CCNA-005 · 理解確認
理解確認:Distance / Signal Level
単一選択 10 / 複数選択 2 · 12問
一般的なツイストペアEthernetで、使用規格の対応距離が100 m、実測距離が135 mでリンクフラップも発生している。最も適切な判断はどれか。
B. 距離超過を有力な原因候補として調査する
C. リンクアップする瞬間があるため距離問題ではない
D. 100 mを超えれば必ず完全にリンクダウンする
答えと解説
答え:B
実距離が仕様上の対応距離を超え、症状とも整合しているため距離超過は有力な原因候補になる。ただし、このEvidenceだけで根本原因までは確定しない。
光ファイバLinkの対応距離を判断するとき、最も適切な方法はどれか。
B. 光ファイバなら距離上限はないと考える
C. SFPなら同じ到達距離だと考える
D. トランシーバー仕様・光ファイバ種別・実距離を照合する
答えと解説
答え:D
光ファイバのReachは、トランシーバー、Fiber種別、必要に応じて波長などの仕様に依存する。物理的に接続できることだけでは判断できない。
両端ともLCコネクタで物理的に接続できた光リンクについて、このページの範囲で追加確認すべき内容を2つ選択してください。
B. コネクタが刺さった時点で光仕様も互換だと判断する
C. 対応距離と実際のFiber距離
D. LCなら受信パワーもしきい値内と判断する
答えと解説
答え:A / C
コネクタ形状が一致しても、トランシーバー、Fiber種別、波長、Reachなどの光仕様が互換とは限らない。
対応距離10 km、実距離2 kmの光リンクでRx PowerがLow Alarmだった。最も適切な判断はどれか。
B. 2 kmなので光信号は必ず正常である
C. Low Alarmなら距離超過と確定する
D. 距離が仕様内ならDOM情報は無視してよい
答えと解説
答え:A
距離が仕様内でも、コネクタ汚れ、曲げ、融着接続などで減衰が増えることがある。Reachと実際のSignal Levelは別々に確認する。
DOMのOptical Tx PowerとOptical Rx Powerについて正しい説明を2つ選択してください。
B. Rx Powerはローカル装置が送信している光パワーを表す
C. ローカルTxとローカルRxは常に同じ方向の信号を表す
D. Rx Powerはローカル装置が対向側から受信している光パワーを表す
答えと解説
答え:A / D
Txはその装置から出ていく光、Rxは対向側からその装置へ届く光を表す。2芯構成ではローカルTxとローカルRxは反対方向の信号である。
DOMでOptical Rx Powerが`-18.5 dBm`と表示されたが、High/Lowしきい値は提示されていない。最も適切な判断はどれか。
B. -18.5 dBmは必ず異常である
C. その数値だけでは正常・異常を確定できず、そのトランシーバーのしきい値が必要である
D. 負の値なので受信信号は存在しない
答えと解説
答え:C
dBmの絶対値だけでは正常・異常は決められない。使用トランシーバー固有のWarning / Alarmしきい値へ照合する必要がある。
DOMで`Current -21.5 dBm / Low Warn -18.0 dBm / Low Alarm -20.0 dBm`と表示された。最も直接的に判断できることはどれか。
B. 距離超過が根本原因だと確定した
C. 送信側トランシーバー故障が確定した
D. リンク全体が正常である
答えと解説
答え:A
-21.5 dBmはLow Alarm -20.0 dBmよりさらに低い。ここから直接言えるのは受信パワーがLow Alarm領域にあることであり、根本原因は追加調査が必要である。
対応環境で特定InterfaceのOptical Tx/Rx PowerとHigh/Lowしきい値を確認したい。本文で示されたコマンドはどれか。
B. show interfaces GigabitEthernet1/1/1 transceiver detail
C. show mac address-table
D. show ip route
答えと解説
答え:B
本文では対応するCisco環境で`show interfaces GigabitEthernet1/1/1 transceiver detail`を使い、DOMのTx/Rx Powerとしきい値を確認している。DOM非対応なら表示できない場合がある。
機器AでLocal Txが`-2 dBm`、Local Rxが`-18 dBm`だった。この差をそのままA-B間の光損失として扱ってはいけない理由はどれか。
B. Txは距離、Rxは速度を表すため
C. Local TxとLocal Rxは通常、互いに反対方向の信号を表すため
D. Rxは常にTxより16 dB低くなるため
答えと解説
答え:C
AのTxはA→B、AのRxはB→Aを見ている。同じ方向の損失を考えるなら、送信側Txと対向側Rxを対応させる。
機器AのTxはしきい値内だが、機器BのRxはLow Alarmだった。A→B方向について次に重点確認するものはどれか。
B. BのRxが低いのでAのTx異常と確定する
C. DOM値は使わず距離だけを見る
D. A→B方向のFiber、コネクタ、曲げ、融着接続などの経路損失
答えと解説
答え:D
送信側AのTxが正常で、対向側BのRxが低いなら、A→B方向の伝送経路での損失が重要な候補になる。ただし原因確定には追加確認が必要である。
対応距離10 kmの光トランシーバーを12 kmで使用しているが、現在のRx Powerはしきい値内だった。最も適切な判断はどれか。
B. 現在の信号値が正常でも、12 kmという仕様範囲外の状態は残る
C. 距離超過なら必ずLow Alarmになる
D. リンクアップしているため仕様準拠である
答えと解説
答え:B
現在動作していることと仕様準拠は別である。Rx Powerが現在しきい値内でも、実距離が対応距離を超えている事実は変わらない。
Distance / Signal Levelの問題を診断するときの進め方として最も適切なものはどれか。
B. Fiberなら距離確認を省略し、DOMだけを見る
C. CopperでもFiberでもリンクアップしていれば距離条件を満たすと判断する
D. 媒体・トランシーバー仕様と実距離を照合し、Fiberでは利用可能ならTx/Rxを各しきい値と方向ごとに確認して原因候補との整合を判断する
答えと解説
答え:D
Page005の中心は、実際の構成と仕様を照合し、Fiberでは距離とSignal Levelを別々に評価してから相関させることにある。単一Evidenceだけで根本原因を断定しない。