CCNA-067 · 理解確認
理解確認:Ping
単一選択 9 · 複数選択 6 · 15問
Cisco IOSで `ping 192.0.2.10` を実行し、Echo Replyを受信できた。Page067の本文から直接判断できる内容はどれか。
B. 192.0.2.10上のすべてのアプリケーションが正常である
C. 経路上の全装置に障害がない
D. DNS名前解決も正常である
答えと解説
答え:A
Ping成功が直接示すのは、実行した装置・宛先・実行時点という条件でICMP Echo Request / Replyの往復が成立したことまでである。
Ping結果が `.U.!!` だった。各試行を観測結果として読んだ説明はどれか。
B. 2回成功、2回Timeout、1回Destination Unreachable
C. 2回成功、3回Timeout
D. 5回とも異なる経路を通過した
答えと解説
答え:B
各文字は1回の試行を表す。. はTimeout、UはDestination Unreachable受信、!はEcho Reply受信なので、2成功・2Timeout・1Unreachableと読む。
Cisco IOSのPing結果で `.` が表示された。そこから直接確認できる事実として最も適切なのはどれか。
B. 経路情報が存在しない
C. その試行でTimeoutまで期待する応答を受信できなかった
D. ICMP Destination Unreachableを受信した
答えと解説
答え:C
`.` はTimeoutという観測結果であり、宛先停止・経路なし・Filteringなど特定の原因を単独では示さない。
Cisco IOSのPing結果で `U` が表示された。`.` との違いを最も正確に説明しているものはどれか。
B. Uは必ず宛先ホスト停止、.は必ず経路なしを示す
C. Uと.はどちらも同じ無応答を示す
D. UはDestination Unreachableを受信し、.は期待する応答を得られずTimeoutしたことを示す
答えと解説
答え:D
Uでは何らかの装置からDestination Unreachableを受信している。. は期待応答を得られないままTimeoutした結果であり、観測事実が異なる。
宛先IPへのPingが `!!!!!` だった。この結果から直接言えること/言えないことの組み合わせとして正しいものを2つ選べ。(2つ選択してください)
B. WebやSSHなどのアプリケーションも正常と確定できる
C. その後も恒久的に到達可能と保証される
D. その実行条件ではICMPの往復到達性が確認できた
E. 経路上の全装置が常に正常と証明できる
答えと解説
答え:A / D
!!!!! は5試行すべてのEcho Reply受信を示し、その実行条件でICMP往復が成立した証拠になる。アプリケーション正常性や将来の状態までは証明しない。
利用者から「Web画面が開かない」と申告があり、対象IPへのPingは成功した。次の判断として最も適切なのはどれか。
B. Pingが成功したため障害なしとして終了する
C. Web障害は必ずDNSが原因と判断する
D. Ping成功からTCPの全Portが正常と判断する
答えと解説
答え:A
Ping成功はICMP到達性の証拠であり、Webなどアプリケーションの正常性とは別である。障害症状に応じた追加確認へ進む。
リモートIPへのPingが `.....` だった。Page067の考え方として正しいものを2つ選べ。(2つ選択してください)
B. Timeoutは観測結果として保持し、原因候補は追加Evidenceで絞る
C. 往路と復路の両方を原因候補から除外する
D. 経路が存在すればFilteringや宛先状態は確認不要である
E. ローカル状態・近隣解決・経路・Filtering・復路など複数候補を残す
答えと解説
答え:B / E
全Timeoutでも原因は一意ではない。Timeoutという事実を保持し、ローカル状態やARP、Route、Filtering、復路、宛先状態などを追加確認する。
自分自身のインターフェースIPへのPingが成功した。この結果の証拠範囲として最も適切なのはどれか。
B. ローカルIP設定やスタックに関する確認情報にはなるが、対向装置までの到達性は証明しない
C. 物理回線を必ず往復したことを証明する
D. すべてのL2/L3経路が正常であることを証明する
答えと解説
答え:B
自インターフェースへのPingはローカル側の確認情報であり、物理回線や対向、Gateway、Remoteまでの到達性を証明しない。
段階的なPingで「自インターフェース=成功、デフォルトゲートウェイ=成功、リモートIP=失敗」だった。直接言えることはどれか。
B. ゲートウェイ以降の全Routerが停止している
C. 少なくともゲートウェイまでのICMP往復は成立し、リモートIPへの往復は成立していない
D. ローカルインターフェースがdownである
答えと解説
答え:C
段階的Pingは到達できた範囲を切り分ける。Gateway成功・Remote失敗から原因を一意に決めず、その先の経路・復路・Filtering・宛先状態などを確認する。
リモートIPへのPing失敗を段階的に切り分けるとき、Page067本文に沿った確認対象を3つ選べ。(3つ選択してください)
B. 最終宛先だけを何度もPingし続ける
C. デフォルトゲートウェイへのPing
D. Ping失敗だけで宛先停止を確定する
E. リモートIPへのPing
答えと解説
答え:A / C / E
自インターフェース→デフォルトゲートウェイ→リモートIPの順に比較すると、どこまでICMP到達性が成立しているかを段階的に絞れる。
Ping結果が `!!..!` で、Success rate が60 percent (3/5)だった。最も適切な扱いはどれか。
B. 60%なので必ず物理障害と判断する
C. 失敗2回を無視し、成功した3回だけを評価する
D. 3回成功・2回Timeoutという一部Lossとして記録し、再現性や時間変化を確認する
答えと解説
答え:D
複数試行では成功数と失敗数を分けて読み、一部Lossを傾向として扱う。Loss率だけから原因を決めず、再現性や他Evidenceと相関する。
Pingで一部Lossがあり、RTTも平常時より高い。Page067の本文に沿った評価方法を2つ選べ。(2つ選択してください)
B. 複数回の結果や平常時・時間帯との比較で傾向を見る
C. `show interfaces`のエラーカウンタなど他Evidenceと相関する
D. Lossが1回でもあれば常時通信不能と判断する
E. min/avg/maxをそのまま根本原因名として扱う
答えと解説
答え:B / C
LossとRTTは測定結果・傾向であり、複数回・基準値・時間帯・Interface Counterなどと相関して原因仮説を検証する。
デフォルトゲートウェイへのPingが失敗し、`show ip interface brief`で送信に必要なローカルインターフェースがdownと分かった。次の判断として最も適切なのはどれか。
B. Ping失敗だけでリモート宛先の故障を確定する
C. Gatewayまでの往復は成立していると判断する
D. 現在のInterface状態はPing結果と相関させない
答えと解説
答え:A
Ping結果とshow出力を相関し、ローカルInterfaceがdownという現在状態を原因仮説の根拠にする。ただし必要に応じて詳細状態や原因を追加確認する。
Ping失敗後、追加Evidenceとして使うコマンドと確認対象の対応で正しいものを2つ選べ。(2つ選択してください)
B. `show arp` — リモートWebサービスの正常性を確認する
C. `show logging` — すべての到達性を単独で証明する
D. `show interfaces` — DNS名前解決の成功を確認する
E. `show arp` — 同一リンク上の近隣解決状態を確認する
答えと解説
答え:A / E
`show ip route`は経路、`show arp`は近隣解決のEvidenceである。各コマンドの責任範囲を超えてアプリケーションやEnd-to-End正常性まで断定しない。
「GatewayへのPingは成功、RemoteへのPingはTimeout、`show ip route <Remote>`では期待する経路を確認できない」という状況について、適切な判断を2つ選べ。(2つ選択してください)
B. TimeoutなのでRemote host停止が確定する
C. GatewayまでのICMP往復成立とRemoteへの不成立を別のEvidenceとして保持する
D. Ping結果とRoute情報を相関し、経路に関する原因仮説を検証する
E. 期待経路がないため往路・復路・他条件の確認は一切不要になる
答えと解説
答え:C / D
Gateway成功が証明する範囲とRemote失敗の範囲を分ける。さらに実際のRoute Evidenceを相関して経路仮説を強めるが、それだけで全原因を断定しない。