Q1 — 単一選択既存AWS環境のコスト最適化を実施し、変更前と変更後を比較しようとしています。変更前のコストベースラインは「本番 + 開発アカウント、1か月分」で作成されていました。変更後の値は「本番アカウントのみ、1か月分」です。変更後の総コストはコストベースラインより20%低くなっています。最も適切な評価はどれですか。
A. 20%低下しているため、最適化による20%削減が確定した
B. 対象範囲が異なるため、そのまま削減率とは判断せず、同じ範囲・条件で比較し直す
C. 開発アカウントは本番ではないため、どのコストベースラインからも常に除外する
D. 合計コストだけを比較する場合、対象アカウントの違いは結果へ影響しない
答えと解説
答え:B
変更前と変更後で対象範囲が異なるため、その差には最適化以外の影響が含まれます。同じ対象範囲・期間・分析条件で比較します。
Q2 — 単一選択ある環境のAWS総コストは、先月も今月も100万円で変化していません。しかし詳細を見ると、Amazon EC2は50万円から35万円、ネットワーク関連は10万円から25万円、その他は40万円のままです。また、ネットワーク関連の転送量も大きく増加しています。コストベースラインの評価として最も適切なものはどれですか。
A. 総コストが100万円で同じため、コスト状態に変化はないと記録する
B. EC2だけが減少しているため、ネットワーク関連の変化はコストベースラインへ含めない
C. 総コストだけでなくサービス別コスト・使用量・推移を記録し、ネットワーク関連を主要な調査対象として残す
D. ネットワーク関連のコストが増えたため、コストベースライン作成を中止して直ちにネットワーク構成を変更する
答えと解説
答え:C
総額が同じでも、内部のコスト構成は変化しています。サービス別コストと対応する使用量・推移を残し、後続分析で確認すべき要因を明確にします。
Q3 — 単一選択先月のAWSコストは1日から30日までで90万円でした。今月は10日時点で40万円です。担当者は90万円から40万円なのでコストが大幅に改善したと報告しようとしています。最も適切な対応はどれですか。
A. 今月は40万円なので、先月から50万円削減できたと確定する
B. 今月の残り20日間のコストは0として比較する
C. 同じ期間・業務サイクルに揃えて比較する
D. 日数が違っても月名が異なるため、そのまま月次比較として扱う
答えと解説
答え:C
途中月と完了した1か月では比較期間が一致しません。同じ長さ、または同じ業務サイクルを含む期間に揃えて比較します。
Q4 — 単一選択あるワークロードでは通常、月額コストが約100万円で推移しています。直近の1か月だけ140万円となっていましたが、40万円分はその月だけ実施した大規模データ移行による一時的なコストでした。今後の既存環境を評価するコストベースラインとして最も適切なものはどれですか。
A. 140万円すべてを通常運用のコストベースラインとして固定し、一時的なデータ移行は記録しない
B. 40万円分を請求データから削除し、そのコストが存在しなかったことにする
C. 通常運用のコスト推移と一時的な40万円を区別して記録し、例外として理由を残す
D. 100万円と140万円の平均だけを計算し、コスト増加の理由は確認しない
答えと解説
答え:C
一時的な料金も実際に発生したコストです。ただし通常運用の継続的なコストと同一視せず、通常の推移と例外を分けて記録します。