CCNA-070 · 理解確認
理解確認:Packet Capture Interpretation
単一選択 9 · 複数選択 6 · 15問
パケットキャプチャ結果を比較するとき、最初に固定・記録すべき条件を2つ選べ。(2つ選択してください)
B. 対象通信の根本原因
C. 観測方向
D. 宛先アプリケーションの正常性
答えと解説
答え:A / C
本文では、パケットの中身を読む前に「どこで観測したか」と「どの方向を観測したか」を確認する。これらが不明な結果をネットワーク全体へ広げない。
同じ装置で、あるEcho RequestをGi1/0/1 ingressでは観測したが、対応するegressでは観測できなかった。最も適切な次の判断はどれか。
B. 復路断と確定する
C. ingressとegressの間を追加確認候補にする
D. ネットワーク全体にEcho Requestが存在しないと判断する
答えと解説
答え:C
同じ要求をingressでは観測しegressでは観測していないため、その間の処理を追加確認候補にできる。ただし原因自体はまだ確定しない。
同じIP通信をルータ越えの2地点で取得し、EthernetのSource / Destination MACが異なっていた。最も適切な解釈はどれか。
B. IP送信元と宛先も必ず変更されたと判断する
C. 片方のキャプチャが誤っていると判断する
D. 最初の地点のMACアドレスを全リンクへ当てはめる
答えと解説
答え:A
本文では、L2のSource / Destination MACはリンクごとに変わり得るため、観測地点ごとのEthernetヘッダとして比較する。
トランク側でVLAN 20タグ付きフレームを観測し、別のアクセスポート側では同じ通信にVLANタグが見えなかった。最も適切な判断はどれか。
B. 観測地点ごとのフレーム状態としてタグ有無を解釈する
C. 宛先IPアドレスが変化したと判断する
D. タグがない地点では同じ通信ではないと確定する
答えと解説
答え:B
802.1Qタグの有無は観測地点によって変わり得る。キャプチャで直接言えるのは、その地点で観測したフレームのタグ状態までである。
Ethernetフレームの上位プロトコルを分類するときの読み方として正しいものを2つ選べ。(2つ選択してください)
B. EtherTypeを上位プロトコル識別に使う
C. 観測方向だけでARP / IPv4 / IPv6を分類する
D. EtherType 0x0806をARPとして内容確認する
答えと解説
答え:B / D
本文ではEtherTypeを上位プロトコル識別に使い、0x0806はARPを示す代表例として扱っている。
ある観測地点でARP Requestは見えたが、対応するARP Replyを確認できなかった。直接言えることはどれか。
B. 要求が宛先へ到達したと確定した
C. 復路の途中損失が確定した
D. この観測条件では対応するARP Replyを観測していない
答えと解説
答え:D
ARP Replyの非観測だけでは原因を区別できない。直接言えるのは、その観測条件ではReplyを確認できなかったことまでである。
地点AではARP Requestあり / Replyなし、地点Bでは同じARP RequestとReplyの両方を観測した。適切な判断を2つ選べ。(2つ選択してください)
B. 地点A側の対象ホスト停止が確定した
C. 地点AでReplyが見えないためARP Replyは生成されていないと確定する
D. Replyが地点Bから地点Aへ戻る範囲を追加確認候補にできる
答えと解説
答え:A / D
地点BでReplyが存在したことは直接確認できる。一方、地点Aでの非観測だけでは原因確定できず、両地点間を追加確認候補にできる。
IPv4キャプチャのSource IPが設計上想定していた値と異なっていた。最初の扱いとして最も適切なのはどれか。
B. VLANタグ異常と確定する
C. 観測したIPv4パケットのL3送信元が想定と異なるという事実として記録する
D. 宛先ホスト停止と確定する
答えと解説
答え:C
まずIPv4ヘッダから直接分かるL3送信元・宛先を観測事実として扱い、原因は別Evidenceで確認する。
同一通信として相関できる2地点で、IPv4 TTLまたはIPv6 Hop Limitを比較するときの判断として正しいものを2つ選べ。(2つ選択してください)
B. 各地点で観測した残存値として読む
C. 2地点で値が減少していれば、経路を進む中で値が減ったことを確認する材料になる
D. 初期値が不明でも単一地点の値から通過装置数を必ず確定できる
答えと解説
答え:B / C
TTL / Hop Limitは観測地点での残存値として読み、同一通信の複数地点比較では減少を確認する材料になる。ただし単一値だけで全経路を一意に復元しない。
同じ観測地点でICMP Echo Requestと対応するEcho Replyの両方を確認した。直接証明できることはどれか。
B. 往路と復路が完全に同じ経路だった
C. 全経路上の設定が正常だった
D. 上位アプリケーションも正常だった
答えと解説
答え:A
キャプチャから直接言えるのは、その観測地点と条件でRequest / Replyの両方を観測したことまでである。
送信側egressではEcho Requestを観測したが、受信側ingressでは同じRequestを観測できなかった。適切な判断を2つ選べ。(2つ選択してください)
B. 受信側での非観測だけでは根本原因は確定しない
C. 受信側アプリケーション障害が確定した
D. Echo Replyの復路が正常と証明できる
答えと解説
答え:A / B
複数地点を相関すると、Requestを観測できる地点とできない地点の間へ範囲を絞れる。ただし非観測だけで根本原因は確定しない。
受信側ではEcho RequestとEcho Replyの両方を観測し、送信側ではRequestは見えるがReplyは見えなかった。最も適切な次の確認範囲はどれか。
B. 受信側でReplyを観測した地点から送信側でReplyを観測できない地点までの復路を追加確認する
C. 受信側でReplyを観測したため全経路正常と判断する
D. 送信側でReplyが見えないため受信側がReplyを生成していないと判断する
答えと解説
答え:B
受信側ではReply生成後の通信を観測できているため、Replyを観測できる地点とできない地点の間を復路の追加確認候補にできる。
ある1地点のキャプチャで対象パケットを観測できなかった。最も適切な扱いはどれか。
B. 宛先まで一度も送信されなかったと確定する
C. 原因をその観測インターフェースに限定する
D. 観測地点・方向・対象通信・時刻・フィルタ条件に依存する非観測として扱う
答えと解説
答え:D
本文では、非観測は観測条件に依存するため、1地点で見えないことをネットワーク全体の不存在へ広げない。
R1 Gi1/0/1 ingressで、VLAN 20タグ、EtherType 0x0800、Source 192.0.2.10、Destination 198.51.100.20、TTL 63、ICMP Echo Requestを観測した。直接言えることを2つ選べ。(2つ選択してください)
B. 復路が正常と証明できる
C. その観測地点でVLAN 20タグを持つフレームを観測した
D. その観測地点で192.0.2.10から198.51.100.20宛てのIPv4 Echo RequestをTTL 63として観測した
答えと解説
答え:C / D
キャプチャから直接証明できるのは、その観測地点・方向で見えたL2/L3ヘッダとRequestの存在までであり、宛先到達や復路正常までは証明しない。
パケットキャプチャを使った切り分けで、1地点の結果だけでは原因を絞れない。本文の基本に沿った次の進め方はどれか。
B. 同じ1地点の結果だけから根本原因を確定する
C. 観測方向を記録せず別プロトコルへ切り替える
D. 1地点で見えないパケットは以後確認しない
答えと解説
答え:A
本文の基本は、観測地点と方向を固定し、必要なら別地点で同じ通信を取得して相関し、追加確認範囲を絞ることである。