameはどちらも隣接機器の識別に役立つが、同じ意味のFieldではない。形式や値が同一である必要もない。
LLDP詳細表示で `Port id: 48`、`Port Description: GigabitEthernet1/0/48` と表示された。最も適切な判断はどれか。
B. 数値48を必ずGi1/0/48へ機械的に変換する
C. 48はVLAN IDだと判断する
D. Port IDは自機器側ポートなのでLocal Intfを無視する
答えと解説
答え:A
Port IDは必ずInterface Name形式とは限らない。数値やMAC形式の場合はPort ID SubtypeやPort Descriptionを組み合わせてRemote側Identifierを解釈する。
LLDP詳細表示に `System Capabilities: B,R`、`Enabled Capabilities: B`、`Management Addresses: IP: 10.10.10.2` がある。本文のEvidence原則に沿う判断はどれか。
B. Capabilityは機器機能、Management Addressは管理情報として別々に読む
C. Enabled CapabilitiesがBならEnd-to-End通信も正常である
D. System Capabilitiesが分かればSystem Nameも同一と判断できる
答えと解説
答え:B
Capabilityは隣接機器の機能、Management Addressは管理情報を示す。1つのFieldから別のFieldやEnd-to-End到達性まで断定しない。
複数の物理リンクがupなのに、どのポートでもLLDP Neighborが一切表示されない。早い段階で確認する対象として最も適切なものはどれか。
B. 各相手機器のManagement Addressだけ
C. `show lldp` による装置全体のLLDP状態
D. Holdtimeが同じ秒数かどうか
答えと解説
答え:C
複数ポートで一斉にNeighborが見えない場合は、個別相手の問題を決めつける前に `show lldp` でGlobal LLDP Stateを確認する。
自機器AではLLDP受信が有効、相手機器BではLLDP送信が無効であり、AからBが見えない。この状態の説明として正しいものはどれか。
B. B受信が有効ならAはBを学習できる
C. LLDPは送受信を分離できないため設定と無関係である
D. AがBを学習するにはA受信とB送信が必要なので、B送信停止が成立を妨げる
答えと解説
答え:D
AがBを学習する方向では、A側receiveとB側transmitが必要である。送信と受信を逆に考えない。
Gi1/0/7が現在 `down/down` だが、`show lldp neighbors` にはGi1/0/7のNeighbor Entryが残っている。最も適切な解釈はどれか。
B. Neighbor Entryがあるので物理リンクは必ずupである
C. LLDPではLink down後にEntryが残ることはない
D. Management Addressが一致すれば現在の物理状態確認は不要である
答えと解説
答え:A
LLDP Neighbor情報は保持時間中に残ることがある。現在性が必要ならLocal Intfと現在の物理Interface状態を対応付けて確認する。
LLDPの確認コマンドと目的の組み合わせとして正しいものを2つ選べ。(2つ選択してください)
B. `show ip route` → LLDP全体の有効状態を確認する
C. `show lldp neighbors detail` → System Name、Chassis ID、Port Description、Management Addressなど詳細を確認する
D. `show vlan brief` → LLDPの送受信状態を確認する
E. Port IDは表示形式に関係なく追加情報なしで必ず物理Interface名へ変換できる
答えと解説
答え:A / C
Neighbor要約は `show lldp neighbors`、より詳細な識別・管理情報は `show lldp neighbors detail` を使う。LLDP以外のshowコマンドへ役割を拡張しない。
A側 `lldp receive` は有効、B側 `lldp transmit` も有効だが、A側 `lldp transmit` は無効である。B側receiveは有効とする。この状態について正しいものを3つ選べ。(3つ選択してください)
B. BはAを必ずNeighborとして学習できる
C. BはAから新しい広告を受信できない
D. 片方向だけNeighborとして見える状態は起こらない
E. LLDPでは方向ごとに見え方が異なる状態があり得る
答えと解説
答え:A / C / E
AがBを学習するにはA受信+B送信が必要なので成立する。一方、BがAを学習するにはB受信+A送信が必要であり、A送信停止のため新しい広告を受信できない。
Gi1/0/1とGi1/0/2ではLLDP Neighborが見えるが、Gi1/0/10だけ見えない。原因を切り分けるために本文に沿って優先する確認を3つ選べ。(3つ選択してください)
B. `show lldp interface GigabitEthernet1/0/10` で受信状態を確認する
C. 装置全体でLLDPを停止してから再設定する
D. Neighbor不在だけで資料誤りを確定する
E. 相手機器側ポートのLLDP送信状態を確認する
答えと解説
答え:A / B / E
他ポートでNeighborが見えるならGlobal完全停止だけに固定せず、対象Portの物理状態・自機器側receive・相手機器側transmitへ絞って確認する。
LLDP詳細表示でSystem Nameは想定どおりだが、Management Addressは資料と異なっている。Evidenceの扱いとして正しいものを2つ選べ。(2つ選択してください)
B. System Nameは隣接機器名の一致Evidenceとして扱う
C. Management Addressの不一致から物理リンクdownまで断定する
D. Management Addressは管理情報として別項目で評価する
E. System Nameの一致からPort IDも一致とみなす
答えと解説
答え:B / D
各Fieldは責任範囲を分ける。System Nameの一致は機器名のEvidence、Management Addressは管理情報のEvidenceであり、一方から他項目まで推測しない。
LLDP-MEDについて本文の範囲に沿う説明を3つ選べ。(3つ選択してください)
B. 音声・メディア端末に関連する追加情報を扱えるLLDPの拡張である
C. LLDP-MED情報が残っていても、現在の物理Link状態は別に確認する
D. ルータ越しのLayer 3経路全体を直接発見する仕組みである
E. LLDP-MEDの存在だけからVoice VLAN設定全体やEnd-to-End到達性まで断定しない
答えと解説
答え:B / C / E
LLDP-MEDはLLDPの拡張として扱う。Holdtimeによる残存可能性もあるため現在のLink状態は別Evidenceで確認し、Voice VLAN全体やLayer 3経路へ判断を拡張しない。
SW1のLLDP詳細表示に `Local Intf: Gi1/0/24`、`System Name: SW2`、`Port id: 48`、`Port Description: GigabitEthernet1/0/48`、`Management Addresses: IP: 10.0.0.2`、`Time remaining: 108 seconds` がある。正しく読めるものを3つ選べ。(3つ選択してください)
B. System NameのSW2はSW1自身の名前である
C. Time remainingが正なら現在の物理Link upまで確定する
D. Port id 48はRemote側Identifierとして、必要ならSubtypeやPort Descriptionと組み合わせて解釈する
E. 10.0.0.2は隣接機器が広告した管理情報として扱う
答えと解説
答え:A / D / E
Local Intfは自機器側、Port IDはRemote側Identifier、Management Addressは管理情報である。Holdtime中は古いEntryが残り得るため、Time remainingだけで現在のLink upを断定しない。